9月4日に公開予定の劇場アニメ「SEKIRO: NO DEFEAT」について、キャラクターデザインを務める岸田隆宏氏が手がけた、狼・九郎・葦名弦一郎のキャラクター設定画を公開した。
以下、発表情報をもとに掲載しています
三者三様のオーラを形作る細部へのこだわりが明かされる――キャラデザ・岸田隆宏が手掛ける貴重な設定画が解禁!
2026年6月に開催された<アヌシー国際アニメーション映画祭 2026>のミッドナイト・スペシャル部門に出品決定、現地のワールドプレミアで本編が上映されると会場内は満員に、そして上映後は割れんばかりの拍手と歓喜に包まれ海外の人気も博す本作。
この度、本作でキャラクターデザインを担当する岸田隆宏による、狼(CV:浪川大輔)・九郎(CV:佐藤みゆ希)・葦名弦一郎(CV:津田健次郎)の貴重な表情設定画が解禁に!本作でキャラクターデザインを手がけるのは、「デュラララ!!」「魔法少女まどか☆マギカ」「ハイキュー!!」など数々の大ヒットアニメーション作品を支えてきた岸田隆宏。リアルな等身に、全編手描きで描かれる本作に込めたこだわりが垣間見える漫画的表現を溶け込ませ、表情ひとつで感情を雄弁に語らせる岸田隆宏がデザインするキャラクターたちは、本作の世界観を支える大きな柱となる。キャラクターたちの自己紹介とも言えるようなこの設定画。劇場での映像を楽しむ前に、それぞれのキャラクターの表情設定を観察し、彼らの人物像の深みに迫る。
狼の顔つきは百戦錬磨の忍びらしく、太い眉毛のその間には常に皺が深く刻まれている。顔の傷や、無造作にまとめられた髪のその細部にも、無骨な狼のキャラクター性を見出すことができる。彼のアイデンティティの一つでもある義手は、機械仕掛けにぎこちなく動く細かな表情までもが、細部まで描かれていることがわかる。葦名弦一郎に比べてどこか質素な風貌も、九郎に使える影の忍びとしてのミニマリズムを感じる。


狼や弦一郎に比べ、九郎の大きく見開いた眼に皺が少ないのは、その若々しさの表れとも言え、あくまで高貴な御子としての純粋無垢な一面が垣間見える。作中では過酷な運命の淵に立たされている九郎も、この設定画の中ではこんなにも明るく、本来の少年らしさを持って輝くような笑顔を見せている。着物の裾から覗く、スラリとした細い脚も、九郎のあどけなさを表現するのに一役買っている。


兜を被った葦名弦一郎は、比類なきまでに禍々しい雰囲気を纏っている。狼の無骨さと比べても、細く釣り上がった眉や切り裂くような眼光は、弦一郎の若さ故の鋭さを表している。一国の主人としての威厳は、重厚な甲冑にも宿る。一方で、「このストラップはぜったいなくならない」と岸田の手書きで書かれたと見られるメモ書きにはクスリと笑える一面もある。


本編では、火花を散らす激闘の中にも登場人物の感情の移ろいを丁寧に描かれている本作。細やかな感情表現を目指した沓名監督や、数多くの名作を手掛けてきた岸田隆宏だからこそ到達できる境地の作品になっている。手に汗握る剣戟アクションシーンの中に、このキャラクターたちがどのように動き出すのか、ぜひ劇場でご覧いただきたい。
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