圧倒的グラフィックと著名クリエイター、豪華声優陣が彩るスマホ向けオンラインRPG「グランサガ」がいよいよ始動！ ゲームの先行試遊インプレッションもお届け

「グランサガ（Gran Saga）」は、高いクオリティで描かれるスマートフォン向けのタイトル。王道のRPGをベースに、Unreal Engine4によるハイクオリティ3Dグラフィックや、豪華声優陣によるフルボイスストーリー、著名作曲家によるゲーム内BGMが特徴の期待の新作だ。

本日配信されたショーケースでは、津田健次郎さんがメインMCを務め、「グランサガ」のゲーム紹介のほか、アートデザインを手がけた天野喜孝さんやゲーム作品の音楽を担当した下村陽子さんのインタビュー、主人公・ラスの声優を務める梶裕貴さん、ヒロイン・セリアードの声優を務める鬼頭明里さんから作品への想いなどが語られた。

ここでは、公開されたのオンラインショーケースの内容と、イベント終了後に実施された先行体験会の模様をお届けしていこう。

五感で感じるRPG「グランサガ」

「グランサガ」は、アニメーションを見ているような美しいグラフィック、世界観を形作る没入感を与えてくれるミュージック、個性的なキャラクターたちのストーリーによる“心”の体験など、「五感」で感じるRPGになるという。

物語の舞台は、かつて黒き龍に虐げられていた時代もあった「エスプロジェン大陸」。現在は様々な種族が争うこと無く共存しているこの世界で、黒き龍を打ち倒した「グランロード」に憧れる主人公のラスが、記憶を失い何者かに追われていたヒロインのセリアードと出会うことから本作のストーリーは幕を開ける。

本作は、ゲームの世界に没入できるよう、様々な著名アーティストが起用されており、アートディレクターを「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインなどを手掛ける天野喜孝氏が、サウンドディレクターを「キングダム ハーツ」シリーズなどを手掛ける下村陽子氏が担当することも明らかとなった。また、本作のために書き下ろされた主題歌「命の物語」もお披露目に。歌唱はアーティストのKOKIAさんが担当する。

キャラクターに命を吹き込む声優陣は総勢80名以上が起用されており、プレイアブルキャラクター、NPCキャラクターの他、本作の特徴的な要素である「グランウェポン」にも有名声優が起用されている。映像では主人公・ラスの声優を務める梶裕貴さん、ヒロイン・セリアードの声優を務める鬼頭明里さんのインタビューも含まれており、収録時のエピソードや見どころなどが語られた。

最後に「グランサガ」のゲームシステムが紹介。その中でも最も大きな要素が武器システム「グランウェポン」だ。グランウェポンは過去を生きた英雄の魂が武器へと姿を変え具現化した存在で、装備することで英雄の固有スキルを使用できたり、時には英雄の魂を共鳴させて姿を変えることができる。

6人のプレイアブルキャラクターにどのようなグランウェポンを装備するかで多様性が生まれ、プレイヤーごとに異なるバトルスタイルでプレイすることが可能だ。

また、シーンによって異なる遊び方ができるように、使用するキャラクターを入れ替えて1キャラクターずつ戦う戦闘や、3人のパーティーメンバーが同時にバトルを展開し戦況に応じて使用キャラクターを切り替える戦闘など、様々なバトルシステムが導入されている。

さらにオンライン要素として、最大5人のギルドメンバーが集まって強力なボスと戦う多人数バトルコンテンツ「降臨戦」なども用意されているようだ。

その他、キャラクターのコスチューム変更や乗り物、スクリーンショット機能なども実装されている。

本作は2021年内にリリースが予定されており、本日8月19日より事前登録が開始されている。登録者数に応じて様々なゲーム内アイテムが手に入るので、本作が気になっている人はぜひ登録しておこう（https://www.gransaga.jp/#preregister）。

また、オンラインショーケースはYoutube上にてアーカイブを視聴することができるので、詳細が気になる人はこちらも要チェックだ。

先行試遊インプレッションをお届け！

先行上映会終了後、配信に先駆けて「グランサガ」をプレイすることができた。ここからはそのインプレッションをお届けしよう。

ゲームを開始してプロローグが終わると、まずはチームを編成していくことになる。現状では、主人公・ラスとヒロイン・セリアードの他にもウィン、ナマリエ、キュイ、カルトという6人のキャラクターがプレイアブルキャラクターとして実装されている。ここからゲームプレイで使用する3人を選んでいくのだが、選ばなかった3人のキャラクターも後から編成することができ、キャラ選択の自由度は高い。

また、各キャラクターは固有の名前が付いた人物ではあるものの、容姿のカスタマイズが可能。基本的には髪型や髪色、スキンのタイプなどを変更する形なのでキャラのイメージを崩さない範囲で自分好みのキャラクターにすることができる。なお、この内容も後から変更することが可能だ。

操作は、画面左にある仮想パッドで移動をし、右下にあるアイコンをタップすることで各スキルを発動できる。スキルは装備するグランウェポンによって変わるため、シチュエーションによって切り替えたりすることもありそうだ。

特に本作は属性相性によるダメージの増減が大きいので、最終的には属性ごとのプリセットを用意していくことになるのではないだろうか。画面左上のキャラアイコンをタップすることでいつでもキャラクターをチェンジすることができるので、パーティーに編成する3人のキャラクターにどのような役割を持たせるのか、という部分も重要になりそうだ。

バトルは回避アクションなども無く、比較的オート色が強めの調整となっていた。ただし、ハイクオリティのグラフィックで描かれるキャラクターたちがド派手なスキルを繰り出している様子は見ているだけで満足感が高く好印象。もちろん、オート中でも敵の強力な攻撃だけは移動で回避したり、スキルだけ手動で発動できるセミオートも用意されている。

ゲームは、主にチャプターで別れたメインクエストを進めていくことで進行していく。進行に応じて新たな機能やコンテンツが解放されていく方式だ。クエストもオートに対応しており、画面右にあるクエスト情報をタップすることで自動で移動をしてくれる。本作はオンラインRPGなのでフィールド上には他のプレイヤーも存在しているが、クエストは基本的にソロで遊ぶことができ、物語に没入できる。

実際にプレイをして強く感じたのは、キャラクター同士の掛け合いが要所要所で入るので単純なマップ移動も退屈になりづらいという点だった。進行中のクエストのヒントトークから、キャラのちょっとした愚痴まで、そのバラエティーは幅広く、自然とキャラクターに愛着を持てる。しかも、全てフルボイスで展開するので、普段スマートフォンゲームを音を消してプレイしているという人も、ぜひサウンドをオンにして遊んでもらいたい。

前述した通り、本作はゲーム開始時からプレイアブルキャラクターは全て実装されており、無料で使用することが可能だ。そのため、課金要素としてはキャラの武器となるグランウェポンが主になる。グランウェポンは「召喚」というガチャから入手でき、ここではグランウェポンに加えて、キャラクターのパッシブ能力を強化する「アーティファクト装備」も排出される。

今回はゲーム冒頭のプレイだったので、その他のコンテンツに触れることは叶わなかったが、本作ではその他にも「アリーナ」や「ギルド会館」、「騎士団会館」、「無限の書庫」など、様々なコンテンツが用意されているようだ。こちらの続報にも期待しつつ、正式サービスを楽しみに待とう。