ディースリー・パブリッシャーは、2月2日、舞浜アンフィシアターにて、「VitaminX B6緊急ミーティング!?&ライブ!?」を開催した。ここでは昼の部として開催された「VitaminX B6緊急ミーティング!?」の様子をレポートする。
オープニングでは、ステージの中央からB6全員のパネルが登場。その後、後方から鈴木達央さん、小野大輔さん、鳥海浩輔さん、吉野裕行さん、岸尾だいすけさん、菅沼久義さんがステージに登場し、自分が担当しているキャラクターのパネルの元まで移動すると、会場は割れんばかりの歓声に包まれていた。
そしてそのまま自己紹介が行われたのだが、楽屋のテンションのまま登場した鈴木達央さんが段取りを間違え、「台本を持ってくればよかった」とぼやいたり、マジカルバナナを始めたりステージの上を駆け回ったりなど、イベント冒頭から会場は大きな笑いの渦に巻き込まれていた。
続いて朗読劇「俺たちのGraduation」では、卒業式を抜け出してきたB6のメンバーたちが、永田、トゲー、パウたちが慰労会を開いていることを知り、自分たちも卒業を祝した打ち上げを開くという物語。
一人一人がこの学生生活を振り返り、卒業後は自分の目指した道を歩んでいく仲間へお互いに思いやりの声をかけたり、愛する先生のことを思ったりと、しっとりとしたシーンも観ることができた。さらに、朗読劇中にステージ上を回転した鳥海さんと吉野さんがしばらくぐったりとうなだれていたり、ここでもマジカルバナナを始めたりなど終始フリーダムな雰囲気の中、Vitamin恒例ともいえるキャストのアドリブや小ネタが冴えわたった笑いの絶えない朗読劇となった。
続いてはメンバーがそれぞれ客席の入り口から登場。節分にちなみ、客席の合間をぬって、会場に集まったたくさんの先生たちに豆をプレゼントするというサプライズが行われる場面も。
再び舞台に集まると、小野さん司会の元、キャスト陣がVitamin誕生から現在までの5年間をフリップを見ながら振り返るというトークコーナーに。
スタッフからのコメントで、発売当時はVitaminの奇抜な(?)内容が受け入れられるか不安だったが、現在ではD3乙女ゲームの看板タイトルにまでなってくれたことが嬉しいと寄せられており、岸尾さんも「当時はこんなに売れるとは思っておらず、驚いた」と語っていた。
Vitaminシリーズ最初のイベント「VitaminX いくぜっ!トキメキ★フルバースト」では、朝早くからお客さんが並んでいる様子を、気になったスタッフがのぞいてみたらなんと最前列は男性だったという驚きの(?)事実が。会場に声をかけるとなんとその男性が今回も参加しており、キャスト陣がその男性の席までいって握手を交わすシーンも見られた。
そのほか、小野さんが、アニメの現場でもVitaminシリーズが大好きな男性スタッフがいると発言するなど、乙女ゲームというジャンルにとらわれず、男性にも支持されているという一面を語った。
また、キャストの意見が反映されることも多いようで、今回のイベントも「バカサイユを完全再現してほしい」という、鈴木さんの言葉がきっかけで開催されたといったような裏話もたくさん飛び出していた。
エンディングではそれぞれイベントの感想と夜の部のライブへの意気込みをコメントしつつ、「最後は全員でXジャンプで終わろう!」と「ENDLESS X!!!」を披露。先生たちも飛び跳ねながら歌い、大盛り上がりの中キャストが舞台を去ると、名残惜しそうな客席からの声が響いていた。
しかし、その後にスクリーンにキャラクターが映し出され、愛の言葉がそれぞれ贈られると、うっとりとした雰囲気が会場を包みこんだ。
そして最後にはVitaminシリーズ最新作「VitaminR」のPVが流れ、ついにキャスト発表が行われた。鈴木さん、小野さん、岸尾さん、鳥海さん、菅沼さん、吉野さんが再び舞台に登場し、B6のキャストがRのメインキャラクターへ引き継ぎになることが発表となると、会場は割れんばかりの歓声に包まれ、興奮冷めやらぬままイベントは終了した。
VitaminX B6緊急ミーティング!?
会場
舞浜アンフィシアター
公演時間
13:00開演
出演者
鈴木達央(真壁翼 役)
小野大輔(草薙一 役)
鳥海浩輔(七瀬瞬 役)
吉野裕行(仙道清春 役)
岸尾だいすけ(風門寺悟郎 役)
菅沼久義(斑目瑞希 役)
※順不同 敬称略