NCSOFTがサービスする「リネージュ2M」が2022年3月23日にサービス1周年を迎えた。ここでは、NCSOFTで本作の開発を担当するキム・ナムジュン氏へインタビューをお届けする。
3月23日にサービス1周年を迎えた「リネージュ2M」では、3月23日に初となるアリーナダンジョン「古代の島」、3月30日には新武器「クロスボウ」、さらに4月6日には新エリア「過去の戦場」「アデン国境地帯」と、続々と新コンテンツが実装されている。
今回、1周年を記念してNCSOFTで本作の開発ディレクターを務めるキム・ナムジュン氏へインタビューを行い、1年の振り返りや今後の方針について話を伺ったのでその模様をお届けしよう。
――「リネージュ2M」の1周年を迎えた心境をお聞かせ下さい。
キム氏:リネージュ2Mグローバルサービスを開始した日がまるで昨日のように鮮明なまま、サービス1周年を迎えることになりました。
これまで贈ってくださった皆様の惜しみない応援と激励が、1周年まで走り続けることができた最大の原動力となりました。 本当に、ありがとうございます。
――韓国での盛り上がりについて教えて下さい。
キム氏:韓国のプレイヤーの場合、ゲームを深く理解し、各武器種ごとに多様なスキルを活用し、キャラクターの能力を最大限活用するプレイを好みます。特に血盟員や友達との絆を重要視しているという印象です。血盟員同士でのコミュニティがよく運営されており、多彩な戦略で攻城戦に参加している様子をよく目にします。
――リネージュ2Mはリネージュ2の正統後継モバイルリメイク作品ですが、やはり「リネージュ2」のプレイヤーが多いのでしょうか?
キム氏:はい、非常に多いです。
リリース時には「リネージュ2 Meet Again」という皆様が再会するための場所を用意しまして、実際に多くの方が久しぶりに出会い、一緒に遊ぼうと声を掛け合って「リネージュ2M」をプレイしてくださりました。
また、いただく意見要望には「過去のリネージュシリーズの〇〇は実装されますか? また、実装される可能性はありますか?」といった声が多く、長く愛されているタイトルということを体感しています。
――今後、強化、改善していきたいポイントはどのような点ですか?
キム氏:韓国でのリリース後よりも速いペースで、日本へ新規コンテンツとシステムを順次公開しています。日本プレイヤーのニーズを満たすための方法を悩んでおり、慎重かつ遅いという印象を与えていたかと思います。
1周年記念番組内の開発者メッセージ映像でお話しましたとおり、この1年よりもさらに速いテンポでアップデートを行う予定です。
――今後のアップデートについてお教え下さい。
キム氏:1周年特設サイトにて公開しているように、複数のワールドのプレイヤーに出会い、競争または協力するはじめてのアリーナダンジョン「古代の島」が追加される予定です。
また、近日中にアデン領地に新たな狩り場が追加される予定で、新規武器種とアガシオンの登場や、傲慢の塔 上層も披露したいと思います。
今後「古代の島」のようにさまざまなワールドのプレイヤーに出会い、競争または協力するアリーナダンジョンも着実に追加される予定です。
――最後に読者へメッセージをお願いします。
キム氏:2022年にはより多くのアップデートを、グローバルプレイヤーの皆様にお届けする予定です。 さまざまなコンセプトの領地とダンジョン、それぞれの個性を持った武器種を順次実装し、より一層速いペースでアップデートを行い、韓国ビルドのコンテンツと可能な限り合わせていくので、楽しみにお待ちください。
グローバルサービス1周年、もう一度送ってくださった声援に心より感謝申し上げます。 この1年間、皆さんが送ってくださった多くの関心と愛のおかげで、私たちリネージュ2Mは無事にここまで来ることができました。 今後も楽しい旅が続くようにさらに努力します。
――ありがとうございました。