【TGS 2012】豪華キャストにシビれる！あこがれるゥ！PS3「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」の最新情報も飛び出した「ジョジョの奇妙な冒険」連載25周年記念発表会レポート

ここでは、「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」のプロデューサーを務めるバンダイナムコゲームス 新野範聰氏、「ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン」編集担当・集英社の山内智氏、本作の制作担当・開発プロデューサーのサイバーコネクトツー 代表取締役の松山洋氏が登壇した。

（左から） 新野範聰氏、山内智氏、松山洋氏

主人公たちのキャストが明らかに！

冒頭から「ジョジョの奇妙な冒険（以下、ジョジョ）」の大ファンを公言する松山氏が岸辺露伴のコスプレ姿で熱い想いを語った本イベントではあったが、なんと今回、シリーズ歴代主人公の声優陣が明らかになると同時に、ボイスを収録したゲームの最新PVが公開となった。

• ジョナサン・ジョースター CV：興津 和幸
• ジョセフ・ジョースター CV：杉田 智和
• ワムウ CV：大塚 明夫
• 空条承太郎 CV：小野 大輔
• 東方仗助 CV：羽多野 渉
• ジョルノ・ジョバァーナ CV：浪川 大輔
• 空条徐倫 CV：沢城 みゆき
• ジョニィ・ジョースター CV：梶 裕貴
• ジャイロ・ツェペリ CV：三木 眞一郎

なお、空条承太郎役の小野大輔さんは23日開催のステージイベントへの出演も決定。そちらにもぜひ注目しよう。

松山氏がゲーム内容を熱く語る！

ゲーム内容を知りたいと原作者・荒木飛呂彦氏からのメッセージもあり、PV上映後は、松山氏によるゲーム内容の紹介が行われた。まず、本作では荒木氏の独特の筆のタッチをPS3の実機で再現することに力を注いでいると言及。そのために長い期間をかけて開発したというシェーディング技術「JOJO・シェーディング・レクイエム」を採用していることが明かされた。

また、グラフィックだけでなく、「ジョジョ」の魅力である“名シーン”“名ゼリフ”“名擬音”“名ポーズ”にこだわりぬいて、キャラクターごとにきちんと再現することを意識しているという。その一例として、長年連載してきた「ジョジョ」はシリーズごとに絵のタッチも異なっているが、すべてプログラムで再現し、また作中で一見意味がないように見えるキャラクターのポーズも再現することでプレイヤーが連載当時の感覚で楽しめるようにしているとのことだ。

そして、本作は格闘アクションのスタイルとなっており、すべての行動によって溜まっていく画面下の「ハートヒートゲージ」を使用して、必殺技「ハートヒートアタック」を繰り出すことができる。

また、“最高のJOJOゲー”を作り上げるべく、初心者でも簡単に遊べるようさまざまな工夫がなされているという。そのひとつが「イージービート」と呼ばれるシステムで、ゲージさえあれば□ボタンで「ハートヒートアタック」までのコンボがつながるものとなっている。こちらは、基本システムとして実装する予定とのことだ。

さらに、ハートヒートゲームを2本使って、超必殺技「グレートヒートアタック」を繰り出すことができる。各キャラクターに1つずつ用意されており、例えば承太郎であれば「スタープラチナ・ザ・ワールド」で時止めが発動する。

これらの要素から、「ジョジョ」という作品を愛していて、それを再現すべく開発を進めているということを映像を通して感じてもらえるのではないかと松山氏は語っていた。

そのほか、連載25周年プロジェクトとなるTVアニメや、10月6日より開催される荒木氏の原画展「ジョジョ展」も紹介された。

ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル

バンダイナムコゲームス

PS3パッケージ

• 発売日：2013年8月29日

• 12歳以上対象