「プロジェクトEGG」にて「夢幻戦士ヴァリスII（X68000版）」＆「Wind’sSeed ～風の種～（PC-9801版）」同時配信開始

夢幻戦士ヴァリスII（X68000版）

世界征服をたくらむヴェカンティ（暗の世界）の支配者「夢幻王ログレス」。ヴァニティ（明の世界）の支配者「幻想王女ヴァリア」は、そのたくらみを阻止すべく、女子高生「優子」を「ヴァリスの戦士」に選び、ログレスに挑む。一方ログレスは優子の親友「麗子」をあやつり「ヴェガンティの戦士」に仕立て上げてしまう。

優子と麗子の対決。麗子は優子に倒されながらも、死に掛けた戦いにめばえた優子との友情を確かめ、幸せそうに息をひきとる。麗子を失った優子はいよいよログレスへの憎悪を深め、死闘の末ログレスを倒し、その野望を打ち砕く。だが、真の平和が訪れたわけではない。いつまたヴェガンティが復活するともしれない。そんな不安を残しながら、優子は再び平凡な日常へと帰ってゆく・・・・・・。

本作は1989年にリリースされた横スクロールのアクションゲーム。プレイヤーは麻生優子を操作して、新たな恐怖の支配者メガスを倒すために戦うことになります。前作と同様にマップ上のアイテムを獲得することでパワーアップしたり、ステージの最後では個性的なボスとの戦闘があったり、要所ではケレン味たっぷりのビジュアルシーンが表示されたりと、いわゆるヴァリスらしさは健在！

さらに今回は様々な衣装を手に入れることで、ブレザーや、セーラー服といった様々な衣装が楽しめる着せ替えシステムなども必見です。

X68000版ではビジュアルをリファインし、声優陣を変更してエンディングもフルボイス化。さらにゲーム中のBGMアレンジ版となっています。同じタイトルでありながらPC-8801版やPC-9801版とは異なる魅力を持つX68000版「ヴァリスII」は、ヴァリスファンであれば必携の一作でしょう。

Wind’sSeed ～風の種～（PC-9801版）

本作は1995年に発売されたブックタイプのDS#7に収録されていたRPGです。プレイヤーはミーナとオットーの姉弟を操作して、お祈り草を取りに出かけることになりますが、なんとその間に兄貴分のグレイがさらわれてしまい、二人は悪の組織「黒い一角獣」を追うことに・・・・・・。

基本的にゲームはサイドビューで進行します。マップ探索時には画面奥や手前に道が開けている場合は、そこに進入することで別の場所へと移動できるという、レトロゲームファンにはお馴染みのシステムを採用。戦闘もエンカウント方式＆コマンド選択といった具合で、直感的なプレイが楽しめます。ちなみに戦闘では、1ターンを消費して使用できるコールという特殊なコマンドがあり、これを繰り返して唱えることで必殺技が発動するなどユニークなフィーチャーもあります。

本作ではコンパイルらしいコミカルな掛け合いが楽しいことはもちろんですが、戦闘もしっかりと楽しめるように作られています。強敵を相手に、耐えて（コール）、耐えて（コール）、耐えて（コール）、最後に必殺技を繰り出して一発逆転が決まれば気分爽快！　勝利の秘訣はコールにあり！？