ボルトSMGのケアパケ化やクリプト、コースティックの調整方針も！「Apex Legends デファイアンス」パネルディスカッションの模様をお届け

「Apex Legends」の新シーズン「デファイアンス」では、期間限定の新たなモード「コントロール」や、新レジェンド「マッドマギー」、新たなバトルパスなどが登場する。今回、その内容を開発担当者が解説するパネルディスカッションが開催。ここでは、新モード「コントロール」の詳細や、オリンパスの変化、バランスアップデートについてお届けしていこう。

新モード「コントロール」は「Apex Legends」の遊び場に！

「デファイアンス」がローンチされてから3週間の期間限定で開催される「コントロール」は、これまでの「Apex Legends」とは全く異なる遊びが楽しめる新モードだ。

まずは、「コントロール」の基本的なルールからおさらいしていこう。このゲームモードでは、3部隊で構成された9対9のレジェンドたちが、アウトランズ内にある3つのコントロールポイントの支配権をめぐって戦う。無限弾薬やシールドリジェネ、HPの自動回復などの機能が備わっており、カジュアルに楽しめるのがポイントだ。倒されてもリスポーンすることが可能で、その際は装備変更やレジェンドの変更も自由に行うことができる。

「Apex Legends」は、バトルロイヤルゲームの代名詞とも言えるほど人気のタイトルへと成長したが、カジュアルプレイヤーからはランクの有無にかかわらず、緊迫感が強いというフィードバックが多くあったようだ。そこで、そんなプレイヤーにも「Apex Legends」の楽しみを味わってもらえるようにと誕生したのが「コントロール」となる。

「コントロール」では、「Apex Legends」の核となる楽しみや要素を残したまま、カジュアルにゲームが楽しめる工夫が行われている。例えばバトロワゲームの特徴であるアイテム探索の要素はそのままに、「コントロール」での速いペースに合うよう、弾薬は無限に使用できる。テンポよく遊ぶことが可能となった。

最後の一部隊になるまで戦い続けるというルールは、コントロールポイントを支配して、先にスコア上限の1,250ポイントに到達したチームが勝利へと変更。これによって、やられてしまっても何度でもリスポーンが可能になった。相対的にキルの優位性が落ちたことで、気軽にファイトが楽しめる。

総じて今回実装される新モード「コントロール」は、今まで使ったことの無いレジェンドや武器の練習、カジュアルに撃ち合いの経験を積める“遊び場”としての意味合いが大きい。なにしろリスポーンが可能なので、キルされたとしても、異なる戦術でトライすればいいのだ。また、9対9というこれまでになかった人数による戦いとなるので、「コントロール」でしか見られない、レジェンドたちのシナジーなども味わえるだろう。

オリンパスには新たに2つのランドマークが追加！

シーズン7で初めて実装され、これまでも「ファイトナイト」や「イカロス」など、変貌を続けてきたマップ「オリンパス」。今回のシーズン12では、新レジェンドのマッドマギーが仕組んだ奇襲攻撃によって、街中のオブジェクトや建物がテレポートしオリンパスは大混乱に陥る。

オリンパスが抱える現在の問題は、どのゲームでも常にマップの中心部分に人が集まりやすいという点だ（エネルギー貯蔵庫、ハモンド研究所、エステートなど）。そこで、今回のマップ改変では新たに2つのランドマークが追加、マップ全体のサイズも拡大し地形も新たに刷新される。具体的には、新しいエリアへの移動を促し、水耕施設と盆栽プラザへの出入りを導く新しい経路などが追加されるようだ。

また、テレポーターのような新マップトイも追加。この新たな移動方法は、起動時に周囲の部隊に大きな警告音を発信するので、そのエリアにはより多くのプレイヤーが集まることになるだろう。

コースティックの「NOXガストラップ」はややナーフか、クリプトはドローンを展開しやすく変化

ゲームバランスについての変更点も明らかとなった。まずコースティックに関してだが、コースティックのアビリティを受けた側がトラップに対して対処することが可能に。爆発の後でも、ガストラップの破壊が可能となる。これによりガスを受けた時に、その場を立ち去るのか、それともガストラップを発見し破壊するのかというプレイングが生まれ、双方のエンゲージメントが高まることが狙いだという。

クリプトも今回、大きな変更が施されるレジェンドだ。クリプトは、多目的に使えるドローンとパワフルなアルティメットアビリティで活躍し続けているが、これまでのゲームプレイは、ドローンモードの中か外、その2つのうちどちらかに限られていた。今回のアップデートでは、クリプトがドローンを飛ばす際に、ドローン配備のオプションが追加され、戦闘の最中でもアクティブな状態を維持しやすくなる。これまで通り、マニュアルでドローンを操作するのが最も有効であることに変わりはないが、ドローンを展開しながら味方をサポートすることが容易になると言えそうだ。

また武器に関しては以下の調整が行われる。

• 新ホップアップ「キネティックフィーダー」が追加。
• 「モザンビーク」「P2020」で使用できたハンマーポイントが再登場。新たに「RE45」にも追加。
• 「シャッターキャップ」が「3030リピーター」と「ボセックコンパウンドボウ」でパッシブに。
• クラフトできる武器に「フラットライン」「ロングボウ」が追加。フロアにはなし。
• 「オルタネーター」はケアパッケージ武器ではなくフロアに、「ボルトSMG」はケアパッケージ武器に。

今回のパネルディスカッションで明らかとなった新情報は以上の内容となっている。こちらの情報を踏まえた上で、公開済みのゲームプレイトレイラーを視聴すると、また新たな発見があるはずだ。あわせてチェックしてほしい。

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