ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PS5/PS4用ソフト「グランツーリスモ7」について、新規収録車種やレースイベント追加などを含むアップデートを、3月27日15時より配信する。

目次
  1. 新規収録車種
  2. カフェ
  3. ワールドサーキット レースイベント
  4. グランツーリスモ・ソフィー
  5. スケープスの特集追加
「グランツーリスモ7」2025年3月アップデートが3月27日に配信!「アストンマーティン ヴァンテージ '18」など新規収録車種が登場の画像

今回配信の2025年3月アップデートでは、新規収録車種として「アストンマーティン ヴァンテージ '18」をはじめ、「マツダ CX-30 X Smart Edition '21」、「ルノー カングー 1.4 '01」を追加。カフェのエクストラメニューの追加、ワールドサーキットのレースイベント追加、「グランツーリスモ・ソフィー」の「カスタムレース」対応(PS5版のみ)、スケープスの特集が追加される。

新規収録車種

「アストンマーティン ヴァンテージ '18」 ※ブランドセントラルで購入可能

アストン史上最強と評された軽量ハンドリングマシン。

長らくアストンマーティンの高性能グレードを象徴してきたヴァンテージのネーミングが、完全に独立したモデルの車名として使われるようになったのは2005年から。アストンマーティンとしてはコンパクトな車体にV8ユニットを積んだそのモデルは、ラインナップの中でも非常に運動性能に優れたFRのスポーツカーとしてヒット作になりました。

その後継として2017年に登場したヴァンテージも、基本的なコンセプトは先代から踏襲。ほぼ同じ基本構造を持つDB11 V8よりホイールベースが短く、約120 kgも軽く仕立てられた車体が生み出す走りのパフォーマンスは、アストンマーティン史上最もハンドリングに優れたコーナリングカーと評されるほどの高い評価を得ました。

パワーユニットはメルセデスAMG由来の4L V8ツインターボで、510 PSを発揮。0-62 mph(0-100 km/h)は3.7秒、最高速度は195 mph(314 km/h)と、得られるスピードもスーパーカー並みの領域に入っています。

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「マツダ CX-30 X Smart Edition '21」 ※ブランドセントラルで購入可能

画期的な新エンジンを搭載したマツダのクロスオーバーSUV。

SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)が世界的に躍進を遂げた2010年代、マツダはCX-3とCX-5というモデルを投入しましたが、両車には明確なサイズ差がありました。CX-30は、CX-3とCX-5の間を埋めるべく誕生した、クロスオーバーSUVです。

CX-30は全長4,395 mm、全幅1,795 mm、全高1,540 mmというコンパクトさでありながら、マツダ固有の「魂動デザイン」を採用した流麗な外観を持ちます。フロントマスクには左右のヘッドランプを翼のようにつないだシグネチャーウィングをあしらい、ボディ側面は光の移ろいを映し込む抑揚が見事です。

与えられたパワートレインは、2L直噴ガソリンエンジンの「SKYACTIV-G」と1.8L直噴ディーゼルの「SKYACTIV-D」、さらに火花点火制御圧縮着火(SPCCI)という画期的技術を用いた2L直噴ガソリンの「SKYACTIV-X」の3種類。

ここで紹介する「CX-30 X Smart Edition」は、その「SKYACTIV-X」搭載車をベースに2021年に登場したグレード。フロントガラスに情報を表示するアクティブ・ドライビング・ディスプレイや衝突被害軽減ブレーキであるスマート・ブレーキ・サポート、各種運転支援機能などを標準装備とする点が特長です。

このグレード追加と同時に、SKYACTIV-X自体も改良を受け、AT車は操作感向上のためアクセルのペダル反力が高められました。扱いやすいサイズと快活な走りが光る、魅力的な1台といえるでしょう。

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「ルノー カングー 1.4 '01」 ※ブランドセントラル /ユーズドカーで購入可能

商用バンから生まれたレジャービークルの代表選手。

フランスには古くから、小型のバンを指す「フルゴネット」の系譜があり、多くの傑作車を生みだしてきました。その流れを継いで1997年に登場したのが、ルノー カングーです。

カングーの開発にあたり、ルノーはフルゴネットとしての性能を磨くいっぽう、個人がレジャーにも使えるMPV的な価値も与えました。後席のためのスライド式ドアと自在にアレンジできる分割式リアシートを備えたモデルを用意したのです。

この戦略が大成功を収め、カングーは「ルドスパス(=遊びの空間)」と呼ばれるレジャービークルの代表選手へと成長を遂げます。全長およそ4 mという小柄なボディに大量の荷物を積み込み、海や山へと繰り出すにはもってこいのクルマとなったのです。

カングーには、用途に合わせて多彩なパワーユニットが用意されましたが、ここで紹介するのは1.4Lガソリンエンジンを搭載するモデル。パワーは75 PSと最小限ですが、持てる力を使い切れるところは、フランス車の真骨頂。しなやかな足まわりも手伝って、痛快なドライビングが楽しめる1台です。 

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カフェ

新しいエクストラメニューとして、以下の新メニューを追加します。

エクストラメニュー No.45 コレクション「スズキ」(要コレクターズレベル35)

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ワールドサーキット レースイベント

ワールドサーキットに以下のレースイベントを追加します。

サンデーカップ

ブランズハッチ インディサーキット

ヨーロピアン・クラブマンカップ 600

ディープフォレスト・レースウェイ 逆走

ジャパニーズ・FFチャレンジ 450

東京エクスプレスウェイ・中央ルート 内回り

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グランツーリスモ・ソフィー

次世代レーシングAIエージェント「グランツーリスモ・ソフィー」が“GTソフィー2.1”へと進化し「カスタムレース」に対応します(PS5版のみ)。ワールドサーキットの各GTソフィー対応コース、対応レイアウトでは、カスタムレースの敵車AI選択で「GTソフィー」を選ぶことができます。

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スケープスの特集追加

特集に「フェロー諸島」を追加します。

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※画面は開発中のものです。

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