ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PS5/PS4用ソフト「グランツーリスモ7」において、本日10月20日15時より新規車種の追加を含むアップデートを配信する。
今回のアップデートでは、新規収録車種として「マセラティ メラク SS'80」や「マツダ ロードスター NR-A(ND)'22」のほか、「日産 スカイライン 2000GT-R(KPGC110)'73」、「日産 GT-R ニスモ GT3'18」が追加。また、スケープスの特集にも「紅葉」と「ウィットビー」が追加される。
これらのアップデート内容を紹介するトレーラーも公開されているので、併せてチェックしてほしい。
以下、発表情報をそのまま掲載しています
新規収録車種
「マセラティ メラク SS'80」 ※レジェンドカーで購入可能
エンジンチューンにより鋭さを増したメラクの高性能バージョン
「マセラティ メラク」は、1972年に発表されたマセラティのミッドシップ・スポーツカーです。その1年ほど前にデビューした「ボーラ」の妹分的な存在として開発されました。「ボーラ」に引き続きジウジアーロが担当したスタイリングは、基本的には「ボーラ」とほぼ共通。ただしファストバック・スタイルとされていた「ボーラ」と異なり、リアはノッチバックにファストバック風リアピラーという構成で、シルエットを維持しながら軽快感を持たせ、エンジンの放熱効果を高めることもできました。
「マツダ ロードスター NR-A (ND)'22」 ※ブランドセントラルで購入可能
ロードスターの理念を昇華させたモータースポーツベース車両
2015年に発売された「マツダ ロードスター」の第4世代「ND」型は、ロードスターの原点でもある「人馬一体」に回帰したモデルとして、世界中から高い評価を集めてきました。そのND型のエッセンスをもっともピュアな形で表現したのが、モータースポーツ向けベース車両の「NR-A」です。「NR-A」がロードスターのラインナップに加わったのは第2世代の「NB」型からですが、そこには一貫して「サーキット走行の楽しさを誰もが手軽に味わえるように」という思いが込められてきました。もちろんその思いはND型でも不変で、スポーツ走行を念頭に置いたモディファイがなされています。
「日産 スカイライン 2000GT-R (KPGC110)'73」 ※レジェンドカーで購入可能
生産わずか197台。排ガス規制に泣いた悲運のGT-R
「ハコスカ」と呼ばれたC10系スカイラインは、1972年9月、新型へとバトンを渡しました。C110系という型式名をもつ新型は、コマーシャルのコピーをとって「ケンメリ」というニックネームを与えられ、デビュー早々爆発的な人気を誇るモデルとなりました。ボディは無駄なラインを省いた、のびやかな造形。とはいえ、スカイラインのアイデンティティとなったサーフィンラインや丸形4灯のヘッドランプは、しっかり踏襲していました。
このケンメリ・スカイラインにGT-Rのエンブレムがよみがえったのは、翌73年1月のこと。今度のGT-Rは型式名をKPGC110といい、ハコスカGT-Rと同じ名機、S20型直列6気筒エンジンを搭載しました。160PS、18kgfmという最高出力、最大トルクに変わりなく、フロント・ストラット、リア・セミトレーリングアームという足まわりも先代から踏襲したものでしたが、ブレーキが4輪ディスクへと進化しました。
「日産 GT-R ニスモ GT3'18 」 ※ブランドセントラルで購入可能
GT3カテゴリーを戦うために生まれたレース仕様のGT-R
「日産 GT-R ニスモ GT3」は、ニスモが「R35型日産 GT-R」をベースに開発した、FIA GT3規定に合致する市販レーシングカーです。GT-RのGT3カーは2012年からカスタマーにデリバリーされていますが、2015年モデルからはベース車両をGT-Rからより剛性の高い車体を持つGT-R ニスモに変更。2018年モデルからはドライサンプ化することで、エンジンを約150mm低く搭載して低重心化を図り、さらに150mmほど後方に下げて重量配分の最適化も進められました。
スケープス特集追加
・「紅葉」
・「ウィットビー」