LINEが運営するライブドアニュースは、ゲームで描かれた世界を現実に即して各分野の専門家に語ってもらう動画コンテンツ「ゲームさんぽ」より、「A列車で行こう はじまる観光計画」の動画をYouTube上で公開した。
今回は、本日3月12日(金)に発売された、鉄道会社の社長となり鉄道の敷設をはじめ街全体を発展させていく都市開発鉄道シミュレーションゲーム「A列車で行こう はじまる観光計画」(Nintendo Switch用ソフトウェア)を、星野リゾート OMO5東京大塚総支配人の磯川涼子氏が街づくりの観点で解説する動画となっている。
ライブドアニュースYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/gotouchi10sec
使用タイトル:A列車で行こう はじまる観光計画(アートディンク)
解説者:
星野リゾート OMO5東京大塚総支配人 磯川 涼子(いそかわ りょうこ)
元ファミ通編集長 バカタール加藤(ばかたーる かとう)
街づくりゲームを星野リゾート総支配人が観光を武器に発展
「A列車で行こう」はプレイヤーが鉄道会社の社長となり、プレイヤーの思うままに街を発展させるゲームシリーズです。今回発売される新作では、観光資源を活かした都市開発ができ、その他ホテルや娯楽施設など様々な施設を子会社として経営することができます。
今回は、星野リゾート OMO5東京大塚※の総支配人の磯川涼子氏が観光をテーマに街の発展を目指します。
※星野リゾートの運営拠点は、ラグジュアリーホテル「星のや」、西洋型リゾート「リゾナーレ」、温泉旅館「界」、都市観光ホテル「OMO(おも)」、ルーズに過ごすホテル「BEB(ベブ)」の5ブランドを中心に、国内外46施設に及びます。今回は「A列車で行こう」と親和性の高い都市観光ホテル、星野リゾート OMO5東京大塚の総支配人の磯川涼子氏にアドバイスをいただいています。
宿泊したくなるホテルは街との関係にあり。ゲームの街の魅力を星野リゾートが分析。
動画では磯川氏が最新の都市型ホテルのあり方を解説します。星野リゾートでは、リゾート型と都市型の2種類のホテル展開をしているといい、前者はホテルにすべてが揃っていて、ホテルでゆっくり過ごすことができるタイプ、後者は都市に建てるもので都市を周遊するための拠点になるタイプだと解説します。都市部では、ホテルがいいだけでは宿泊してもらうことは難しく、一日では回り切れない街全体の魅力をホテルとして提案し、宿泊につなげることが重要だと語ります。
磯川氏は東京の大塚の魅力を提案してきた知見を活かし、ゲーム内の仮想都市の魅力を発掘していきます。
神戸のような臨海都市に配置された、島に浮かぶお城、伝統的なお寺を見つけ、「ジャパンアート」をテーマに、すべての拠点を陸路で結ぶこと、ホテル周辺にはアートをテーマにした文化的施設を建てること、お寺周辺には伝統的な飲食店を配置することを提案します。
ゲーム内でも観光客が大幅増
実際に磯川氏のアドバイス通りにゲームを進行させると、街の観光客が大幅に増加したほか、建設したホテルでは稼働率が100%となりました。ゲーム内ではそうした街づくりの結果が街自体の発展や人口増、会社経営の成績に反映されるようになっており、磯川氏のアドバイスが有効に反映される結果となりました。