スクウェア・エニックスが2024年に発売を予定しているPS5/PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)/iOS/Android向けタイトル「サガ エメラルド ビヨンド」。ゲームの世界観や6人5組の主人公、バトルシステムを紹介する。
「ひらめき」や「連携」を駆使するバトル、モンスター、メカ、吸血鬼といった多様な種族、プレイヤーの選択で無数に形を変える、あなただけの物語。シリーズの粋を結集し、プレイヤーの数だけ異なる体験を提供する「サガ」シリーズ完全新作だ。
翠の波動のその先へ
翠の波動は可能性の選択か、それとも逃れられぬ運命なのか。新たな主人公たちの物語(サガ)が今、始まる。
天国、地獄、天界、地下世界、妖精郷…さまざまな呼び方で認識されてきた異世界。だがそれは特殊な異世界などではなく、連接された無数の世界の一つなのだ。多くの世界で、その事実は知られず、自らの世界が唯一のものだと、当たり前のように信じられてきた。
人々が認識しているかどうかに関わらず、連接された世界は互いに影響を与え合い、変化を続けてきた。
そして、今また新たな変化が、連接世界を舞台に始まろうとしている。
「連接領域」から繋がる17のワールド
「連接領域」と呼ばれる異空間――そこは、17のワールドへと繋がっている。緑の波動に導かれし主人公たちは、「連接領域」を介して歴史も文化も異なる様々なワールドを巡っていく。どのワールドへの扉が現れるか、どのワールドへの扉を選ぶか、そしてそこで何を成すか、すべてはプレイヤーの選択によって変化し、自分だけの物語が紡がれる。
運命の道標 翠の波動
6人5組の主人公たちは、緑色の光の波を辿り、「連接領域」から17のワールドへ、また訪れたワールドの中でも、さまざまな運命の選択を迫られる。
光の波は時に複数の運命を指し示すが、その選択の先に待つものがプレイヤーの思った通りのものであるとは限らない。時に危険を知らせる赤い光が見えることもあるが、避けて通るもあえて立ち向かうもプレイヤーの自由。
シリーズ最大の変化で描かれる 自分だけの物語
「サガ」シリーズおなじみとなる、プレイヤーごとの選択や行動で変化する物語は健在。さらに、プレイヤーが訪れたワールドは、ワールドごとに変化を起こし、次の周回でいずれかの主人公を選んで訪れた際には、異なる展開が待っている。常に新しい体験を楽しめる、シリーズで最も変化する物語が待ち受ける。
6人5組の主人公たち
御堂 綱紀 CV:三宅貴大
結界を守護する「クグツ」使い
「五角堂」を中心に、古風な街並みが広がる世界「ミヤコ市」の名家御堂家の血筋。意志を持つ「クグツ」を操る力を持つ。
先の大戦で旧体制とともにミヤコ市の霊的秩序も崩壊し、様々な怪異現象が発生するようになった。失われた霊的支配力を回復するための異界探査計画「カテドラル計画」に選抜された綱紀は、クグツとともに四神の力を手に入れる旅に出る。
アメイヤ・アシュリン CV:飯沼南実
正体を隠し小学生としてクラス見習い魔女
魔女の統べる世界「プールクーラ」から卒業試験でミヤコ市を訪れた見習い魔女。
ミヤコ市では小学6年生の「泉ゆめは」として使い魔猫のロロと暮らしていたが、正体不明の男にほぼ全ての魔力を奪われてしまう。はたしてアメイヤは魔力を取り戻し、最終試験に合格できるのか?
シウグナス CV:小野友樹
玉座を追われし闇の王
闇に閉ざされた世界「ヨミ」を統べる、不死なる吸血鬼にして闇の王。
何者かの裏切りにより玉座を追われ、目覚めると死せる戦士が集う世界「ブライトホーム」だった。王の戦士団に加えられ混沌の侵略者との戦いに駆り出される。だが、なぜ不死である自分が死者の世界へ来たのか、戦士団の仲間たちと共に闇の王としての能力を取り戻す旅が始まる。
ディーヴァ ナンバー5 CV:諏訪彩花
歌声とボディを失った歌姫メカ
王都を中心に産業が発達した世界「アヴァロン」で人気を博す、歌とダンスを得意とするメカ。
人々を魅了する完全無欠のエンターテイナーだったが、王立博物館で見つけた禁止楽曲を歌ってしまったことで、メモリと歌唱機能を封じられ、歌も仕事も失ってしまう。
失意の中、人型のボディをも捨て去り、勧誘されるがままに異世界探索隊へと参加しアヴァロンを離れる。
ボーニー・ブレア CV:村中知
フォルミナ・フランクリン CV:陶山恵実里
暗殺事件を追う新米巡査ペア
摩天楼建ち並ぶ「キャピトルシティ」で起きた大統領暗殺未遂事件の真相を追う、元海兵のボーニーと射撃の名手フォルミナの警察官2人組。
事件の重要参考人が残した「大統領が裏切った」という言葉と、謎の三角形のピースを手掛かりに、事件の真相を追って異世界を巡る。
バトルシステム
進化を遂げたバトルシステム
「サガ」シリーズおなじみのシステム「ひらめき」や「陣形」に加え、戦略性の高い「タイムラインバトル」をさらに洗練。
ターンで変化していくBPをパーティーで共有しながら、味方と行動順を合わせて連携を狙うか、はたまた敵の妨害に徹するか、あえて敵や味方からも孤立するか、変化していく戦況に対してプレイヤーごとの戦略を取ることができる。
戦略性の高い“タイムラインバトル”
ターンの開始前に、敵の行動と順番が明かされている独自のシステム「タイムラインバトル」。プレイヤー側は、選択する技によって行動順が変化するため、味方と行動順を連続させて連携を狙ったり、敵の行動に割り込んで妨害したりと自由な戦略をとることができる。
また、技・術の発動はBP(★マーク)を使用する。ターンごとに使えるBPはパーティ全体で共有のため、消費の大きい技を使う場合、攻撃できない仲間が出ることもある。
行動順や技選びが重要となる“連携”
タイムラインの各キャラアイコン下にある緑のゲージが技や術ごとに設定された連携範囲となり、これを仲間同士で繋げたり重ねたりすることで連携が発動する。ただし敵も同じ条件で連携を行ってくるため、行動順と連携範囲には注意が必要となる。
この場合、敵に妨害などをされなければ、赤枠内の緑のゲージがつながっている4人が連携を行う。 |
タイムライン上の位置を強制的に変更する特性を持つ技も存在するため、 敵の連携を崩しつつ、自分たちの連携を成立させる事が重要。 |
戦いの中で新たな技を覚える“ひらめき”
バトル中、新しい技をひらめくことがある。ひらめいた技は次のターンから使用することができ、一挙に戦局を変える要因になるかもしれない。
さまざまな効果をもたらす“陣形”
陣形によってバトル中に様々な効果を得ることができる。技のコストを軽減したり、パーティ全体の防御を高めたり、一部のキャラクターに絞って強化するなど、敵や戦略によってさまざまな選択肢が用意されている。
獅子奮迅の大活躍“独壇場”
タイムライン上で2マス以内に敵も味方も誰も存在せず孤立した場合「独壇場」が発生する。独壇場は自分が覚えている技・術を使って一人で連携を繰り出すため非常に強力。ただし連携と同じく敵も使用してくるため、タイムライン上の配置には常に注意が必要となる。発生条件上、敵味方の減るバトル後半ほど発生しやすく、戦況を決める一因となることもある。
多彩な種族で深まるバトル
人間だけでなく、モンスター、メカ、クグツ、短命種といった多彩な種族が登場し、技・術の習得条件やキャラクターの成長は種族ごとに大きく異なる。一部の種族の特殊な技などもあり、それぞれの種族の特徴を活かすことで、より多彩な戦略を楽しめる。
(C) SQUARE ENIX
※画面は開発中のものです。
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