Gamer編集部がその週にプレイしたゲームについて、気ままに紹介していく「編集部が遊んだゲーム」。徐々にゲームの発売スケジュールが埋まっていく中、ゲームを遊ぶタイミングはバラバラだということが良く分かる並びです。
TOKEN
どうも、TOKENです。先週お休みしたのはあまりに「パワプロ2022」しか遊んでおらず、話題がそれだけになるのもなと思ったからですが、それでも気がつけば遊んでしまっているあたり、中毒になりつつある感じがします(今はひたすらマイライフ)。
でも遊びたいゲームはほかにもあるというところで、今週は「太閤立志伝V DX」を少しプレイし始めました。シブサワ・コウブランドのタイトルでは「信長の野望」はほどほどに遊んでいるものの、こちらは全く触れていなかったので実は楽しみにしていたのでした。
ただ、自分は元々脳筋タイプのプレイなので結構行動が雑になってしまうので、ポカしまくりです(笑)。最初はもちろん木下藤吉郎でプレイを始めたのですが、何も理解できずにやっていたら、最終的に信長様にいただいたお金を野盗に襲われて奪われるという体たらくでした。なんでやねん……。
ちょっと悲しすぎたのでまた最初からプレイをしようと思っているのですが、いわゆる死にゲーとはまた違う、こういったトライ&エラーが楽しかったりします。時間が溶けるのだけちょっとなんとかしなきゃというところではあるので、1日でのプレイ時間を決めようかなと思う所存です。
ヨッシー
今週はお休みです。
つなよし
先日配信された「聖塔神記 トリニティトリガー」の体験版を遊んでみました。“3つの発見”がテーマの作品となっていますが、個人的にはそのうちの1つ、バトルの発見がお気に入りです。
モンスターの弱点を発見してその状況にあわせて攻撃方法を切り替えるというのが本作における戦闘の基本。武器はいつでも切り替えられるほか、3人のプレイキャラも瞬時に変更可能。さらに武器の1つ1つにどんなコンボ攻撃を繰り出すかという設定が行えるので、戦術の幅がとにかく広いです。こういうアクションゲームは同じ攻撃を繰り返すだけになりがちなのですが、このシステムのおかげで飽きることなく戦闘を続けられました。
また武器の技にポイントを振って成長させることもできます。どんな方向性で育てていくかウンウン唸るのも楽しい。カスタマイズ要素好きとしては嬉しいバトルシステムでした。
また各武器にはトリガーストライクという、いわゆる必殺技が設定されているのですが、これは一度放ったら次に使用可能になるまで少し時間がかかります。ただ結構すぐに使用可能になるので「ここぞというときまでとっておこう」のまま結局使わずじまい、ということになりにくく気軽に使えます。必殺技はどんどん撃ちたい派としては助かる。
ちなみにプレイキャラ以外の仲間は自動で戦ってくれますが、ちょっと敵の攻撃をくらいがち。なので遠距離武器に切り替えて遠くから攻撃してもらうのがよさそうです。ポーションがぶ飲みスタイルでもよさそうなんですけども。
ただ今回配信された体験版。基本的にシアンとエリスの2人のキャラでゲームが進んでいきます。味方の頼りなさは主に敵に囲まれたときに感じていたのですが、最終的には3人でプレイ可能になります。3人揃うと攻撃の手数は増えますし、敵のヘイトがバラけるだけでも結構簡単になるので、あまり強力すぎるAIだと戦闘バランスを取るのが難しそうだなとも思いました。
なお本作の公式サイトにて体験版のアンケートが実施されています。ここに集められた感想を元にまたクオリティアップされる予定とのことなので、ここからどう仕上がっていくのかにも注目したいところです。
ロック
今週はお休みです。
Ayato
今週はお休みです。
ハマダ
最近はプレイしたいタイトルが多く、ついつい色々なタイトルに手を出してしまい中断状態の作品が増えてきました。そこで一旦それらを回収するターンに入っています。そうしてプレイしたのが以前ココでも触れたPS4版「千里の棋譜~現代将棋ミステリー~」です。
AIとプロ棋士はどちらが強いのか?というAIと人間によるドラマが描かれた第一部では、将棋界に存在するという「千里眼」の正体に迫る中で、ミステリー要素もしっかりと楽しめました。なので二部も直ぐにプレイするつもりでしたが、二部構成なので中断しやすかったんですよね。
そして再開した第二部では、ついに三段リーグが開始となり、もう1人の主人公ともいえる長野の戦いを描きながら、将棋界に秘められた「神隠し」の謎に挑むことになります。第一部でも話が目まぐるしく動き、どんどん読み進めたくなる作りでしたが、第二部では「神隠し」の真相に迫る中で思わぬ展開を迎えることになります。
これが飲み込むのにちょっと時間が欲しくなるような意外性の強い展開で、面白いと思う一方で好みが分かれそうという印象も。具体的なことは言えませんがスケールがデカくなり過ぎて、面白いという気持ちと現実的なラインとが、せめぎ合ってる感じですかね。
ただ、四段(プロ棋士)になれなければ奨励会を退会となる長野や、女性初のプロ棋士を目指すキャラクターたちが織りなす人間ドラマは、少年漫画のような熱い展開の連続で、誰もが引き込まれるものになっています。好きになったものを極めていくには避けることのできない葛藤や、2022年現在も誕生していない女性のプロ棋士など、そうした夢を追いかける人を応援するメッセージ性のようなものも感じられました。
将棋初心者に向けた細やかな気配りがされつつも、本格的な対局シーンや実在するプロ棋士の登場など、将棋ファンが楽しめるポイントも多いので、気になっていた人にはぜひプレイしてほしいですね。
島中一郎
経営シミュレーション「Ravenous Devils」が日本語対応したと聞き、さっそくプレイしておりました。1階が料理屋、2階が仕立屋となっている特殊な形態のお店を経営する本作。何より特徴的なのが、商品に必要な素材や食材の全てを、“人間”からまかなっているという点です。
来店した客が着ている服を殺して奪い取り、死体は料理のための食材へと加工してしまう。仕立屋と料理屋、一見するとちぐはぐな組み合わせですが、本作の中では理にかなった経営体制となっているわけです。
ゲームは、仕立屋の経営と料理屋の経営のマルチタスクで進行。仕立屋では客を殺して服を奪い、死体を地下室へと投げ込んだ後、血だまりで汚れた床の拭き掃除をする。はぎ取った服はミシンにかけ、新しい服へとリサイクル。完成した服は店の目立つ場所に飾り、新たな犠牲者を店に呼び込むのです。
一方料理屋では、死体を肉挽き機やソーセージ詰め機にかけて食材化。複数種類ある食材を組み合わせ、ハンバーグやミートパイといったメニューを調理していきます。もちろん、調理にはそれなりの時間がかかってしまうため、その間に仕立て屋の経営を進めておくなど、お店の状況に合わせた臨機応変なプレイが求められます。
稼いだお金は、新たな材料や作業台、料理屋のテーブルなどのアンロックに利用。ゲームの進行に合わせて店が豪華になり収入が増えていく一方、来客も増えるため操作の煩雑さも増していきます。
とはいえ、数秒の時間のロスも許されないといったシビアな難易度でなく、稼ぎさえ気にしなければのんびりとお店の経営を楽しむことも可能。自分に合ったペースでゲームが進められる点も気に入っています。
520円と値段もお手頃なので、長時間没頭して遊べるゲームを探しているという人に、ぜひお勧めしたい作品です。