ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは6月23日、スペシャルイベント「共闘学園 開校式」を東京「ベルサール秋葉原」にて開催した。
本イベントは、PS Vitaで発売される“共闘ゲーム”の魅力を伝える「共闘先生プロジェクト」の一環として開催されるもので、特設ステージにて「SOUL SACRIFICE」「討鬼伝」ゲーム紹介や大会トーナメントが行われた他、「ドラゴンズクラウン」「ラグナロク オデッセイ エース」を含めた全4タイトルの試遊スペースも設置された。2013年発売予定の「ゴッドイーター2」は最新のムービーが出展されていた。
「共闘先生プロジェクト」キャンペーンサイト
http://pscom.jp/kyoutou
開校式典
開校式の最初には、講堂を模したステージにて開校式典が実施。本プロジェクトの主役でもある共闘先生こと、俳優の「生瀬 勝久」さんがビデオメッセージにて登壇。秋葉原で無事に開校できたことを、お約束のギャグをチョイチョイ交えながらお祝いの言葉と共闘学園の概要を話してくれた。
さらにTVCMで共闘先生とともにさまざまなタイトルのキャラクターに扮して登場する共闘学園の生徒、山田・鈴木・田中の3名も駆け付け、気合と本気の応援で世界を熱くするプロの応援団「我武者羅應援團」とともに「共闘十か条」の宣誓を来場者も一緒に実施した。
続いて校歌斉唱のため、共闘学園合唱部のメンバーが登壇、オリジナルTシャツを身にまとい、本気で効果を歌い上げた。最初は口パクだと思っていたのが、本当の合唱に会場も驚き!
そして最後に、山田・鈴木・田中による「共闘先生銅像除幕式」が実施、カブトをかぶり、手にはPS Vitaを持った共闘先生のほぼ等身大銅像がお披露目に。素材は銅のようなものに共闘の熱い魂を混合して作り上げたとのことだ。
ステージイベント「共闘一次試験 傾向と対策」
共闘トーナメント大会の一次予選を突破するため、各タイトルのポイントを開発チームがちょっとだけ教えるステージイベント「共闘一次試験 傾向と対策」。ゲームの詳細な紹介動画も上映されたぞ。
「討鬼伝」
登壇した株式会社コーエーテクモゲームス プロデューサー「小笠原 賢一」先生は、モノノフたちが鬼を討つ、日本ならではの狩りゲームとなる「討鬼伝」の攻略ポイントとして「部位破壊と鬼祓い」が重要と話し、まずは攻撃を蓄積して鬼の部位を破壊、破壊できる部位を確認できる「鬼ノ目」で部位のダメージをチェック、破壊した部位は放っておくと驚異的な生命力で再生してしまうので忘れずに「鬼祓い」で浄化して再生を阻止したい。
また、使用武器の6種類の見極めも大事で、「斬」「突」「砕」という攻撃属性をうまく生かし、鬼の部位によって苦手な属性が設定されているのでうまく使い分けて有利に戦おう。もちろん武器に装着する古代から幕末までの英雄の魂が宿る「ミタマ」の特徴もしっかりと理解して装備することも大事とのこと。
「SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)」
2013年3月7日に発売を迎え、さまざまなアップデートが配信されている「SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)」。開発を手がける株式会社comcept「下川 輝宏」先生、株式会社マーベラスAQL デベロップメント ディレクター「鈴木 一徹」先生、株式会社SCE PR担当「北尾 泰大」先生による傾向と対策が発表。
大きな力を使うために犠牲を払わなければならない「生贄と救済」システムが魅力の、超魔法バトルアクションの本作の共闘では「役割分担をしっかりする」ことが大事であり、魔法だけではなく誰をどこで生贄にするかが重要となる。
特にタイムアタック制の大会の場合、「生贄」か「救済」か究極の選択をいかに効果的にするかが成功のカギを握るとのこと。今回の大会で対決する魔物「クラーケン」は、体力が減ると水の空間を作り出し、動きが素早くなるので要注意。逆にプレイヤー側は移動速度が遅くなる。供物「隼の羽」で瞬間移動のアクションをうまく使って立ち回りたい。
最後に、「SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)」と「討鬼伝」において、コスチュームの相互コラボレーションも実施されるとのことなので続報を期待しよう。
ステージイベント「新設クラス特別授業」
このコーナーではこれから発売される新タイトルについて、実機プレイを交えながら、ゲーム概要が紹介された。
「ドラゴンズクラウン」
2013年7月25日に発売を予定している「ドラゴンズクラウン」に関して、アトラス プロジェクトマネージャー「山本 晃康」先生による実機プレイが実施。
キャラクター選択画面で「ドワーフ」を選択、キャラクターメイキングでは自分の名前のフォントを縦横に伸ばしたり、傾けたり、大きさを変えたりと自由にデザインすることが可能。カラーは全5色、ボイスは日本語と英語から選択できる。マルチプレイ時のメッセージも細かく入力できる。
今回使用する「ドワーフ」は両手のハンマーと強靭な肉体を持ち、相手をつかんで投げることもできる中級者向けの超近距離系キャラクター。敵をつかんでぶん回し、そのまま投げつけたり、爆弾を投げつけることもできる。ドワーフ同士なら敵をキャッチボールのように投げ合うこともできるぞ。
開発チームが作った連携攻撃ムービーでは、ファイターが敵を引きつけて連撃スキルを撃ち込み、ドワーフがフィニッシュ!ソーサレスのスキルで敵を一箇所に集め、ドワーフが爆弾を投げ込んでまとめて撃破、など共闘でのコンビネーションも楽しめるようだ。
また、最新情報として先着購入特典となる「Dragon’s Crown Art Works」の見本が披露。美麗なキャラクターイラストや背景美術画などが満載、あきまん氏、西村キヌ氏、剛田チーズ氏の描き下ろしトリビュートイラストも収録している。
そして、新情報としてノベライズ作品「ドラゴンズクラウン 語られざる魔法使いの物語」の発売が決定。著者に加藤ヒロノリ氏、カバーイラストに神谷 盛治氏、本文イラストに末弥 純氏、米田 仁士氏を迎え、究極の王道ファンタジーゲームの新たなる物語を紡ぐ。
「ラグナロク オデッセイ エース」
続いて、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 ディレクター「入江 和弘」先生による、2013年8月29日発売予定の「ラグナロク オデッセイ エース」ゲーム紹介がスタート。
超高速巨人ハンティング「ラグナロク オデッセイ」のアクション性はそのままに各職業に必殺技「ACEスキル」を追加し、さまざまなブラッシュアップを実装して登場する本作。プレイヤーの何倍もの大きさを誇る巨人に空中を駆け回りながらのバトルが大きな魅力となっている。また、自動生成ダンジョン「世界樹の塔」を実装している。
開発チーム4名で共闘する実機デモプレイでは、絶対零度の破壊者「フルングニル」と対決、このクエストの目的は背後にある人類の最後の砦に侵攻してくるフルングニルを撃退すること。
正面に立つと巨大な腕を振り回し、氷の槍で広範囲を攻撃してくる「フルングニル」は、肩のパーツを破壊すれば弱点となる頭部にダメージを与えることができる。AP(アクションポイント)をうまく使いながら常に空中で攻撃を与え、地上では素早く立ち回りながらAPを回復しよう。
また「フルングニル」の攻撃は氷結の属性を持ち、まともに食らうと凍りついてしまうのでアイテム「抗凍結薬」を飲んで戦おう。2つの竜巻攻撃も恐ろしいが、空中にジャンプしたときが要注意。着地したときの衝撃波は地上では大ダメージを食らうので空中に逃げること。
試遊コーナー
教室をイメージした試遊スペースでは、「SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)」「討鬼伝」「ドラゴンズクラウン」「ラグナロク オデッセイ エース」の4タイトルが出展。
黒板には「今月の目標」や「本日の課題」など教室の黒板のようにチョークでメッセージが書いてあり、午前中からかなりの行列ができており、友達同士で何度も共闘プレイを楽しむ姿も。「SOUL SACRIFICE」試遊では6月20日に配信されたばかりの新魔物「インキュバス」と対決することができたようだ。
共闘トーナメント大会
本大会は事前申し込みが不要となっており、4人1組のチームで共闘する。チーム編成は当日抽選を行い、全参加者がランダムで組む方式となっているので一人でも気軽に参加することが可能。予選は会場のスクールバスの中で実施されたぞ。
また、「SOUL SACRIFICE」の優勝者4人には「黄金のケルベロストロフィー」と金メダルを、「討鬼伝」の優勝者にはサイン入りオリジナルTシャツと金メダルが贈られた。
学校をイメージして作られた会場の様子
オリジナル「共闘パン」
愛知県で実際に給食を提供している「キングパン協業組合」と共同で、オリジナル「共闘パン」が開発。その大きさは、4人がかりでないと食べきれないほどの超巨大サイズ!
パンの中にはジャム・クリーム・こしあん、そして激辛カレーの4種の具材が入っていて、それを4人で共闘して食べるという、本学園のコンセプトが再現されたパンとなっている。会場では巨大サイズのほか小さいサイズと、パンによく合う牛乳も一緒に販売された。
ちなみに太った筆者が持っても、こんなにデカイ!大人が4人で食べてもかなりのボリューム!このあと編集部で美味しくいただきました!
現役美大生による本気すぎる「黒板アート」
共闘学園×現役美大生のコラボレーション企画として、黒板アートの展示も実施。各試遊スペースの裏にチョークで描いた緻密なアートが登場し、たくさんの来場者が完成を見守っていた。
共闘学園のシンボル「共闘先生」の銅像
開校式典でお披露目となった「共闘先生」の銅像は、TVCMで「共闘先生」を演じる生瀬勝久さんを忠実に再現。そして、ステージから会場の正面に移動された銅像の前では、なんと共闘学園の合唱部がサプライズで校歌を熱唱!通りかかった人からは大きな拍手が!
TVCMでも活躍する山田・鈴木・田中も登場
開校式典にも登壇した生徒の山田・鈴木・田中は、会場に展示されているCMで使われた衣装のまわりに、自分たちでチョークでコメントを記入したり、超巨大サイズの「共闘パン」を持ち、共闘先生の肖像画の前で記念撮影を実施!今後の活躍に期待の3人だ。