MAGES.は、新規シナリオとなる前日譚「Epsode 1」と後日譚「Epsode 2」新規シナリオを追加したPSP版「DUNAMIS15」を2012年に発売すると発表した。
目次
サスペンス・フィクションアドベンチャー「DUNAMIS15」がPSPに登場!
2011年9月15日発売に発売されたPS3およびXbox 360用ソフト「DUNAMIS15」がPSPに移植決定!PSP版は新規シナリオ&イベントCGを追加し、ボリュームアップして作品となっているぞ。
本作は、孤島に隔離され学園生活を送る生徒たちが、希望と真実を求めてサバイバルするサスペンス・フィクションアドベンチャー。物語は何度もループする「繰り返し型」のスタイルであり、ループを断ち切ることが本作の鍵となっている。華やかな学園生活と、その裏側に秘められたダークな要素とのギャップによって、サスペンス性をより深く楽しめる。
原画には様々な作品を手掛けた長浜めぐみ氏を起用し、繊細なタッチでキャラクターの複雑な心理描写を表現。そして、個性豊かなキャラクターたちを演じるのは東地宏樹さん、茅原実里さん、島本須美さん、丹下桜さん、鈴木裕斗さんをはじめとする豪華声優陣だ。
また、ゲームを彩る楽曲としては、OPテーマにKOKOMIさん、EDテーマに今井麻美さんを起用。さらに、グランドエンディングテーマに田村直美さんを起用している。その他、5曲の挿入歌があり、 「DUNAMIS15」の世界観を盛り上げている。
音楽情報
オープニング「キミがボクなら」
歌:KOKOMI 作詞/作曲:志倉 千代丸
エンディング「Promised Land」
歌:今井 麻美 作詞:加藤 碧 作曲:桐岡 麻季
グランドエンディング「刻印~tattoo~」
歌:田村 直美 作詞:田村 直美 作曲:山口 一久
スタッフ
プロデューサー:市川 和弘(5pb.)、金杉 はじめ(Division ZERO)
原案・脚本:関 涼子
キャラクターデザイン・原画:長浜 めぐみ
キャスト
高槻 東吾:東地 宏樹
世津 茅早:茅原 実里
倭 一花:島本 須美
後藤 眞波:丹下 桜
陸 七生:鈴木 裕斗
仁和 菓:藤田 咲
櫟井 夏來:仙台 エリ
白 大輔:藤原 祐規
香藤 瑞希:佐久間 紅美
宮藤 一咲:津田 健次郎
妹尾 梓:庄子 裕衣
國府津 忠男:佐々木 省三
(順不同、敬称略)
追加要素
新規シナリオ
PSP版追加要素として、本編の前日譚と後日譚の新規シナリオを収録!また、新規イベントCGも大幅に描き下ろしとなっている。
「Epsode 1」は、物語のキーを握る「11年前」の出来事を語るエピソード。狂気の実験、彼女の死、デュナミス・ベースからの決死の脱出。彼が彼である事を辞めることになった物語が、明らかになる。
「Epsode 2」は、デュナミス・ベースを脱出した陸七生と櫟井夏來の物語。日本に到着した彼らに待ち受けた試練とは?そして陸七生と櫟井夏來の恋の行方は―。
システム
ループ世界
本作の物語は、何度も時間がループする「繰り返し型」。ループを断ち切り、脱出する事が本作の目的となる。
5人の主人公によるマルチサイトシステム
本作は、全5章のゲーム構成となっており、その章ごとに主人公が入れ替わる「マルチサイトシステム」を採用している。章ごとに異なった主人公の視点からストーリーが進行し、章が終わると時間が巻き戻り、次の主人公の視点へと切り替わる。ループする世界の中、各章の主人公が選ぶ選択によって、全く異なった展開が繰り広げられる。
ストーリー
舞台は東京から遠く離れた孤島、デュナミス・ベースにあるセレス学園で、生徒たちは日々楽しく学園生活を送っている。一見平穏に見える学園島だが、その実態は優秀な遺伝子を採取するための研究施設であり、生徒たちは研究材料として育てられたクローンなのであった。しかし、生徒たちは誰一人としてその事実を知ることなく、将来を夢見るのであった。
あるきっかけでクローンたちの暴走が始まり、笑顔の絶えない学園生活が一変、狂気の世界へ。物語は破滅へと向かう。絶望の果てには何があるのか・・・?
世界設定
誤射によって引き起こされた戦争により、人類は激減。生き残った人々も戦争による影響で年々出生率が下がっている。舞台である島「デュナミス・ベース」は、シェルターも兼ねており、戦争によって親を亡くした子供たちを厳重に保護、教育する目的で国により建設された。
しかし、デュナミス・ベースの本来の姿は、人間の正常な細胞から作り出した、クローンの育成を目的とした島なのである。子供たちはいわば、生殖細胞を採取するためだけに作られた人間の模造品であり、第二次性徴までは人間として育てられる。そして、生殖細胞を採取された後の彼らには、無残な結末が待っているのであった。採取された健康な精子と卵は、国が管理する「クレイドルバンク」に登録され、資格検査等の後、然るべき家庭に養育権が与えられる。
メインキャラクター
高槻 東吾(たかつき とうご)
「・・・・・・だからって、俺になにができるってんだクソったれ」
CV:東地 宏樹
主人公。友情や愛情を大切にする熱血漢。卒業を来年に控えているが、その後の明確なビジョンがなく、漠然とした不安と疑問を抱く。
世津 茅早(せつ ちはや)
「わたしは、そういうあなたが・・・・・・あなたたちがとても嫌い」
CV:茅原 実里
本島から転校してきたクールな女の子。遺伝子異常で発育不全のため成長が止まっている。肌が弱いので、紫外線による痣を包帯で隠している。
倭 一花(やまと いちか)
「お近づきの印に、よかったらお昼をご一緒しない? 」
CV:島本 須美
才色兼備、文武両道の美人委員長。これまでは特に悩みもなかったが、事件をきっかけに自分の信じてきたものが覆され困惑する。
後藤 眞波(ごとう まなみ)
「あたしはみんなと会えて超ハッピーだし、メチャクチャ元気!
CV:丹下 桜
思いっきり明るいギャル系女子。恋することに興味があり、東吾に対して積極的。家庭に憧れをもっており、実はかなりのさびしがり屋である。
陸 七生(おか ななお)
「俺、こう見えても一度見た可愛い子は忘れない主義よ? 」
CV :鈴木 裕斗
女の子が大好きなプレイボーイ?何に対しても察しがいいため、デュナミスベースについても疑問を持っているが、誰にも告げたことはない。
サブキャラクター
白 大輔(つくも だいすけ)
CV:藤原 祐規
男子のクラス委員長。誰に対しても公平で誠実であり、教師も信頼されているしっかりもの。東吾とはしばしば口論になることも多いが、彼なりに東吾のことを心配している。
仁和 菓(にわ このみ)
CV:藤田 咲
極度に内気な女の子。自分の意見をハッキリ言えずおどおどしているので、鬱陶しく思われることも。小さい頃から自分の面倒をみてくれる一花のことを尊敬し、憧れている。
櫟井 夏來(いちい なつき)
CV:仙台 エリ
明るくて前向きな、爽やかな女の子。学年や性別を問わず、誰からも好かれるタイプ。得意科目は体育で、スプリンターとして陸上部内でも一目置かれている。
香藤 瑞希(かとう みずき)
CV:佐久間 紅美
本島からやってきた新任教諭。東吾たちのクラスを受け持っている。さばさばしており、生徒との距離感も比較的近い。頼もしく、生徒たちからの信頼も厚い。
宮藤 一咲(くどう いっさく)
CV:津田 健次郎
学園の保険医。腕はいいらしいが、胡散臭い容姿や品のない発言の数々から、生徒からは敬遠されがち。だが本人はあまりそのことは気にしていない。
妹尾 梓(せお あずさ)
CV:庄子 裕衣
フォルムに勤務している国府津の秘書であり、自らも研究員として活動。デュナミス・ベースの運営も任されている。研究者としても優秀だが、おっとりとした雰囲気を持つ。
國府津 忠男(こうづ ただお)
CV:佐々木 省三
クローン研究施設であるフォルムの所長であり、クローン研究における権威。生物として行き詰っている人類の未来を切り開くため、クローン研究に全身全霊を注いでいる。
謎の男
CV:???
デュナミス・ベース内に突如姿を見せた正体不明の男。何かを知っているようだ
が…?
(C)2011-2012 5pb.
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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