白熱のマルチプレイを一足早く体験―両作品のプロデューサーが魅力を語った「ダンジョンズ&ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-」「ロスト プラネット 3」合同プレゼンの模様をお届け

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カプコンは本日8月21日、発売を間近に控えたPS3用ソフト「ダンジョンズ&ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-」と、PS3/Xbox 360用ソフト「ロスト プラネット 3」の合同プレゼンテーションを実施した。

目指したのは最高の移植―「ダンジョンズ&ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-」

はじめにプレゼンテーションが行われたのは、明日8月22日にいよいよ発売を迎える「ダンジョンズ&ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-」。会場にはプロデューサーの土屋和弘氏、ディレクターの片岡謙治氏が登壇、本作の概要や、今後実施されるコラボレーションに関する発表をした。

「ダンジョンズ&ドラゴンズR -ミスタラ英雄戦記-」は、テーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を題材として制作され、アーケードにてファンから圧倒的な支持を得た名作「ダンジョンズ&ドラゴンズ タワー オブ ドゥーム」と「ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドー オーバー ミスタラ」をまとめた作品だ。

土屋氏は、本作を発表して以来、各メディアの書く記事が非常に熱いとコメント。さまざまな記事からも、本作にかかる期待を感じていると語った。片岡氏はプランナーとして「ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドー オーバー ミスタラ」の制作に携わっていたそうで、本作で「ディレクターを務めてくれ」と頼まれたときも、二つ返事で承諾したとのこと。結果的に19年ぶりと、かなりの期間が空いてしまったが「最高の移植を目指そう」という思いのもと、とてもいい形に仕上げたと自信をのぞかせていた。

土屋和弘氏 片岡謙治氏

続いては、本作に収録された各作品の説明に入る。まず1作目「ダンジョンズ&ドラゴンズ タワー オブ ドゥーム」は、1994年にアーケード用タイトルとして稼働がスタートしたベルトコンベア型のアクションゲーム。94年というと格闘ゲームブームが巻き起こる直前で、カプコンが得意としていたアクション要素をふんだんに取り入れた作品となっている。

続いてもうひとつの「ダンジョンズ&ドラゴンズ ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドー オーバー ミスタラ」は、格闘ゲームブームのまっただ中である1996年に稼働したシリーズの2作目。世間は格闘ゲーム一色だったものの、片岡氏が「ベルトコンベアアクションを作りたい」と強く志願したことから、制作がスタートしたという。

次いで、本作から追加された新要素の紹介となり、まず4人で同じキャラクターを使用することが可能になった点が紹介された。ゲームオプション内の「同キャラクター選択」を「できる」に設定すれば、「タワー オブ ドゥーム」「シャドーオーバー ミスタラ」のどちらも、4人のプレイヤーが同じキャラを使用できる。

またオプション画面では、当時の画質を忠実に再現できたりと、項目が充実している点をアピール。さらに未公開の開発資料、美麗イラストや攻略映像、開発秘話を語るインタビュー映像など、さまざまな特典を収録したギャラリーも用意されている。

難易度にも新たな調整が加えられており、アーケード版にはなかったもっとも簡単なモード、もっとも難しいモードがそれぞれ収録される。簡単なモードでは序盤から最強武器が使えるなど、他では不可能なプレイも楽しめるという。

そして発売後には国内のプレイヤーをオンラインマルチプレイが楽しめるようになるアップデートを実施予定。実施日はまだ決まっていないものの、開発は順調に進んでおり「ほぼ、お待たせすることなく配信できるのでは」と土屋氏。

発売当日にはニコニコ生放送 電波諜報局に土屋氏と片岡氏が出演し、本作を紹介するほか、翌週の8月29日にはニコニコ動画「カプコンサマースペシャル生放送」の第3弾も放送となる。

公式サイトでは元ゲーメスト編集長・石井ぜんじ氏による突撃インタビューが掲載されており、近日中にその第3回が公開されるとのこと。そして8月22日からはWEBコミック「ダンジョンズ&ドラゴンズ はじめて講座」もスタートする。

最後に土屋氏は「2Dのゲームが徐々に少なくなってきましたが、時代に左右されない良さは必ずあるはずです。当時を知る人にも、知らない人にもぜひ楽しんでもらえたらと思います」とコメント。そして片岡氏は「自分が作ったゲームがまさかここまで愛されることになるとは思いもしませんでした。当時プレイしていた方の話を聞くと、こそばゆい反面『作ってよかった』と思いますし、また皆さんで楽しんでほしいです」と語った。

4人での協力プレイを早速体験

ここからは、本作の醍醐味であるマルチプレイを体験することができたので、その内容をお伝えしていこう。今回は「シャドーオーバー ミスタラ」の序盤、ステージ2のボスキャラクターを倒す場面まで体験できた。

恥ずかしながら筆者は本シリーズは初体験。そのこともあってどれだけ楽しめるか、周囲のプレイヤーに迷惑をかけないかと不安ではあったものの、実際にプレイしてみると簡単な操作で連続攻撃や魔法魔法を繰り出せるので、すぐに爽快感溢れるバトルを堪能できた。

難易度も、未経験の人がすぐに楽しめるバランスになっており、慣れてきた絶妙のタイミングでボスとの戦闘に入るので、初心者でもすぐに本作の魅力を感じられる。

しかし、他のプレイヤーは皆プレイ経験があるのか、ポイントを見るとどんどん差が広がっていくことが分かった。結果的に最高得点者とはダブルスコアを付けられてしまった。隠しアイテムの位置など、ただ闇雲に攻撃するだけでは気づかないポイントを見つけることが、上級者への第一歩と言えそうだ。

ハードをPS3に移したことで、グラフィックは言うまでもなくより鮮明になっている。炎などのエフェクトや、敵キャラクターのちょっとした表情まではっきりと分かるようになっているので、アーケード版をプレイした人も新たな気持でプレイできるのではないだろうか。一方で、色合いなどは当時の雰囲気を忠実に再現しており、アーケード版の良さを損なっていない点も印象的だ。

初公開のコラボ情報も―「ロスト プラネット 3」

アンドリュー・サマンスキー氏
アンドリュー・サマンスキー氏

続いては「ロスト プラネット 3」のプロデューサーであるアンドリュー・サマンスキー氏が登場し、同作の概要や、初公開となるコラボレーション情報を公開した。

本作は累計売上本数490万本を誇るアクションシューティングゲーム「ロスト プラネット」シリーズの最新作にして、「ロスト プラネット」の原点となる時代が描かれた作品だ。

舞台となるのは、防護服が無ければ一瞬で命を奪われてしまう極寒の世界で、惑星EDN-3rdの原住生物・エイクリッド(AK)との壮絶なサバイバルがテーマとなっている。そしてシングルプレイでは「シネマティックシューティング」というジャンルがコンセプトとして存在し、主人公のジム・ペイトンを中心に、熱エネルギー資源「サーマルエナジー(T-ENG)」や謎の集団を巡る、さまざまなドラマが描かれる。

ジムの相棒となる工業作業用重機「ユーティリティ・リグ(UR)」も本作の大きな特徴のひとつ。これまでのシリーズでは機動兵器「バイタルスーツ」が登場していたものの、今回は過去のストーリーということで、より大きく無骨なデザインのメカにしたという。

マルチプレイでは変化する戦況に応じて設定されるミッションの達成を目指す「シナリオバトル」など、世界観に合ったゲームモードが多数搭載されている。こちらには試作型のバイタルスーツが登場するなど、シングルプレイとは違った楽しみも多数存在する。

ここからは、すでにこちらの記事でも紹介している、コラボレーションに関する情報が公開された。まず、新日本プロレスとのコラボレーションTシャツが、8月29日より発売開始。バックにはユーティリティ・リグのイラストがあしらわれているほか、袖には定番の「CAPCOM×NJPW16」コラボエンブレムも入っている。

続いて、カプコンバーにオリジナルのコラボメニューが登場することが明らかに。アルコールやソフトドリンクなど、作品をイメージした全4種類のドリンクが登場する。

またSFファンの聖地「SF BAR 神田FLUX」では、本作をモチーフにしたオリジナルカクテルが用意される。雪賊をイメージしたカクテルや、本作の主人公ジム・ペイトンをイメージしたカクテルなどが登場するほか、ゲームに登場するミラの衣装や「ロスト プラネット エクストリームコンディション」のCG制作に使用されたレアなフィギュアも見られる。

カプコンスタッフとの対戦を楽しめたマルチプレイ

プレゼンテーションの終了後は、いよいよ「ロスト プラネット 3」の体験会がスタート。今回は5対5の対戦で、各メディアの記者5人と、カプコンスタッフが戦うことになった。

ルールは先程も紹介したシナリオバトルのひとつ「賊軍収容所」で、NEVEC側が特殊車両「バトルキャット」を護衛して敵陣を攻める、一方の雪賊側はバトルキャットを襲撃し、侵攻を阻止するという内容。制限時間は10分間で、NEVEC側はこの時間内にバトルキャットを目標地点まで到達させなければいけない。

体験できたのは立体的な建物が乱立しており、アンカーを使っての移動で、敵の背後を狙うなど、フィールド全体を利用した作戦が重要になるマップ。もちろん、背後を狙ううちに敵が正面突破して、バトルキャットを破壊する場合もある。敵の動きを把握しながら、臨機応変に立ちまわることがポイントだ。

バトルキャットは敵陣の中心へ攻め込む形で移動するので、後半に進むに連れて相手の攻撃も激しさが増す。そうなるとバトルキャットの修理もなかなか追いつかなくなるので、単独行動よりも、仲間と目標を共有しての集団行動のほうが有利になると感じた。

試作型のバイタルスーツは各陣営に1機ずつ用意されているが、どこに置かれているかを瞬時に把握することは難しい。しかしバイタルスーツがあると無いでは難易度が劇的に変わってくるので、見つけた際は積極的に乗り込むといいだろう。小回りは効かないものの、火力は圧倒的なので、バトルキャットの護衛には最適だ。

バイタルスーツの扱いが上手かったこともあってか、体験プレイでは見事筆者のNEVEC側が勝利。特に序盤を危なげなく進められたことが勝利の要因だろうか。

ちなみに、今回の「賊軍収容所」以外にも、エイクリッド「スワンカ」を倒すことで手に入る「T-ENGキャニスター」を回収ポイントまで持ち帰るといった、一風変わったミッションも多数用意されている。発売されたらどのようなミッションがあるのか、実際に確かめてみてほしい。

※画面は開発中のものです。

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