未来へとつなぐパフォーマンスを届けた「アイドルマスター シャイニーカラーズ」4thライブDAY2レポート シャニマス初の対バンライブが開催決定！

「アイドルマスター シャイニーカラーズ」にとって4周年の節目である2022年4月24日に行われたDAY2公演。これまでの歩みを追いかけていったDAY1公演とはまた違った、アイドルたちのこれからの未来を感じさせる、胸打つパフォーマンスが届けられた。

4周年の歩みと進化を感じさせた「アイドルマスター シャイニーカラーズ」4thライブDAY1レポート

前日と同様、スクリーンに映し出されたメッセージが公演に向けたアイドルたちの決意の表れを感じさせつつ、幕開けと同時に披露したのは「Dye the sky.」。DAY1とは冒頭から異なるセットリストで、そこからもこの公演が明確に異なるコンセプトになるであろうことを予感させる。楽曲自体も前に進む力強さを感じさせるもので、7ユニット全員で披露することが、「シャイニーカラーズ」としてのメッセージにもなっているように感じられた。

続く「Color Days」は、一転して軽快に歌い上げる、ライブで映える一曲だ。移動するステージ上から、会場のプロデューサーにパフォーマンスを届けていった。

4周年を迎えた喜びとともにそれぞれが挨拶をした後は、アイドルたちが未来の自分に向けた手紙を届けながらそれぞれのパフォーマンスを披露していく。

トップバッターであるアルストロメリアの3人は、その文面からも彼女たちの特徴が見える内容に。その後に披露した「パステルカラー パスカラカラー」は、息の合ったパフォーマンスはもちろんのこと、随所で見せる仕草の数々から可愛さがにじみ出ていく。同じくキュートなメロディーにのせた振り付けを随所で見せる「ラブ・ボナペティート」も、ライブで聴いた時にその魅力が増幅されていく曲だ。

アイドルとしての強い想いと渇望をこれでもかと感じさせる手紙とともに登場したシーズ。「OH MY GOD」ではより洗練されたダンスはもちろんのこと、細かい所作や表情の一つ一つにもこだわりを感じさせる。続く「Fly and Fly」は、メロディー、歌唱、ダンスの全てにセンスの良さを感じるクラブナンバーで、会場や配信のプロデューサーを魅力した。

イルミネーションスターズは、3人で一緒に進んでいく彼女たちらしい手紙を届けた上で、「PRISISM」を披露する。確かに変わらない彼女たちの絆を感じさせる同楽曲だが、未来のメッセージを添えてそのパフォーマンスが届けられると、一段とエモーショナルな気分にさせられる。そして3人のハーモニーが響き渡る「スマイルシンフォニア」は、ユニットとしてのファンに向けたメッセージを強く感じさせる。

3ユニットのコラボ曲である「Secret utopIA」は、タイトル名にも各ユニットの頭文字が含まれているように、同じ歌唱や振り付けであっても、少しずつユニットのカラーが見えるのが印象的。披露した後のトークでも、それぞれが曲中の見どころを語っていた。

淡々とした言い回しの中でもそれぞれの魅力がよく見えるノクチルの手紙。そこから披露された「僕らだけの未来の空」は、タイトルにある通り、等身大な彼女たちならではの未来のかたちを感じさせるものに。続く「今しかない瞬間を」の冒頭では、雛菜が先頭を歩き、そこから透、小糸、円香と続いていく様子が、まさに彼女たち4人の距離感のように感じられて、そこもエモーショナルなポイントになっていた。

楽しく過ごしている5人の今があるからこそ、未来を意識することへの難しさもある放課後クライマックスガールズ。そんな彼女たちの手紙の後に披露されたのは、「クライマックスアイランド」。前日とは違う4人でのパフォーマンスとなったが、ハイテンポな中でもユニットらしい掛け合いの妙をより一層楽しめた。そして「拝啓タイムカプセル」は、過去にも未来にも思いを馳せることのできるメロディーと歌詞で、パフォーマンスの中にも聴かせる要素の多い楽曲だった。

そして、放課後クライマックスガールズとノクチルの2ユニットで披露された「相合学舎」は、それぞれのユニットの普段の空気感が反映された楽曲で、合間で枕投げをしているようなシーンもあるなど、アイドルたちの自然体な姿を表現していた。

5人それぞれの未来の自分への言葉の投げかけが印象的なアンティーカの5人は、歌唱とパフォーマンスにより一層迫力を増した「abyss of conflict」で、会場を魅了。最後の花道を歩く姿もユニットならではの世界観を感じさせる。「革命進化論」では、さらにメンバー一人ひとりのパフォーマンスが色濃く表現されており、終始目の離せないステージとなっていた。

メンバーが高めあう存在であることを強く感じさせるストレイライトの手紙。そこから披露された「Another Rampage」は、まさに3人それぞれのパフォーマンスがバチバチとぶつかり合う、ユニットの魅力を感じさせるものに。続く「Timeless Shooting Star」は、サビ部分で背景のスクリーンに映し出される曲名とともに、スタイリッシュな歌唱とダンスで魅せる。

そして、アンティーカとストレイライトの2ユニットによる「Killer×Mission」は、各々のユニットが自分たちのパフォーマンスを見せながら最後には融合していく、そんな化学反応を感じさせる。ラストのサビ前のユニットを越えた絡みは、まさにそんなイメージを感じさせる一瞬だった。

アンコール前には、次回シナリオイベント「モノラル・ダイアローグス」が4月○日より開始となることが発表された。「シャイニーカラーズ」にとっても重要なエピソードとなってきそうで、実装に期待が高まるところ。さらに、本ライブの映像商品化が発表されるとともに、「シャニマス」初の対バンライブが行われることも告知された。

「シャニマス」シーズの新シナリオイベント「モノラル・ダイアローグス」が4月30日より開催！イルミネーションスターズがプロデュースしたグッズも登場

前日に続いてプロデューサーからのメッセージ、そして全員での円陣を経て披露された「Multicolored Sky」「いつか Shiny Days」は、いよいよ迫るライブの終わりを感じさせるものに。「いつか Shiny Days」の落ちサビ前で、イルミネーションスターズの3人のソロパートが用意されていたのは特に印象的なものだった。

2日間のライブを経ての思いの丈とともに出演者からのコメントが寄せられると、最後は「Daybreak Age」で締めくくり。DAY1の全体曲が全ていわゆるA面（1曲目）で構成されていたのに対して、DAY2では全てB面（2曲目）で構成するというボリューム感のあるセットリストに。楽曲自体も今回の公演タイトルである“空は澄み、今を越えて。”にある通り、空でますます輝こうとするアイドルたちのこれからを予感させるものになっていた。