カプコンは、1月23日よりスタートする東京公演に先駆けて、宝塚歌劇 宙組公演 ミュージカル・ロマン「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」ゲネプロ公演を日本青年館 大ホールにて実施した。

目次
  1. 宝塚歌劇「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」
  2. ゲームと舞台の見事な融合!法廷バトルや謎解きもステージで楽しめる
  3. 宝塚歌劇「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」

宝塚歌劇「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」

カプコンより発売されているゲームソフト「逆転裁判」を題材にした作品で、2009年2月に上演した「逆転裁判」-蘇る真実-、同年8月に上演した続編「逆転裁判2」-蘇る真実、再び…-では、アメリカを舞台に主人公の熱血弁護士フェニックス・ライトが、検事マイルズ・エッジワースと対峙しながら難事件を解決していく物語で好評を博した。

シリーズ3作目となる今回の舞台では、これまでとは視点を変えて、検事マイルズ・エッジワースを主人公に上演。天才検事を待ち受ける難事件と彼の苦悩とは…。「逆転裁判2」でマイルズ・エッジワースを演じた悠未ひろが主演として再び同役に挑む。

ゲームと舞台の見事な融合!法廷バトルや謎解きもステージで楽しめる

今回、東京会場での公演に先駆けて実施されたゲネプロ公演では、主人公のマイルズ・エッジワースを中心に、ラリー・バッツ(矢張 政志)や裁判長などゲームでもおなじみの個性的なキャラクターたちと騒動に巻き込まれていく第一幕、そして法廷バトルや現場での捜査など「逆転裁判」らしい展開が繰り広げられる第二幕と、すべてをたっぷりと堪能することができた。

とにかく驚いたのが舞台セット。豪華なナイトクラブの内装、立体的に作られた法廷の重厚さ、弁護士事務所の雰囲気やかわいいカフェのセットまで用意され、しかもそれが次々と転換するのが見ているだけでも楽しい。モニターにゲーム画面のようにイメージイラストやムービーが映し出されるのも新鮮だった。

そして、宝塚歌劇らしさもしっかりと融合しており、セリフの掛け合いや歌と踊り、そして照明での光の表現も素晴らしく、多人数でのフラメンコやダンスは圧巻。その中にもゲームに登場するセリフの言い回しや仕草、SEなども随所に散りばめられ、まさにゲームと舞台の融合にすっかりとココロを奪われてしまった。

自分が一番興奮したのはやはり「法廷でのバトル」。もちろんネタバレになってしまうので内容は詳しく書かないが、検事と弁護士のやりとり、そして裁判長や証人召喚など、「逆転裁判」らしい展開がまさにてんこ盛り。「待った!」「異議あり!」などのおなじみのセリフもバンバン飛び交うぞ。人間関係も丁寧に描かれているので感動すること間違いなしだ。

出演者・配役一覧(順不同・敬称略)

悠未 ひろ(マイルズ・エッジワース【御剣 怜侍】)
寿 つかさ(裁判長)
鈴奈 沙也(ウェンディー・オールドバッグ)
蓮水 ゆうや(グレゴリー・エッジワース【御剣 信】)
凪七 瑠海(ラリー・バッツ【矢張 政志】
花音 舞(ルビー・トリコ)
風羽 玲亜(アンディ・ルイス)
天風 いぶき(ジェイソン・ムーア)
天玲 美音(ウィンストン・ペイン)
すみれ乃 麗(アリソン・トレーザ)
夢莉 みこ(キャラウェー・テンネ)
愛月 ひかる(タイレル・バッド)
伶美 うらら(サラ・ミルブレット)

宝塚歌劇「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」

主演

悠未 ひろ

原作・監修・制作協力

株式会社カプコン

脚本・演出

鈴木圭

公演期間

1月23日(水)~1月28日(月)

一般前売:12月9日(日)
座席料金:S席 6,500円、A席 5,000円(税込)

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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