オーイズミ・アミュージオは、PS5/PS4用ソフト「ワーウルフ:ジ・アポカリプス」を、本日4月22日に発売した。
本作は、人気TRPGシリーズ「ワールド・オブ・ダークネス」のひとつで、人狼を題材とした「ワーウルフ:ジ・アポカリプス」を原作としたアクションRPG。ゴシックパンクと呼ばれる未来的かつ退廃的な世界を舞台に、重厚な物語が展開する。
主人公のカハルは「人間」「狼」「ワーウルフ(狼人間)」の3つの姿を切り替えて戦うことができ、ある時は人間の姿で他者とのコミュニケーションを図り、またある時はワーウルフの姿をとることで狂暴な怒りを解放し、敵対するものを容赦なく引き裂くことが可能だ。ゲームの根幹を支える重厚なストーリーに加えて映画さながらの美しい映像、隠密行動の緊張感や戦闘の爽快感など、メリハリのあるアクションが楽しめる。
「人間」「狼」「人狼」3つの姿を切り換えて、ガイアを守れ
アクションRPGとしての本作の最大の特徴は、主人公の持つ特殊能力。主人公のカハルは「人型」「狼型」「人狼型」と3つの姿をもち、それらを状況に応じて使い分けることで、地球(ガイア)の侵略を企む外敵と戦っていきます。
- ホミッド(人型)……文字通り、普通の人間同様の姿。戦闘には向かないが、建物内のPCを操作したり、(人間として)人々と会話したりすることで、不要な戦闘を回避することもできる
- ルーパス(狼型)……狼ならではの俊敏さで、音をたてずに素早く移動できる。またその体形を利用し、細い通路やダクトを通ることが可能
- クリノス(人狼型)……戦闘特化型の姿。素早さを優先した「俊敏の構え」、攻撃力優先の「剛柔の構え」を使い分けて戦う。
スニーク・バトル・ADV・RPG……ゲームシステムもいいとこ取り!
大きく特徴の違う3つの姿を切り換えて進む、ということから想像できるとおり、本作のゲームプレイは、まるで複数のゲームをごっちゃにしていいとこ取りをした、といっても過言ではありません。
あるときはスニーク(隠密行動)タイプのゲームのように敵を回避したり暗殺したりして戦いを避けて進み、あるときは会話により情報を収集し、またあるときは人狼として思う存分ド派手なアクションを楽しめます。また、いわゆるスキルシステムも搭載しており、フィールドに点在する「精霊」から獲得する「精霊ポイント」を割り振って、さまざまなスキルを身につけられます。
歴史あるTRPGを原作としていることもあり、RPGとしてもじっくり作り込まれた本作。ゴールデンウィークに異世界(!?)へ旅立とうと思っていた方は、ぜひご注目ください。