艦隊を率いておこなうバトルは3Dシューティング！新たな擬人化艦隊ゲーム「ヴェルヴェット・コード -Velvet Code-」をレビュー

GameHoursが配信中のiOS/Android向けアプリ「ヴェルヴェット・コード -Velvet Code-」は、いわゆる「艦隊」をテーマにしたゲームだ。実際にプレイしたので、その魅力をレビューしたい。

小難しい戦略は不要！爽快感のあるシューティングバトル
魅力的な美少女キャラクター
時間が溶けるほど豊富な育成要素

本作では、プレイヤーは艦隊の提督となって、擬人化された艦船「艦霊」を指揮して戦いを制していく。艦隊ゲームは今までにもいくつかリリースされているが、本作はいままでにないバトルと豊富な育成要素がとても魅力的。ゲームをプレイして感じた魅力を、いくつかのポイントに分けて紹介したい。

小難しい戦略は不要！爽快感のあるシューティングバトル

艦隊ゲームといえば、戦略や編成が攻略のカギとなる重厚なシステムを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。かくいう筆者もプレイする前は「頭を悩ませそうだな」と感じていた。

しかし、プレイ開始直後にそんな思いは吹き飛ぶこととなる。チュートリアルで繰り広げられたバトルは、なんとTPS視点の3Dシューティングゲームだったからだ。

シューティングゲームが苦手な人もいるだろうが、その点でも本作は大丈夫。難しい操作は何ひとつない。

やるべき行動は左手で艦隊のポジショニングをすること、右手で敵を射程距離に収めること、そしてゲージがたまったらスキルを使うことだけ。通常の攻撃はオートでやってくれるので、慌てる必要もない。

唯一プレイ中に焦りそうなポイントは、敵の弾幕が激しいこと。弾幕シューティングに近いほど、画面は敵の弾に埋め尽くされる。

しかし、艦霊はワンミスで沈むほどヤワではない。というより、筆者がプレイしている限りでは、気にしすぎる必要はなかった。

ただし、敵によっては攻撃の前に予兆範囲がでる。それは一撃食らうとなかなかのダメージだったので、是が非でも回避したい。

また、複雑な操作はしていないにもかかわらず、通常攻撃やスキルがボコボコと敵にあたって爽快感もかなりのもの。1ステージあたりの時間も短めで、テンポもいい。シンプルな操作性でありながら熱中できるので、気付けば次々とステージを進めていた。

一点気になる点があるとすれば、スピード変更ができない点だ。オートモードでは1.5倍にできるが、マニュアルでは変更不可。操作性が多少シビアになるかもしれないが、今後の実装に期待したい。

魅力的な美少女キャラクター

艦隊ゲームに限らず、擬人化といえばキャラクターの魅力は切っても切れない重要な要素。本作も例に漏れず、魅力的なキャラクターであふれかえっている。

一部の艦霊はLive2Dで動くため、見ていても飽きない。まだ実装されている艦霊は少ないが、今後増えていけばキャラクターの画面がどんどん華やかになるだろう。ただし、一部の艦霊にはまだキャラクターボイスがあてられていない。もし、推しキャラに声がないとなれば、少し残念だ。

また、艦霊を入手するためには、おもにガチャと建造が必要だ。建造は資材を投下して、完成するまで待つという艦隊ゲームでよく見るシステム。レアリティも表示されるので親切設計と言える。

また、「部屋」と呼ばれる施設では艦霊と親交を深められる。基本的にドロップで手に入る好感度アップアイテムをプレゼントすることで、徐々に好感度が上がるシステムだ。好感度が上がれば専用のストーリーが解放されるほか、育成要素の「潜在」も上げられる。プレゼントできるアイテムは艦霊ごとに決まっているため、推しに一点集中するか万遍なく上げるかはプレイスタイルによるかもしれない。