2022年7月7日より横浜ワールドポーターズ 2階にオープンする「バンダイナムコ Cross Store 横浜」。このエンターテインメント空間の内覧会のレポートをお届けする。
バンダイナムコグループ各社が展開しているキャラクター、商品、イベント、飲食などのコンテンツがクロスする新しいエンターテインメント空間「バンダイナムコ Cross Store」。今回レポートする横浜に続いて、7月16日(土)にはキャナルシティ博多 サウスビルB1にもオープンする(一部店舗やイベントが横浜とは異なるので注意。公式サイト参照)。
筆者はあえて事前情報をほとんどチェックせず内覧会に臨んだのだが、本当に幅広い作品群のグッズが各専門店ごとに並んでおり、その中に筆者が愛着を持っている作品の数は一桁では足りないほど。
販売している商品の種類はすべての店舗あわせて1500種にも上り、中には限定商品も。体験型の施設にも力を入れているとあって、終始ワクワクしながら取材することができた。日本で多少なりアニメ・ゲームファン、特撮ファンのいずれかだった経験があるならば、財布の紐が緩まない人はいないだろう。
店舗・施設数だけでも膨大なので、今回のレポートではひとつひとつの紹介は簡易的なものとなるが、どの店舗・施設も注目商品・見どころ満載だ。ぜひ足を運んで、ご自身の目で確かめてほしい。
プロモーションエリアは「ONE PIECE FILM RED」一色!
メインゲートを入ってすぐ右のいちばん目立つ場所にあるのは、そのとき旬のコンテンツに関する展示を行うプロモーションエリア。
オープン時は2022年8月6日公開の映画「ONE PIECE FILM RED」関連の展示と共に、フィギュアやぬいぐるみなどの「ONE PIECE」関連グッズが並ぶようだ。
BANDAI SPIRITS Hobby SHOP
BANDAI SPIRITS関連のプラモデルを販売する専門店。
“人生ではじめてのプラモデル”がコンセプトとなっており、組み立てるのが簡単な「ポケモン」のプラモデルや、「仮面ライダー」、「デジタルモンスター」などのプラモデルが並んでいた。なお現時点ではガンプラ(「ガンダム」のプラモデル)の取り扱いは予定していないとのこと。
バンダイナムコ Cross Store ONE PIECE カードゲーム
7月8日発売の「ONE PIECE カードゲーム」の専門店。
発売前日となる「バンダイナムコ Cross Store 横浜」オープン日(7月7日)はまだ商品の販売は行われないが、遊び方のティーチング回を予定しているとのこと。プレイスペースも充実しており、公式大会の開催なども検討されている。
BANDAI CANDY OFFICIAL SHOP
バンダイ キャンディ事業部が販売する食玩の専門店。
「ちいかわ」に「たまごっち」「セーラームーン」のフィギュア、アイドル作品やVTuberのウエハースなどのほか、「キャラパキ」や「釣りグミ」など、エンタメ菓子も充実していた。
さんすたーぶんぐのおみせ
サンスター文具が展開するキャラクター&アイデア文具雑貨の専門店。
「ちいかわ」に「たべっ子どうぶつ」「ゴジハムくん」「ボボボーボ・ボーボボ」などの思わず手に取りたくなるキャラクター文具・雑貨が充実していた。
バンコレ! セレクトストア
大人向けキャラクターファッションサイト「バンコレ!」初のリアル店舗。
「鬼滅の刃」など、人気作品のアパレルを多数販売しているほか、キャラクタールームウェアを中心とした新ブランド「ONOFFYFREE(オノフィーフリー)」の「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」「黒子のバスケ」とのコラボ商品を展示中(実販売は8月予定)。
一番くじ公式ショップ
日本で9店舗目となる「一番くじ」の専門店。
「ONE PIECE」や「ドラゴンボールZ」「エヴァンゲリオン」などの定番どころはもちろん、「シン・ウルトラマン」「五等分の花嫁」「Identity V 第五人格」「ウマ娘」、7月14日よりTVアニメ第2期放送の「はたらく魔王さま!!」など、いま勢いのある作品の一番くじも多数取り揃えていた。
TAMASHII NATIONS in Cross Store Entry Models
完成品フィギュアブランド・TAMASHII NATIONSのROBOT魂、S.H.Figuarts、フィギュアーツZERO、Figuarts-miniなどの専門店。
目玉となる「ONE PIECE」のハイグレードなフィギュアの数々のほか、「呪術廻戦」などのデフォルメフィギュアも取り揃えられていた。
PAC-MAN セレクト
バンダイナムコグループのアイコンにもなっている「パックマン」のアパレルを中心としたセレクトショップ。
海外輸入品などの入荷は今後増えていくとのこと。店舗内に設置されている筐体では、実際に「パックマン」や「ギャラガ」などのゲームをプレイすることもできた。
びっくら?たまご オフィシャルショップ
入浴剤が溶けると中から玩具が出てくる「びっくら?たまご」の専門店。
「プリキュア」や「アンパンマン」、「鬼滅の刃」などの子ども向け玩具が充実している商品だが、大人も楽しめる「ドラマチックお風呂シリーズ」も順次発売予定。上の画像のモニターに映り込んでいるのは「びっくら?たまご ドラマチックお風呂シリーズ お風呂純烈」のCM。発売は10月17日と、もう少し先。
バンダイソフビステーション
ソフトビニール製フィギュア、通称ソフビの専門店。
オープン時は「ウルトラマン」ソフビオンリーの販売。現時点で販売中の「ウルトラマン」ソフビはすべて取り揃えており、もちろん「シン・ウルトラマン」もラインナップ。今後、他作品のソフビの取り扱いも行っていく予定とのこと。
ナムコ堂
バンダイナムコグループが展開するアイドル作品の公式ブロマイドショップ。オープン時は「アイドルマスター」シリーズ、「ラブライブ!」シリーズ、「アイカツ!」シリーズを展開。
ブロマイドはこだわりの銀塩プリントで、アイドルたちが実在すると思えるクオリティを目指したのだそう。オープン時点で全72種がラインナップされており、その後も続々新作を販売予定。店舗の各所に配置された、アイドルたちの等身大POPもファンにはたまらない。
イベントエリアの目玉は「シン・ジャパン・ヒーローズ・アミューズメントワールド」
イベントエリアでは、期間限定となる体験型施設やショップが複数展開される。オープン時の目玉となるのは「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」4作品のコラボプロジェクト「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」の世界を体験できるイベント「シン・ジャパン・ヒーローズ・アミューズメントワールド」。
各作品内で描かれる人類を守るための作戦をモチーフにしたアトラクションが楽しめ、中にはVRによるアトラクションも。ここでしか買えないグッズや、カフェで購入できるコラボメニューも充実している。
また、「シン・ウルトラマン」の撮影で斎藤工さんや長澤まさみさんらが演じた禍特対の面々が実際に着ていた衣装もオープン時には展示予定。諸事情により内覧会でのお披露目はできなかったとのことだが、「シン・ウルトラマン」ファンには一層たまらないイベントになりそうだ。
あわせて小規模のイベントエリアではLINEスタンプなどで人気のキャラクター「うさまる」をフィーチャーした「うさまるキャラバン」も展開中。展示やくじ、ガラポンなどを楽しめる。
ガシャポンのデパート・ガシャポン バンダイ オフィシャルショップ
圧巻の数のガシャポンが揃う「ガシャポンのデパート」と、ガシャポン専門店「ガシャポン バンダイ オフィシャルショップ」が隣り合わせで並んでいる。
2店舗あわせたガシャポンの設置数は2200台にも上り、これは“世界一カプセルトイ機が多いお店”としてギネスにも乗っている「ガシャポンのデパート 池袋総本店」に次ぐ、世界2位の台数なのだとか。
バンプレヤ
バンプレストブランドで展開中のプライズが手に入るクレーンゲームを74台設置。
毎月およそ100種類ほど展開されるプライズを、すべて入荷予定。プライズをじっくり鑑賞できる展示スペースもある。
「バンダイナムコ Cross Store」公式サイト
https://bandainamco-am.co.jp/crossstore/