東京ビックサイトの西展示棟1~4ホールで2024年8月29日~9月1日の4日間開催される「東京おもちゃショー2024」。今回は、8月29日の商談見本市で各社ブースを一通り回ってみたため、ゲームに関するモノを探した上で、気になったモノを紹介していきます。
東京おもちゃショーは、8月29日と30日が商談見本市(バイヤーズデー)、31日と9月1日が一般公開日(パブリックデー、コロコロ魂フェスティバル併催)となっている。東京ビックサイトの西展示棟にある西1ホール~西4ホールが使われていて、西1階会場が西1ホールと西2ホール、西4階会場が西3ホールと西4ホールになっているが、西3ホールが「コロコロ魂フェスティバル」の会場になっているため、この日は閉じられていた。
西1ホール、西2ホール、西4ホールの各社ブースは「1-○」「2-○」「4-○」のように表現されているため、ゲーム関連の商品を見つけたブースをこのブース番号順に紹介していく。

1-01.セガフェイブ
「ポケットモンスター」のベビーブランド「モンポケ」関連の玩具がまとめて展示されていた。







出口付近には「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のショートアニメ「SONIC &FRIENDS」関連のグッズがぬいぐるみを中心に展開されていた。





また、「PlayAR」アプリ対応フィギュア「怪獣8号」のコーナーには、「PlayAR」を紹介するパネルに「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」が使用されていた。


1-02.ジョイパレット
店舗レンタル用の「きゃらくるカートST」のコーナーのパネルに「マリオカート」と「ポケットモンスター」の「きゃらくるカートST」が紹介されていて、「マリオカート」の「きゃらくるカートST」が展示されていた。




1-03.アガツマ
7月21日発売の「アンパンマン タッチでエンジョイ! あいうえお教室 for Nintendo Switch」がプレイアブルの状態で展示されていた。




1-04.石川玩具
「フィギュアコレクション」や「フィギュアコレクション+」、「トーキングフィギュア」や「スポーツトイ」など、「スーパーマリオ」中心の展開。














「フィギュアコレクション」の並びの中には、「ピクミン」のフィギュアも見られた。


1-05.ハナヤマ
昨年、日本おもちゃ大賞2023ハイターゲット部門で優秀賞を受賞していた「ゼルダの伝説」のパズルがあった。


1-07.マテル・インターナショナル
ゲームのコーナーに、「ポケットモンスター」や「マリオカート」の「UNO」や、「ポケットモンスター」の「ブロックスシャッフル」が展開されていた。






ミニカーの「ホットウィール」の中には、「フォルツァ」シリーズや「グランツーリスモ」シリーズ、「スーパーマリオ」のクッパの商品があった。



また、例年展開されている「マインクラフト」関連や、「メガブロックス」の「ポケットモンスター」関連の商品が多数見られた。






1-08.エポック社
例年展開されている「スーパーマリオ」や「マリオカート」関連の玩具の中に、日本おもちゃ大賞2024バラエティ部門で優秀賞を受賞した「スーパーマリオ 手さぐりハテナブロックパーティ―」がプレイアブルな形で展示されていた。







「アクアビーズ」のコーナーには「スーパーマリオ」と「星のカービィ」の商品があり、ジグソーパズルのコーナーにも「星のカービィ」関連の商品があった。






1-09.マルカ
「星のカービィ」関連の玩具の中に、新商品のサウンド入りトイ「サウンドスターロッド」が展示されていた。




1-10.ビバリー
「ポケットモンスター」と「星のカービィ」関連の商品が多数みられた。






日本おもちゃ大賞2024ゲーム&パズル部門で優秀賞を受賞した「星のカービィ アクスタポップシリーズ(カービィ・サニーデイとカービィ・スイートドリームス)」が目立つところに展示されていた。


1-11.テンヨー
「ポケットモンスター」のジグソーパズル、「ドラゴンクエスト」のメタリックナノパズル、「スーパーマリオ」の「マジック10」が展示されていた。




1-27.ムラオカ
「マリオカート」のリモートコントロールカーが展示されていた。




2-01.タカラトミー
例年通り、「ポケットモンスター」関連の商品をまとめて展開していて、「モンコレ」、「ポケピース」、「おうちにポケモンPIKACHU」など多数の商品が見られた。























日本おもちゃ大賞2024キャラクター部門で優秀賞を受賞した「ポケットモンスター キミもポケモン博士!スマホロトムPad」と日本おもちゃ大賞2024ヒット・セールス賞を受賞した「カメラでリンク!ポケモン図鑑 スマホロトム」は、ブースの外のショーケースにも展示されていた。

「リカちゃん」のコーナーには、昨年の「スーパーマリオだいすきリカちゃん」に続き、新規に「星のカービィだいすきリカちゃん」が登場していた。




2-02.タカラトミーアーツ
入り口を分けて「ガチャの歴史」だけのコーナーを展開。




例年通り、「星のカービィ」と「ポケットモンスター」関連のぬいぐるみが多数展示されていた。








日本おもちゃ大賞2024バラエティ部門で優秀賞を受賞した「そうめんスライダー ポケットモンスター」や、キャンディトイの「ポケモンカードゲーム」関連の商品も見られた。




筐体系の展示コーナーでは、「ポケモンフレンダ」や「ひみつのアイプリ」が展示されていた。




2-03.カワダ
「ナノブロック」の商品群に「星のカービィ」と「ポケットモンスター」があり、例年と比べて「ポケットモンスター」を広めに展開していた。また、地味ながらも「スペースインベーダー」関連の商品があった。
















ナノブロック型フィギュア「n-fig」にも「星のカービィ」関連の商品が見られた。


「パーラービーズ」にも「ポケットモンスター」の商品があった。


2-04.リーメント
例年通り、「ポケットモンスター」「星のカービィ」「ピクミン」の商品が展示されていた。























2-09.インフォレンズ
毎年「マインクラフト」中心に展開されていたが、今年は「マインクラフト」の姿が見えず、海外のキャラクター商品が多数展開されていた。その中には、昨年に引き続き、「Poppy Playtime」と「Rainbow Friends」などの商品が見られた。










2-14.エンスカイ
「ポケットモンスター」、「星のカービィ」、「スーパーマリオ」、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」、「あつまれ どうぶつの森」、「スプラトゥーン3」、「ピクミン」、「マインクラフト」の商品が多数展示されていた。












































4-01.バンダイ/BANDAI SPIRITS
今年も「たまごっち」関連のコーナーが大きく展開されていた。








アーケードゲーム「ワニワニパニック」を玩具化した「おうちでワイワイ ワニワニパニック」の展開に合わせてアーケード筐体も展示されていた。



「たまごっち」関連のコーナーとは別に、「たまごっち」のコスメも展開されていて、フォトスポットになっていた。




「進化型入浴剤」のコーナーには、「ポケットモンスター」「スーパーマリオブラザーズワンダー」「マインクラフト」の商品があった。








食玩系のコーナーには、「スーパーマリオ」「ポケットモンスター」「ピクミン」「星のカービィ」の商品。






2024年稼働予定の「ドラゴンボールスーパーダイバーズ」の筐体。


クレーンゲームコーナーに「ポケットモンスター」があり、一番くじコーナーに「たまごっち」関連商品があった。




そして、TAMASHII NATIONSのコーナーには、「ゼルダの伝説」のマスターソードが展示されていた。





ガシャポンコーナーには、「パックマン」と「星のカービィ」の商品があった。






4-02.メガハウス
「もじぴったん」のカードゲーム、「たまごっち」と「デジタルモンスター」のぬいぐるみが展示されていた。



4-04.ローヤル
今年も「ポケットモンスター」の公式ベビーブランド「モンポケ」の商品が展示されていた。








4-29.リリック
「スプラトゥーン3」と「ラブ&ベリー」の商品が展開されていた。




4-35.ブリオジャパン
「マインクラフト」関連のゲームの展示。




4-39.京商
例年と同じく「マリオカート」関連の展開が見られた。




4-41.ショウワノート
「星のカービィ」「ポケットモンスター」「あつまれどうぶつの森」「マリオカート」「スプラトゥーン3」の商品が展示されていた。








4-44.オインクゲームズ
「ポケットモンスター」のゲームが展示されていた。
最後に、今回の東京おもちゃショー2024を見て個人的に一番注目した商品を紹介する。
セガフェイブブースの入り口で「ePICO」が大きく展開されていた。

「ePICO」は1993年にセガトイズが発売した幼児向け電子玩具の「キッズコンピュータPICO」の進化版で、令和版PICOとも言える商品。PICOはテレビに繋いで楽しむ玩具で、カートリッジに付いている絵本をめくると、テレビに映っている画面が連動し、ペンでなぞったり、コントローラを操作したりしてプレイするようになっていた。それに対して、この「ePICO」では、PICOでいうところのカートリッジが完全に本になっていて、ペンを画面に向けてカーソル操作したり、本をタッチして操作したり、本体に付ければジョイスティックとして操作できたりと多機能になっていて、付属のマットを使うことで、体を動かして楽しむことができる。


付属の絵本ソフトで100種類の「たいけん」をすることができ、別売りの絵本ソフトで新しい「たいけん」ができるようになっているので、30年前とは違った形の幼児向けのゲーム機が登場したと言えるのではないだろうか。


プレイステーション5の価格が改定され、Switchの後継機がいつ出るかと話題になっているこの時に、子供にとっての選択肢が一つ増えるという意味で、これからの動向を注目したい。

まとめ
この「ゲームに関するモノだけをひたすら探してみた」企画を始めた2013年以降、東京おもちゃショーはコロナ禍による中止の2年を除き、毎年6月に開催されていたのですが、今回は8月末の開催。そのせいか、はたまたコロナ禍から完全に抜け出たからか、理由はよくわからないのですが、何となくこれまでとはショーの印象が変わったような気がしました。
任天堂のキャラクターを扱った商品は相変わらず多くの出展社で見られたのですが、その一方で、スマホゲーム系のキャラクターが見当たらず、「妖怪ウォッチ」や「イナズマイレブン」といったレベルファイブ作品のキャラクターにもお目にかかれず、インフォレンズさんを除けば「マインクラフト」以外の海外ゲーム系のキャラクターをあまり確認できず、扱われるキャラクターが絞られているような気がするのです。個人的に、単に最近のゲームをキャッチしにくくなっただけかもしれませんが、ゲーム系のキャラクターについては、より定番が好まれるようになっているように見えるんですよね。
ゲームの市場的にも、リメイクが多く出て、それなりに成功していることを考えると、新規キャラクターがなかなか出にくくなっているのかもしれません。他力本願ながら、Switchの後継機と共に、玩具になるような人気キャラクターが新たに生まれてくることを期待したいものです。
おもちゃショーなので、別にゲームに関係ある玩具ではなくても、いろいろと興味を持てたり、楽しめたり、発見できたりする商品がありますので、この記事を見て何らかの興味を持てた方は、ぜひ東京おもちゃショーに足を運んでみてください。
東京おもちゃショー公式サイト
https://www.tokyotoyshow.com/event/8682
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