Switch版「Apex Legends」がいよいよ配信！開発チームのQ＆Aや多彩なアート作品、新CMも公開された記念配信番組をレポート

Electronic Artsは、Nintendo Switch版「Apex Legends」の配信を記念して、本日3月10日に「Apex Legends Nintendo Switch版公開記念番組」を実施した。

「Apex Legends」は、2019年2月5日に配信が開始された基本プレイ無料のバトルロイヤルゲームだ。プレイヤーは敵の直近の活動をマップ上で確認できる追跡担当のブラッドハウンドや、仲間を守ったり重体者を救ったりできる衛生兵のライフラインなど、固有のアビリティとプレイスタイルを持つ様々なレジェンドから1人を選択し、最後まで生き残ることを目指して競い合っていく。

本番組では、eスポーツキャスターの平岩康佑さんをMC、YouTuberの渋谷ハルさんを解説に迎え、いよいよ本日3月10日より配信となったNintendo Switch版「Apex Legends」のゲーム紹介や、開発担当者からのメッセージ紹介、新CMのお披露目などが行われた。

まずは、シーズン8の開幕を記念して、レイス役の小島幸子さん、オクタン役の菊地達弘さんからのボイスメッセージが公開された。

各LEGENDS声優からのボイスメッセージ

CV：小島幸子（レイス）

皆さんシーズン8開幕おめでとうございます！楽しんでますか？　「Apex Legends」でレイス役の小島幸子です。私が演じているレイスは背が小さくて弾が当たりにくく、皆さんにとっても人気なキャラクターだと聞いています。嬉しいです。クールでカッコいいお姉さんキャラなのですがゲームでとっても人気があると聞いているので是非ユーザーの皆さんにはレイスを選んでチャンピオンになって欲しいと思います。頑張ってください。

シーズン8に向けたメッセージ

「皆んな新しいシーズンが開幕したわ。付いてきて。一緒に駆け抜けましょう。」
これからも「Apex Legends」を楽しんでください！それではアリーナでお会いしましょう。

CV：菊地達弘（オクタン）

まずはこの番組の視聴者に一言言わせてくれ。調子はどうだ！　「Apex Legend」でオクタン役の菊地達弘です。オクタンは僕にとって悪友みたいな感じですかね。いっしょにいたずらして楽しもうぜみたいな（笑）なので皆さんも是非新しいいたずらもとい戦術を考えて一緒に遊びましょう！今シーズンもよろしくお願いします。

シーズン8に向けたメッセージ

「よう！皆んな新しいシーズンもこの俺に注目して楽しんでくれよな。プラス・ウルトラ！」
今シーズンも「Apex Legends」を一緒に駆け抜けましょう！それではアリーナでお会いしましょう。

番組ではNintendo Switch版の操作方法も解説。基本的には、従来のコンソール版やパッドでの操作と同じ感覚で遊ぶことができるのだが、Switch版ならではの要素としてジャイロ操作にも対応している。これまでとは異なる操作感だけに、どのような遊びごたえになるかは注目のポイントだ。

もちろん携帯機としてプレイすることも可能だ。場所を選ばず遊べるという点も魅力と言えるだろう。

続いて「Apex Legends」開発担当者のQ＆Aコーナーが実施。キャラクターの製作プロセスや「Apex Legends」が配信されてからのお気に入りの瞬間などが語られた。

――「Apex」に登場するキャラクターはどのように作られていきますか？

キャラクターでプレイをした時にゲームで達成したいことを解決するコントローリングアイディアから始めます。例として、そのデザイナーがチームに弾薬を供給するサポート型のレジェンドを作りたいとしましょう。通常過去のイベントや射撃訓練場で見たことがあるダミーモデルを使ってそれぞれ個別の試作型としてテストに用います。そしてアーティスト・ライターがそのキャラクターにふさわしく素晴らしいバックストーリーや性格などを考えている間にその試作型がゲームプレイの中でうまくフィットするかテストしていきます。

最終的にこのプロトタイプはただの味方に弾薬を供給するようなだけのものからそのキャラクターが周囲からアイテムを盗む泥棒猫のようなキャラクターになるようにその個性に肉付けをしていきます。ローバはまさにこのように作られてきました。

これがまず“誰か”が生み出された一例となりますが、たとえばレヴナントの場合ここからは全く違ったやり方となりアーティストのデザインアイディアから生まれたものとなります。最初は違う名前でしたが、アーティストとアニメーターは腕を脱臼したぞっとするような不気味な動きをさせたプロトタイプを作り出したら、このデザインを見て初めてその外観に興奮し皆んながそのキャラ作りを後押し始めました。そしてアーティストの考えたこの外見や動きに合わせたゲームプレイにマッチしていくように詳細の開発を進めました。なのでキャラクターはどこからでも制作をスタートすることができるわけです。皆んなが納得しバックアップしてくれるようなインスピレーションをいつでもどんな部署からも見出す必要があります。

――「Apex Legends」が配信されてからもっともお気に入りの瞬間は？

私はすべてのシーズンがお気に入りです。どのシーズン開幕も好きですし、新シーズンは過去のものより興奮します。シーズン7は非常に良かったですし、我々にとっても大きなゴールの一つでした。新しいマップ・乗り物・機動力に優れたレジェンド「ホライゾン」の導入です。年中かけてこのようなことに挑戦してきていてシーズン7はその節目でした。2021年のロードマップもプラン中で、どのシーズンもまた最高のコンテンツとともに最高に楽しくなるように開発を行っています。

――どのようなプロセスでフィードバックを処理しているのですか？

我々はまさに「すべて」をみるようにしています。TwitterやRedditやTwitchを見ています。分析チームもいてゲーム内からデータを引っ張ってきて、今のトレンドは何なのか、ゲームをプレイしたり、ゲームプレイをしたりゲームプレイをみるだけでは気づかないことも発見してくれます。

もちろんたくさんゲームもしています。私も含めてチーム全員が一人でも複数のRespawn社内のクラブなどでもいつでもプレイできるようにしています。そうすることできちんと自分事として認識することができてそれぞれ大事にしていることがあります。そこからたくさん話し合ったりしています。お互いの発見したこと意見などを共有しあってそこからどのアイデアを採用するか我々のゴールに見合っているのか。それが分かったらあとはゲームに落とし込むようにスケジュールを作って落とし込んでいきます。

本配信では、「Art of Apex」と題してファンから投稿された様々なアート作品も紹介。ポップなデザインからリアル調のイラストまで様々な作品がお披露目された。また、今回の配信向けにコスプレイヤーのめるがばさん、イラストレーターの風間雷太さん、漫画家の大久保篤さんとのコラボ作品も公開された。

最後に、Nintendo Switch版の発売にあわせて放送される新CMとメイキング、インタビュー映像が公開された。本CMは、賀来賢人さん、松井愛莉さん、松島庄汰さんを起用し、パスファインダー（賀来さん）、レイス（松井さん）、ブラッドハウンド（松島さん）の3人のレジェンドが、チャンピオンを勝ち取るまでの様子を描いたスピード感のある映像に仕上がっている。Nintendo Switchの特徴である場所を選ばずに遊べるという特徴を再現したシチュエーションにも注目だ。

Nintendo Switch版「Apex Legends」は本日3月10日より配信開始だ。本作は基本プレイ無料だが、初めて遊ぶという人におすすめなチャンピオンエディションも発売されている。シーズン7までの全レジェンドがアンロックされている他、様々なゲーム内アイテムやApexコインが収録されているので、あわせてチェックしておこう。