千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2022。KONAMIブースにて9月18日に行われた「パワプロ2022」ステージの模様ををお届けする。
「eBASEBALLパワフルプロ野球2022」のステージでの幕開けを飾ったのは、現役女子高生シンガーであるパン野実々美さんによるライブコーナー。緊張感漂う中で披露した同作の主題歌「群像夏」、そして「にじさんじ甲子園」のダイジェスト映像をバックに、「実況パワフルプロ野球2016」の主題歌である「Never-ending tale」を歌い上げた。
ステージの後半では、「にじさんじ甲子園」エキシビションマッチとして、2022優勝監督 リゼ・ヘルエスタさんの王立ヘルエスタ高校と、2021優勝監督 加賀美ハヤトさんの加賀美実業の試合が行われることに。解説は舞元啓介さん、実況は田中一朗さんだ。以下、試合内容を紹介していくが、ここでは便宜上、ゲーム内の選手表記で触れていく。
試合は序盤から加賀美実業が月ノ投手を攻めて、2回までに2点を先制。一方、王立ヘルエスタ高校も粘りのピッチングを見せていた社築投手を、俊足の奈羅花選手が塁上でかき回し、4回に一気に4点を加えて逆転。一進一退の攻防が繰り広げられていく。
中盤以降は監督による投手起用のタイミングが鍵を握ることに。先にマウンドを降りた社築投手に続いて登板したジユ投手は、150km/hを超えるストレートとパームの組み合わせが魅力だが、甘く入ったシュートをましろ選手にバックスクリーンに運ばれて点差が広がる。
逃げ切りを図りたい王立ヘルエスタ高校は7回から卯月投手にスイッチ。2アウトながら満塁のピンチを迎えるも、ここでぽむ選手を冷静に打ち取って窮地を脱する。そのまま試合は膠着状態となるが、9回表のチャンスにリゼ・ヘルエスタ監督が動いて代走に雪城選手、代打にアイア選手を起用すると、その采配が見事にハマって追加点。
5点リードのまま迎えた9回裏はクローザーとして伏見投手が登板。ニュイ選手がストレートを見事に捉えてホームランとすると、その後も2アウトながらランナー2・3塁と最後まで見せ場を作るも、反撃はここまで。監督としての采配も光る勝利となった。
試合後はKONAMIの野球ゲームに関する告知も行われた。「eBASEBALLパワフルプロ野球2022」および「プロ野球スピリッツ2021 グランドスラム」では、9月末頃に2022年7月末時点の最新移籍選手データを反映したアップデートが予定されている。