「トリガーハート エグゼリカ」復活報告イベント第二弾をレポート！彩音さんによるオープニングソング「GRAVITY ERROR」の歌唱も【TGS2024】

本ステージには、コスモマキアー・代表取締役の森一申氏、開発ディレクターの永木映彦氏が登壇。2023年の復活報告イベントより1年が経った今回は、第二弾としてNintendo Switch版「トリガーハート エグゼリカ エンハンスド」に関する展開が紹介された。

「トリガーハート エグゼリカ エンハンスド」は復刻困難との声が多く、その理由としては元々アルケミストが企画し、開発/販売したタイトルだという点。原作のメンバーおよび権利者に確認したものの、ソースコード、リソースデータともに残っていないとのことだったようだ。

そのため、最初は諦めていたものの、2023年の「エグゼリカ」復活から「エンハンスド」を期待する声が多かったため水面下で進行していたようだ。その第一歩目としては、アルケミストの元代表である浦野頌大氏とコンタクトを取り、協力を得られたという。ただこの時点でもソースコード、リソースデータともに入手することは叶わなかったそうだ。

再び諦めるべきかの瀬戸際に立たされたようだが、ここまで来たらやり遂げようということで、できる限り「エンハンスド」に近づけるという思いでプロジェクトがスタートした。

2009年にPS2で発売された「エンハンスド」は、アーケード版を翻案としつつ、イベントCGに加えて、フルアニメーションでのOPムービーが追加。さらに、原作では敵キャラとして登場していた「フェインティア」の原型となったオリジナルキャラ「フェインティア（オリジナル）」がプレイアブルキャラとして新たに登場している。

今回のSwitch版では、イベントCGやOPムービーの高画質化の高画質化に加えて、フェインティア（オリジナル）の性能見直しと再調整を実施。アーケード版ファンはもちろん、旧作ファンにも新たなゲーム体験が提供される。

次にステージでは、アルケミストの元代表・浦野氏や、OPムービーを製作したP.A.WORKSの今川拓郎氏からのコメントが紹介。オープニングソング「GRAVITY ERROR」を歌唱する彩音さんからのコメント紹介後には、ステージに彩音さんが登場し、楽曲を披露した。

16.7年前に「GRAVITY ERROR」の話をいただいたという彩音さんは、元々シューティングゲームが大好きだったのでとても嬉しかったと当時を振り返った。またこうしてコナミブースのステージに立てていることも嬉しく、光栄だと続けた。

その後にはそれぞれからファンへのメッセージ、そしてMakuakeにて実施されている復活応援プロジェクト第2弾の告知があり、ステージは終了となった。

(C) Cosmo Machia Inc. All Rights Reserved

※画面は開発中のものです。