エレクトロニック・アーツは、12月11日オーストラリア・シドニー「Luxe Hall」において、新作展示会「EA Asia Pacific Showcase 2012」を開催、新作TPSタイトル・PS3/Xbox 360「FUSE」のプレゼン&プレイインプレッションをお届け。

目次
  1. 「FUSE」プレゼンテーション
  2. プレイインプレッション

日本での発売は現在未定となっているが、新作FPS「FUSE」について、「EA Asia Pacific Showcase 2012」にてプレゼンテーションが実施され、プレイアブル出展もされた。今回はXbox 360版で試遊してきたのでその手触りをお伝えしていこう。

「FUSE」プレゼンテーション

次に登壇したのはInsomniac Games社クリエイティブ・ディレクター「Brian Allgeier」氏は、新作タイトル「FUSE」について、ドライなユーモアとさまざまな映画で描かれたようなキャラクター、武器、エイリアンが登場するFPSと明かし、4人の工作員が登場し、シングルプレイヤーは他の仲間キャラクターのAIとともにゲームを進める。ドロップイン・ドロップアウト協力プレイが可能。

すべての機能の源となる物質「FUSE」を巡る戦いが繰り広げられる本作は、モードはストーリーキャンペーンとACERONの2種類。物質「FUSE」は他物質と組み合わせることでさまざまな武器となる。

「マグシールド」は前方に磁気のシールドを張り、アップグレードするとそれを爆発に利用することもできる。「シャッターガン」は仲間の治療に使えるように。「アークショット」は長距離型ガン、「ワープライフル」は小さいブラックホールを作り、敵を巻き込んで消滅させる。アップグレードでステルス効果を「クロックモード」を発動可能。

このほかにもロケットランチャー、ショットガンなどさまざまな種類の武器が登場するが、物質「FUSE」を利用すればさらに優位に立てる。キャンペーンモードプレイ時には他のキャラクターを切り替える「LEAP」システムも搭載、戦場の状況によって利用しよう。戦場で「FUSE」メーターをMAXまで貯めた際に発動できる「FUSION」モードではチーム全体を鉄球に変化させることができる。

マルチプレイに関しては、ペースの早い、敵を常に攻撃し続けるイメージとなり、マッチモードでは12ラウンド中それぞれの目的がランダムで変更し、中ボスクラスの強敵も登場する。獲得できるのは「FUSE POINTS(経験値)」「FUSE CREDITS(通貨)」となる。敵を倒すとドロップすることも。

プレイインプレッション

本作の主人公となる4人の工作員はリアル造形というよりは、アメコミ風のデザインで、とても分かりやすい。それぞれの能力もさまざまでオンラインプレイではその特徴を理解しないとまったく敵に歯が立たない場面も。

FPSのベーシックな動きはもちろん、段差や障害物を乗り越えるようなアクションもスムーズ。カバーアクションからの滑り込みなどもスピーディーでかなり操作しやすい。今回の試遊ではオンラインプレイのみだったが、マップのデザインも近未来的な施設や宇宙戦艦など、SFではおなじみのものが多い。

本作のタイトルともなっているオレンジ色に輝く謎の物質「FUSE」は、他の物質と融合することで新しい武器を生み出す。キャンペーンモードはプレイしていないのでそのバックストーリーは謎だが、この「FUSE」を巡ってエイリアンたちと戦いを繰り広げることとなるようだ。

前方に磁気のシールドを張る「マグシールド」は目の前の弾を避けながら進むこともできるが、そのシールドの波紋で敵が見えにくくなるのが欠点か。「ワープライフル」は敵に当たると一定時間後に小さなブラックホールを作り出し、周囲の敵も引きずり込んで消滅させる恐ろしい武器だ。ちなみにワープライフルをアップグレードすれば一定時間ステルスモードを起動することも可能だ。

また、致命傷を受けると仲間からの回復を待たなければならず、あまり独断専行で前に出過ぎると、仲間が助けに行くのが困難になる。チーム単位で動くことを心がけよう。また「シャッターガン」という武器はアップグレードをすればメディカル用武器になる。

マルチプレイでは武装した兵隊だけでなく、アンドロイドや高機動型のマシンも登場し、一筋縄で行かない攻撃を繰り広げる敵も続々登場したのだ。とにかく武器のバリエーションが多く、しかもおもしろい特徴を持った武器を操作するのが楽しい本作、ぜひ4人の工作員がどのようなドラマを生むのか、キャンペーンモードもぜひプレイしてみたいところだ。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー