バンダイナムコエンターテインメントが2025年9月25日に発売したPS5/PS4/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam用ソフト「パックマンワールド2 リ・パック」(Steam版は9月26日発売)。本作のプレイインプレッションをお届けする。

「パックマンワールド2 リ・パック」は、2002年に発売された「パックマンワールド2」のグラフィックを一新し、2人協力プレイなど充実の新機能を追加したアクションゲームとなっている。
3Dベースのアクションアドベンチャーゲームである本作は、パックビレッジに忍び込んだゴーストたちがゴールデンフルーツをもぎ取ってしまったことで、パックランドからフルーツがなくなってしまうところから物語がスタート。パックマンは、奪われたゴールデンフルーツを取り戻すために冒険を繰り広げていく。

本作の特徴となるのは、さまざまなギミックとともに楽しめるステージの数々。森、雪山、海など6つのワールドごとにシチュエーションは大きく異なり、さまざまなアクションを駆使していく、幅広いプレイフィールを楽しむことができる。以降、操作の説明についてはPS5版に準拠する。

基本となるアクションとして、×ボタンの「ジャンプ」、空中から×ボタンで落下する「ヒップアタック」、宙返りしながら敵や障害物を破壊する□ボタンの「フリップキック」、入手したドットを敵に投げて攻撃する○ボタンの「パックドットアタック」、△ボタンを長押しして離すと坂道も一気に登れる「パックダッシュ」が用意されている。さらに本作では新アクションとして「スーパーヒップアタック」が登場し、ジャンプアクションが大きくパワーアップしている。






また、普通の攻撃では倒すことができないゴーストに対しては、パワークッキーを食べてメガパックマンに変身する。ステージの中でもさまざまな敵が登場するので、クリアまで気を抜けない、歯ごたえのあるプレイが楽しめるようになっている。

さらに、いくつかのステージをプレイする中で、メタルドットを入手することで水中を歩くことができるメタルパックマン、森でのトランポリンを用いたジャンプ移動、雪山で氷の上を滑っていくアイススケート、潜水艇「パックマリン号」を操作してのシューティング要素のある操作と、本当に多彩なアクションが用意されている。




そうしたアクションは主に二つの楽しみにつながっている。一つはギミックとの掛け合わせ。アクションを駆使しないと先に進めなかったり、ミッションの達成ができなかったりするので、そうした要素をしっかり回収するためにアクションを自分のものにしていく過程は、アクションゲームとしての醍醐味がある。


もう一つの楽しみはボス戦となっている。ボスに応じてダメージを与えられる条件が異なっており、それを実際に行うためにはその特性を理解するとともに、培ってきたアクションを有効活用しなければいけない。まさにステージを進んだ先の集大成として挑む存在といえるだろう。

正直なところ、筆者は今回が「パックマンワールド」初体験ではあったのだが、何度もトライ&エラーを繰り返していく過程も含めて、アクションゲームとしての魅力がしっかりと感じられるタイトルとなっていた。ステージクリア後にはタイムアタックもできるようになるので、腕に覚えがある人はそちらでチャレンジしてみるのも良さそうだ。

そのほか、今回は時間が限られていて体験できなかったのだが、冒険の拠点となる「パックビレッジ」ではゲームセンターで懐かしの「パックマン」3作品や「メイズゲーム」などが楽しめるほか、「ノヴァのお店」ではパックマンの衣装を変更するなどのカスタマイズも可能とのこと。ボリュームたっぷりに楽しめる本作をぜひプレイしてみてはいかがだろうか。

PAC-MAN WORLD(TM) 2 Re-PAC & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
※画面は開発中のものです。
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