スクウェア・エニックスがiOS/Android向けに配信予定の乱戦コマンドバトルRPG「ドラゴンクエスト チャンピオンズ」。2月6日より開催されているクローズドβテスト(以下、CBT)のプレイレポートをお届けする。

目次
  1. 序盤から「ドラゴンクエスト」らしさを感じる「ストーリーモード」
  2. 戦士から盗賊まで5種の職業に自由に転職できる
  3. 乱戦を超えてチャンピオンを目指す「大会モード」

「ドラゴンクエスト チャンピオンズ」は、“ソロでも遊べる乱戦ドラクエ!”をコンセプトに大勢のプレイヤーとモンスターが入り乱れる知恵と勇気の「勇者武闘大会」を制し、真の勇者を目指す乱戦コマンドバトルRPGだ。

1人でじっくり遊べる「ストーリーモード」やみんなで遊べる「大会モード」はもちろん、そうびの入手や強化にかかわる「ふくびき」「工房」など、今回のCBTでプレイできたポイントについて紹介していく。

序盤から「ドラゴンクエスト」らしさを感じる「ストーリーモード」

「ストーリーモード」では、序盤は本作の遊び方やモンスター・他パーティとのバトルなど、基本的なことを教えてくれるチュートリアルが発生。その後は、章ごとに用意されたクエストをこなしつつ、本作のオリジナルストーリーを楽しめる。

行方不明になった父の残した言葉「すべての勇者武闘大会を制覇した者だけが、真の勇者となれる。私たちの手で成し遂げねば」を胸に秘め、“勇者武闘大会”に挑む主人公。案内役のホミット(CV:小原好美)や自称マネージャーのエルミア(CV:伊藤美来)、そして道中に出会った仲間とともに冒険を進めて行く。その中では、ライバルとなるゼラム(CV:大塚剛央)との出会いに加えて、何やら不吉な事を口走る存在も。

「ドラゴンクエスト」らしさのあるストーリーを楽しみつつキャラを成長、そしてプレイヤーとしてのスキルを伸ばせるモードだ。

クエストは「もくひょうモンスターの討伐」などの基本的なクエストや、「大会クエスト」と呼ばれる本作ならではのものが存在する。また、いくつかのクエストでは「もくひょう」のモンスター以外を倒すと隠しルートに突入し、隠しルートはクリアすることで通常のクエストよりも良い報酬を獲得できる。

クエストの選択画面で「出現するモンスターが多いな」「クリアしたけどあのモンスター出なかったな」と思った際は、注意深くクエストのエリア内を探してみてほしい。

戦士から盗賊まで5種の職業に自由に転職できる

ゲームのホーム画面からは、「ストーリーモード」「大会モード」に加えて、「パーティ」「工房」「ふくびき」「交換所」を選択できる。

「ふくびき」では、クエストクリア時などに手に入る“ジェム”を消費して、キャラに装備させられるぶき、たて、あたま、よろい上・下を★3~★5の中からランダムで入手できる。今回のCBTでは、ジェムで10連ふくびきを引くと“ふくびきスタンプシート”のスタンプが1つもらえる仕様になっており、それぞれ道具やゴールド★5そうび確定などの報酬が用意されていた。正式サービス後にこの機能が実装されるかはわからないが、このまま残っておいてほしいポイントである。

「パーティ」では、主人公や仲間の装備の変更はもちろん、キャラクターの見た目、職業の変更まで可能。CBTでは戦士、僧侶、武闘家、魔法使い、盗賊の5つが用意されており、自由に変更できた。物理や呪文での攻撃が得意なものや回復スキルを使用できるものなど、職業によってさまざまな特性がある。

また、職業ごとに得意ぶきというものが存在し、得意なものを装備していないと発揮されない特殊効果も存在する。基本的には職業それぞれの得意ぶきを装備することをオススメするが、僧侶や魔法使いなのに剣、戦士なのに杖といった今までの「ドラゴンクエスト」シリーズではあまり体験できなかったような職業と武器構成が可能となっている。

あたま、よろい上下に関しては職業ごとの得意という概念はなかったが、職業が○○のとき発生する効果は存在するので、そちらに合わせて装備したほうが良いだろう。

モンスターを倒した時に手に入るエンブレムも装備可能。装備することでキャラのステータスが上昇する

「工房」は、入手したそうびやエンブレムの強化や限界突破、売却ができる。強化にはゴールドとぶき・ぼうぐの“強化玉”が必要となる。一定のレベルまで強化すると、スキルや特殊効果を習得できるので、高レアリティのそうびを入手してゴールドと強化玉に余裕がある際は強化していこう。

限界突破では同一のそうびを使用することで、さいだいLvと新たな特殊効果を解放できるので、こちらも積極的に行っていきたい。

同じレアリティのエンブレムがあれば1つ上のレアリティへ錬金もできる

乱戦を超えてチャンピオンを目指す「大会モード」

「ストーリーモード」を一定のところまで進めると「大会モード」が解禁。CBT中はプレシーズンとなっており、ブロンズ・シルバー・ゴールドのリーグ分け、その中でI~IVのクラス分けが行われる。なお、ブロンズリーグは対戦相手が全員AIとなり、シルバーリーグから他プレイヤーも参加する大会となる。

「ストーリーモード」のクエストや大会クエストではフィールドからのスタートとなるが、「大会モード」は船の上から始まる。提示された3つのポイントから1つを選び、フィールド内で最初に降り立つ場所を決めることに。

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本作はシンボルエンカウント制となっており、モンスターやプレイヤーと接触、アタックを仕掛けることで戦闘が始まる。後ろから接触すれば“ふいうち”となり有利な状態から戦闘を始められるほか、アタックは相手にダメージを与えた状態からスタートする。敵の後ろからアタックを決めることが一番の理想となるが、逆に相手から同じことように仕掛けられないよう注意しよう。

戦闘自体は「ドラゴンクエスト」シリーズおなじみのコマンドバトルを採用。こうげきやスキルのほか、ダメージを与えたり受けたりした時などに上がる“テンション”が最大になると使える“ひっつさつ”も。特別なアクション要素などはないので、「ドラゴンクエスト」シリーズを触ったことがある人は問題なくプレイできるだろう。

さらに、本作ではプレイヤー対プレイヤー、プレイヤー対モンスターという1対1の構図はもちろんだが、三つ巴(プレイヤー対プレイヤー対プレイヤー、プレイヤー対プレイヤー対モンスター)になる乱戦も発生。通常の戦闘以上に、誰から攻撃して倒すかという判断が重要になってくる。

モンスターとの戦闘に勝利すると、こうげき力が上がる“こうげき玉”、しゅび力が上がる“しゅび玉”が手に入り、効果は参加している大会限りとなるが、最大で999個まで集められる。プレイヤーとの戦闘に勝利した場合は、それまでに相手が集めていた“こうげき玉”と“しゅび玉”をすべて獲得できる。

また、さいだいHPとMPが上昇する“せかいじゅのきのみ”も存在する。こちらは最大10個までとなるが、プレイヤーとの戦闘では入手できない。特定のモンスターを倒した時に手に入るが、苦戦するほどの強さではなく、比較的簡単に入手できるので大会中は最優先で獲得していきたい。

モンスターをコツコツ倒し、ステータスを上げてから最後にプレイヤーに挑むのはもちろん、最初からプレイヤーに挑んで一気にステータスを上げつつチャンピオンを目指すなど、プレイスタイルや戦術は多岐にわたる。

しかし、注意しなければならないのが他のプレイヤーとモンスターの周りに表示されている色つきのオーラの存在だ。これは敵の強さを表しており、青・オーラなし・オレンジ・ピンクの順でどんどんと強さが増していく。オレンジやピンク色のオーラを持つ敵が自分の周りにいる場合は慎重に行動することがオススメだ。

また、大会中に脅威となるのはモンスターやほかのプレイヤーだけではない。大会中は時間が進むごとに魔瘴が広がってきて、中にいると徐々にHPが減っていってしまう。ミニマップで魔瘴の範囲を随時確認し、より早い段階で安全な地帯へたどり着くことがベストだ。

魔瘴のエリアから逃れつつ戦闘をこなして、最後の生き残りのプレイヤーになればチャンピオンとなる。

CBTながらも「大会モード」の存在により、いつまでも遊び続けられる本作。プレイするたびに別の戦術を試したくなり、チャンピオンになるまでのルートを模索してしまいたくなる。

2月13日までの開催となるCBTで、現在「大会モード」ではゴールドIIIに位置している。終了までにゴールドIの景色を見るため奮闘しつつ、今後のサービス開始までにどのような調整などが行われるかも注目していきたい。

ドラゴンクエスト チャンピオンズ

スクウェア・エニックス

iOSアプリiOS

  • 配信日:2023年6月13日
  • 価格:基本無料

    ドラゴンクエスト チャンピオンズ

    スクウェア・エニックス

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2023年6月13日
    • 価格:基本無料

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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