FPSのキャンペーンモード好きなら買って損なし!操作感も向上し美麗グラフィックで生まれ変わった「Crysis Remastered Trilogy」試遊レポート【TGS2021】

0コメント 高島おしゃむ

9月30日より開催中の「東京ゲームショウ2021 オンライン」。幕張メッセ会場のHappinetブースに出展されていた「Crysis Remastered Trilogy」の試遊レポートをお届けする。

この「Crysis Remastered Trilogy」は、シリーズトータルの販売本数が1500万本以上という大ヒットとなった、CrytekのアクションFPS「Crysis」全3作をリマスターし、これ1本ですべてのゲームが収録された作品だ。

シリーズ1作目の「Crysis」は、米軍の次世代兵器であるナノスーツを身にまとい、特殊部隊の隊員として北朝鮮軍と戦っていくという内容だ。ちなみに、今回東京ゲームショウの現地で試遊できたのは、こちらのチュートリアルとゲームの序盤である。

ゲームは作戦に向かうシーンからスタートする。

ちなみに2作目の「Crysis 2」では、前作で目覚めたエイリアンとの戦いが描かれる。さらに「Crysis 3」は、熱帯雨林と化したニューヨークを舞台に、人間とエイリアンを交えた三つ巴の戦いに終止符が打たれる。

オリジナル版は、PS3やXBOX360などでリリースされていたが、今回のリマスターに当たり高品質テクスチャやグローバルイルミネーションなどのビジュアル面も強化されている。対応機種はPS4だが、後方互換機能を利用してPS5でも問題なく遊ぶことが可能だ。

お得すぎ? これ1本で3本分のゲームを収録

FPSといえば対戦ができるマルチモードでしょうという人も多いと思うが、筆者はどちらかといえばキャンペーンモードが好みだ。単純に銃で敵を倒していくといったスタイルが楽しいのだが、そこそこのハードルが用意されており同時に物語も楽しむことができる。クリアした後はそれなりに満足感も得られるからだ。

この「Crysis Remastered Trilogy」は、まさにそんな人にぴったりな作品だ。なんといっても、これ1本でキャンペーンモードが主体のFPSを3本分も遊ぶことができるからだ。

今回の試遊では、冒頭に物語の設定がわかるような動画が流れた後、基本的な操作方法を学んでいくチュートリアルモードが始まる。いきなりパラシュートで落下するシーンからプレイアブルになるため、最初はバトロワか? と勘違いしてしまいそうになったが、その後は、何のボタンを押せば何ができるかステップ・バイ・ステップ方式ででチュートリアルが進んでいく。

まるでバトロワのように、パラシュートでの降下からミッションがスタート。
どんなゲームでも出来ることが多いと、操作方法もわかりにくくなりがちだ。しかし、本作では、ひとつずつどんなときに使用するか学んでいくことができるため、操作に関してはマニュアルを見なくてもある程度覚えていくことができるようになっている。ちなみにR3ボタンを押すと、近接攻撃となり障害物などを排除できる。

基本的なゲームの流れは、一般的なFPS系のキャンペーンモードとほぼ同じだ。目標地点に向かって移動し、途中で出会う敵を倒しながら先を目指していくというもの。間にチェックポイントがいくつか入っており、途中で死んでしまった場合はそこからのリスタートとなる。

画面上にはミニマップが表示されており、そこである程度どこに向かうか確認することができる。また、タッチパッドを押すとマップと現在のミッションの目標を確認することが可能だ。ちなみに、マップ上に緑色で書かれたポイントがメインの目標で、黄色はサブミッションの場所を表している。何をすればわからなくなったときは、まずはこちらを確認する癖をつけるといいだろう。

元が洋ゲーの場合、会話シーンなどは日本語字幕だけで済まされることが多い。ムービー部分などはそれでもいいのだが、操作中に何か話されても文字を読み取るのが困難な場合もある。だが、本作は日本語のフルボイスで楽しめるためそうした心配は不要だ。声の演技も素晴らしく、物語の世界にもすんなり馴染んでいくことができる。

プレイ中、仲間からの無線のやりとりや指示なども随時飛び交っている。そうしたこともあり、臨場感溢れるプレイが楽しめることもポイントだ。ちなみに、序盤に戦う敵は北朝鮮兵のハズだが……なぜか彼らも日本語で話しているため、何を言ってるのかわかるのはありがたいところだ。

まだレーティングが決定していないということもあり、今回の試遊ではCEEO Dに該当する部分だけが遊べるようになっていたが、それでもそこそこのグロシーンも登場する。

わすか30分ほどの試遊だったのだが、それでもかなりのボリュームを感じることができた。それが3本分も遊べるとなると、しばらくはこれ1本でかなり楽しめそうな予感である。

基本操作は一般的なFPSを踏襲。本作ならではの特殊能力もゲームのキモに

リマスターに合わせて操作感も最適化されているそうだが、基本的なボタン配置はほぼ一般的なFPSで採用されているものを踏襲している。射撃はL2で照準を覗き、R2で弾丸を撃つことが可能だ。

場面によって特殊な装備を利用することも可能だ。たとえば、回りが暗くて見えにくい場合は、十字キーの下を押すことでナイトビジョンに切り替えられる。また、十字キーの上を押すと双眼鏡が利用でき、敵の拠点などをあらかじめ調査することができる。

PS4でFPSを遊んだことがある人なら、すぐに操作に慣れることができるだろう。
ナイトビジョンを利用すれば、暗闇でも視認性が高くなる。
こちらは、双眼を利用して敵の拠点を確認しているところ。

本作は、プレイヤーが操る主人公が次世代兵器のナノスーツを装備して戦っていくといった設定だ。このナノスーツならではの機能がいくつかある。まずは、L1ボタンで発動できるアーマーモードだ。こちらは、防御力治療機能をアップするもので、エネルギーは消費するものの体力の減少を抑えてくれる。

画面右下にはインジケーターが表示されているが、青いバーはエネルギーを緑色のバーは体力の残量をそれぞれ表している。どちらも時間で回復することができるが、戦闘中は常に気を付けておきたいポイントでもある。

アーマーモードを発動すると、一瞬ハニカム構造のようなグラフィックが表示される。青いバーの残量がなくなるまで利用可能だ。

R1ボタンを押すとクロークモードが発動する。こちらはいわゆる光学迷彩のようなもので、敵から認識されにくくする機能だ。また、走るときはL3ボタンを押すことでスピードモードになる。こちらもエネルギーを消費するので、常時利用するというよりもポイントで使う方がいいだろう。

ステルスモードを発動したところ。まったく見えなくなるというよりも、まさに光学迷彩といった感じの消え方だ。

最も簡単なモードでもそこそこの難易度

今回の試遊では、3つの難易度のうちもっとも簡単なモードで遊ばせてもらった。しかし、それでもいくつかの場所では何度も死んでしまい、そのたびにチェックポイントに戻されてしまった。このように、ゲーム自体はそこそこの歯ごたえがある内容になっている。

もちろん、プレイしたのはまだまだゲームの序盤に過ぎないため、この先もっと敵の攻撃は激しくなっていくことだろう。

残念ながら途中で死んで閉まった場合は、数秒でチェックポイントから再開することができる。

オリジナルの「Crysis」をプレイしたことはなかったのだが、今回の試遊でわかったことは、ストーリーとアクションのバランスが非常に優れているということだ。難易度的にも、プレイヤーが乗り越えられそうなレベルになっており、ある程度の達成感が得られる。

久々に対人ではないFPSが遊んでみたいと思っているならば、ぜひこちらの作品も検討してみて欲しいと思える1本だ。

※画面は開発中のものです。

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