EXNOAがDMM GAMESで12月4日にリリースを予定している本格3Dグラフィックス美少女バトル「ANGELICA ASTER」の先行プレイレポートをお届けする。
「ANGELICA ASTER(アンジェリカアスター)」は、PC/スマートフォン向けにリリース予定のターン制RPG。ハイグラフィックスな3Dバトルをブラウザで楽しめることが大きな特徴となっている。
また、“天使”と“神獣”という2つの存在にフォーカスした世界観も魅力。そんな本作を一足先にプレイする機会をいただいたので、紹介していければと思う。
重厚な世界観で描かれる悲しい物語
本作は、突如顕われた巨大空中戦艦“神獣”に対抗するため、“天使化”した人間たちが手に入れた翼で大空へと翔び立ち、神獣へと挑むというストーリーラインで展開。序盤をプレイした限りでは語られる情報量はさほどでは無いものの、どこか惹きつけられる世界観となっている。
例えばチュートリアルではプレイヤーの問いかけのようなかたちで「ガチャ」「万物の書(キャラクターのステータスやスキルの閲覧)」「神獣(お試しバトル)」の3つを楽しめる。こうした仕掛けからもプレイヤーを作中の世界観に惹き込もうとする意図が感じられた。
加えて、神獣とのバトル時に入手できる“神獣の謳”や、バトルに参加した天使が神獣とのバトルを通して入手する“天使の謳”によって紡がれる物語は、いわゆる寓話的な要素を含んでおり、どこか切ない気持ちにさせられる。
今回はスレイヤーという少女が天使になるきっかけとなる出来事を垣間見ることができたのだが、彼女自身が悲劇の中心であり、そして原因でもあるという辛い展開が待ち受けていた。このように、それぞれがなぜ天使になったのか、そして神獣という存在が人々にとってどういった脅威なのか、といった面が重厚な筆致で描かれる。
なお、スレイヤーをはじめとして本作に登場する少女たちはすべてコールサインとしての呼称となっている。その少女の本当の名前は好感度をMAXまで上げることで解き明かされる。ぜひ自身の目で確かめてみてはいかがだろうか。
ジョブの違いが特徴的なバトルシステム
本作のバトルはタイムライン順に行動していくオーソドックスなターン制RPGとなっている。オートや倍速機能も用意されており、戦力が十分であれば気軽に楽しむこともできるだろう。
その上で、本作ならではの面白い仕組みが“ジョブ”の存在だ。パーティ編成におけるジョブというと単なる役割分担のイメージが強いかもしれないが、本作においてはジョブそのもののバトルシステムが大きく異なっているのだ。
例えば「ファイター」の場合、ターンごとに獲得する“ブースト球”を使用し、スキルを強化することが可能。比較的オーソドックスに戦える役割と言えるだろう。
一方、「ギャンブラー」というジョブの場合、繰り出すスキルはスロットの役で決まる。攻撃、回復、バフ・デバフ何でもござれではあるが、とにかく運任せな仕組みになっている。
ほかにも、“ギアチェンジ”によって速度を上げ、さまざまな効果で敵を翻弄する「チェイサー」、シミュレーションゲームのように盤面で攻撃を選択する「ブラスター」など、一つ一つのジョブに異なるバトルの楽しさが備わっている。
加えて、★5以上のキャラクターに関しては覚醒を行うことでジョブ機能がパワーアップし、新しいジョブコマンドが追加される。ジョブの立ち回りに幅が生まれてきそうだ。
なお、冒頭でも触れた通り3D表現でのバトルを楽しめる本作では、キャラクター個別の専用モーションが用意されている。そのキャラクターだからこその表現も多分に用意されているので、プレイする際の楽しみにしてほしい。
息抜きに楽しめるミニゲームも充実
育成コンテンツも含め、基本的には神獣をはじめとした敵を倒していくのが本作の目的となるが、拠点となる戦艦内では少女たちの様子を眺められることをはじめ、施設の強化やミニゲームも用意されている。特にミニゲームは遊び心のあるラインナップとなっているので、こちらもプレイしてみてはいかがだろうか。
一通りの要素をかいつまむかたちで紹介してきたが、“本格3Dグラフィックス美少女バトル”という触れ込みにもある通り、単純に情報として受け取る以上にしっかりとしたクオリティのゲームとなっていた。
なお、本作はPCブラウザのほか、後日App Store/Google Playでのリリースも予定されており、データ連携を行うことでいつでもプレイ可能となる。あらゆるシチュエーションで本作を楽しんでみてほしい。
(C)2024 EXNOA LLC
※画面は開発中のものです。
コメントを投稿する
この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー