ライアットゲームズは、タクティカルFPS「VALORANT」の国際大会、「2023 VALORANT Champions Tour」のMastersを2023年6月に日本で開催すると発表した。
本発表は、2022年12月23日、24日に横浜アリーナで開催された、ライアットゲームズのオンライン・オフライン統合イベント「Riot Games ONE」のフィナーレで公表された。
2023 VCTの大きな柱のひとつとなる大会を開催する場所として、日本以上に相応しい場所はないと考えているという。日本のVALORANTコミュニティーはこの1年間で飛躍的に成長し、あらゆるタイプのイベントにおいてその熱気を見せてくれた。現在、世界中のファンに楽しんでもらうための新しい体験をチーム一丸となって準備中とのこと。
Mastersは、初開催となるインターナショナルリーグのスプリット終了後の2023年6月に開催される。Mastersには3つのリーグの上位10チームに加え、ブラジルで行われる大会の「LOCK//IN」で優勝したチームが出場する。また、Mastersは各チームがChampionsへの出場権をかけて熾烈な戦いを繰り広げる場でもある。そして、Masters終了後の2023年夏に開催されるLast Chance Qualifier(LCQ)が、Champions出場枠を勝ち取る最後のチャンスとなる。
「インターナショナルリーグ」について
キックオフトーナメントの後に、EMEA、PACIFIC、AMERICASの各地域で競技スプリットが開幕します。LAN環境での熱戦が週単位で進行していきます。「インターナショナルリーグ」のLANイベントはベルリン、ソウル、ロサンゼルスで開催されます。各開催地には複数言語放送をカバーする配信チームが置かれ、世界中のファンに熱戦の模様をお届けします。2023年のスプリットは3月開幕でレギュラーシーズンが8週間開催され、5月に各リーグの王者が決定します。なお2024年以降の「インターナショナルリーグ」は2スプリット制となりますが、2023年は各チームがハブ都市での活動準備を整える必要があるため、国際トーナメントと1スプリットの形式で実施します。
国際大会「Masters」、「LCQ」、「Champions」について
6月はシーズン2回目の国際トーナメントとなる「Masters」を開催します。各インターナショナルリーグのトップチームが出場します。ここで地域最高成績を残した各チームは世界王座を決める「Champions」の出場権を獲得します。7月はおなじみの「LCQ(ラストチャンス予選)」を開催します。シーズン最大のイベントである「Champions」出場権を求める強豪チームが最後の出場枠の獲得を目指します。なお、「LCQ」から「Champions」へ出場できるのは各地域1チームのみです。
そして8月にはVCTシーズンの集大成「Champions」が開幕します。どんな変更も新イベントも、すべてはこの舞台へ続くもの。ミッションはこの上なくシンプル。「トロフィーを手にし、歴史に名を刻む」、ただそれだけです。VALORANTの世界王者を決める本イベントはシーズン最大にして最高峰。出場チームも万全を期して臨みます。