スクウェア・エニックスが配信を予定しているiOS/Android向けアプリ「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」。本日7月7日から行われるクローズドβテストの先行プレイレポートをお届けする。
「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」は、完全新作オリジナルストーリーとなる、若き日の英雄「セフィロス」に秘められた物語と共に、 原作「ファイナルファンタジーVII」と「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」を章立て配信で楽しむRPGとなっている。
これまでの情報ではその全容をイメージすることは難しかったものの、7月7日から行われるクローズドβテストでは、ゲームの気になるところを一通り確認することができた。その特徴の数々を紹介していきたいと思う。
なお、筆者は「ファイナルファンタジーVII」シリーズはリアルタイムでプレイできておらず、「ファイナルファンタジーVII リメイク」から改めてプレイしていることもあって、本作での体験は新鮮なものとなった。筆者と近いプレイ遍歴の人は、そちらの目線からも確認いただければ幸いだ。
多彩なアプローチでオリジナル版の物語を表現
本作のメインとなるのは、章立てで楽しめるストーリーだ。今回のCBT時点では「ファイナルファンタジーVII(以下、FFVII)」と「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-(以下、CCFFVII)」、そして「ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー(以下、FFVIIFS)」のエピソードが収録される。
クエストは、ストーリー、バトル、マップ探索の3つの要素で構成されており、全てが用意されている場面もあればストーリーだけで進行するものもある。そうした多彩なアプローチによって、原作の持つRPG体験をスマートフォンゲームのフォーマットに落とし込んでいる印象だ。
ストーリーやマップ探索はデフォルメされたキャラクターで楽しむことになるのだが、原作の「FFVII」を彷彿とさせるポリゴンモデルで再現されており、往年のプレイヤーであればどこか懐かしさを覚えるのではないだろうか。マップ探索におけるギミックもオールドタイプのRPGをイメージさせるものだ。
その一方、随所には「FFVII リメイク」で制作されたものを含む、3Dムービーが挿入される場面も。どれか一つの表現にこだわるのでなく、適材適所でさまざまな演出を活用していることで、「FFVII」の作品群を良い意味で一括りにしている印象を受けた。このタイトルならではの「FFVII」の表現の仕方で楽しめそうだ。
あと一点だけ付け加えておくと、本作のストーリー進行におけるボイスは基本的に用意されていない様子。これも原作体験に近いアプローチを意識したものと見受けられる。
バトルは3Dモデルで表現、オート+スキル発動のアクティブタイムバトルに
バトルは3Dモデルで表現されたグラフィックとなっており、バトルシステムは原作「FFVII」のアクティブタイムバトルをスマートフォン向けに最適化している。具体的には、ベースとなる攻撃はオートで進行し、魔法やアビリティに関してはATBゲージを必要量消費して発動することになる。ATBゲージは時間経過によって回復するため、いかに効率よく繰り出すかが重要になってくるだろう。
また、バトルは最大3人のパーティで挑むことになるのだが、戦闘中に操作するキャラクターは1人だけ。ただし、画面左に表示されているキャラクターのUIをタップすることで操作キャラクターの切り替えは可能となっているので、狙って魔法やアビリティを発動したいときはこちらを活用していこう。
加えて、プレイヤーが大きく介入することになるのが、戦闘中の行動によって溜まっていくゲージによって発動可能なリミットブレイクと、アタックとディフェンスの2つを選択できるコマンドシフトだ。これらは戦局を変える上で重要になってくるので、少しだけ踏み込んで紹介しておく。
リミットブレイクは原作「FFVII」でもおなじみの必殺技となっているが、本作においてはパーティメンバーが同時に発動することでダメージにボーナスが発生する仕様となっている。連続発動するためのリミットはシビアではないため、落ち着いてボタンを押せば問題ないはず。キャラクターの特性に合うかたちで攻撃・回復などの効果があるため、パーティ編成時のポイントにもなってきそうだ。
また、コマンドシフトはアタックシフトは攻撃に特化した効果、ディフェンスシフトは防御に特化した効果がそれぞれ付与される。これだけだと単なるバフ効果として捉えられると思うが、実は敵が繰り出す強力な攻撃や、ストリームフェイズと呼ばれる敵の特殊行動に対してはこの選択がもたらす影響は無視できないものとなっている。
まず敵が強力な攻撃をする際、いわゆる防御行動に該当するのがディフェンスシフトとなっている。基本的にはこれ以外に敵の攻撃に対処する方法がないため、敵が強力な攻撃を繰り出す予兆があれば忘れずに切り替えておきたいところ。
そして、ストリームフェイズ中は敵が特殊な状態となり攻撃が通りづらくなったり、最終的に強力な攻撃を繰り出される危険性がある。この場合、ストリームフェイズを解除させることで行動不能にできるのだが、その際ゲージ下に表示された「サイン」の数字を0にする必要が出てくる。この数字を減らす(破壊する)ことができるのはアビリティなのだが、アタックシフト状態では破壊できるサインの量が多くなる(同じサインのアビリティにすることでも破壊できる量は増加)。
そのほか、魔法やアビリティには属性が存在しており、敵との相性を意識する必要も出てくる。……と、ここまでを読んでいろいろと考えることが多そうに見えるだろうが、本作では昨今のスマートフォン向けタイトルの傾向に沿うかたちでオートモードや倍速機能が搭載されており、基本的にこちらが優勢であれば、オートで任せておいても差し支えない。駆け引きが求められる場面にこそ、これらの仕組みは機能していきそうだ。
幅広い育成要素を用意、マルチプレイなどのエンドコンテンツも充実
上記で触れた要素はまだ基本的な部分になるのだが、育成についても簡単に紹介していこう。
まず安心してほしいのが、本作ではガチャで入手できるのは武器である、なので、好きなキャラクターでプレイできないということはまず無い。。また、手に入れた武器やバトルウェアはともに見た目に反映される。
武器はレベルアップさせることができるほか、レアリティアップや限定突破によってより強力な武器になっていく。武器単位に用意されているアビリティが戦闘にも反映されるので、そちらを意識した装備にもなってくるだろう。
また、ゲームを進めると、キャラクター自体での成長要素としてキャラクターストリームというスキルツリーのような育成システムも解放される。今回はプレイできなかったものの、召喚獣の成長要素も用意されているようなので、どういった仕組みになるのかも気になるところ。
最後にマルチバトルについても少しだけ。今回はCBT前の環境でのプレイだったこともあり、マッチングできたのは一度きりだったのだが、それぞれ1人ずつのキャラクターを持ち寄って、最大3人でのバトルに挑むこととなる。基本的なバトル進行は1人プレイの時と大きな差はないが、マルチバトルにおいては味方に「レイズ」を行って戦闘不能の味方を復活させることができる(同一プレイヤーの復活は一度だけ)。
マルチバトルとしてはちょうどよい塩梅の楽しみ方ができる印象だが、本作のバトルシステムはむしろマルチを想定した作りになっているようにも感じられて、双方のバランスが良いかたちで構成されている。ランダムマッチという同じバトルに参加したい人と自動的にパーティを組む仕組みがあったため(必須戦力を超える必要あり)、気軽に挑戦することができそう。
本記事では各要素をかいつまんでの紹介となったが、育成クエストや踏破型のコンテンツも用意しているなど、エンドコンテンツも充実しているような印象も受けた今回のプレイ。CBTに参加するという人はぜひ一通り楽しんでみてほしい。
(C) SQUARE ENIX Powered by Applibot, Inc.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / CHARACTER ILLUSTRATION: LISA FUJISE
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。
























































