エレクトロニック・アーツが2013年11月21日に発売を予定している(PS4/Xbox One版は2014年発売)「ニード・フォー・スピード ライバルズ」。ここでは、本作のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるマーカス・二ルソン氏へのインタビューを紹介する。

東京ゲームショウ2013のエレクトロニック・アーツブースにもプレイアブル出展されている「ニード・フォー・スピード ライバルズ」は、広大な世界で繰り広げられる警察とレーサーによる、究極の公道レースの興奮と激しいバトルが体感できるレースゲームだ。

ソロプレイとオンライン対戦をシームレスで行き来できるマルチプレイシステムなど、これまでのシリーズにはない新たな魅力を多く搭載した革新的な作品となっている。

今回、本作のエグゼクティブ・プロデューサーであるマーカス・二ルソン氏にインタビューを行い、マルチプレイシステムの特徴から、PS4/Xbox Oneといった次世代ハードに関する話まで、さまざまなことを伺ってきたので、その内容をお伝えしよう。

――はじめに、本作でもっとも注力した部分を教えて下さい。

マーカス・二ルソン氏
マーカス・二ルソン氏

ニルソン氏:いろいろありますが、まずは「AllDrive」というマルチプレイシステムですね。これは今後のシリーズでも大きな要素になるだろうと考えて制作したもので、プレイヤーが1人でのドライブからマルチプレイへシームレスに移ることができる革新的な新機能になっています。

私は以前から「なぜシングルプレイとマルチプレイが別々の世界なんだろう」と不思議に思っていたのです。そこで、すべてのプレイヤーさんがひとつの世界で繋がれる、このシステムを作り上げました。今までの「ニード・フォー・スピード」シリーズのプレイヤーさんは、間違いなく驚くと思いますよ。

――「AllDrive」は画期的である反面、開発では苦労することも多かったのではないでしょうか?

ニルソン氏:マルチプレイに対する考え方を開発チーム全体で変えていかなければいけなかったので、そこは大変でしたね。レベル2の人とレベル15の人ではマルチプレイでの目標が違うはずですが、双方がどちらも楽しめるには、システムよりも開発者の意識や常識を取り払わなければいけなかったのです。

――では、技術的に苦労した部分というのはありますか?

ニルソン氏:本作には警察とロードレーサーという2チームが存在しますが、誰がどのチームに入るかを瞬時に決定しなければいけないので、そこは難しい部分でした。

――警察とレーサーでは、それぞれどのような楽しみ方ができますか?

ニルソン氏:基本的にはどちらもチームもレースに勝ち、スコアを伸ばすことが大きな目標になります。そして警察の場合、高ポイントを獲得しているレーサーを捕らえれば、より大きなポイントを入手できます。ですから、レーサーチームの中でポイントが高い人は、どうしても警察の標的になりがちです。逆にレーサーは、警察から逃げ切りチェック地点を通過することで、ポイントが高くなっていきます。

ポイントを上げるという大きな目標は同じですが、追う側と追われる側で、まったく違ったプレイスタイルを楽しめます。

――車同士や障害物とのクラッシュも醍醐味かと思いますが、どのようなシチュエーションがありますか?

ニルソン氏:レーサーには、逃げる方法がいくつも用意されており、例えば崖から飛び降りて警察を巻いたりと、プレイヤーさんにも楽しんでもらえる派手なシチュエーションが多く存在します。

――今の話を聞くとレーサー側が有利に思えますが、警察にも捕らえるための手段や能力は用意されているのですか?

ニルソン氏:もちろんありますよ。警察側はヘリコプターや電磁パルスを使って、レーサーを追跡することが可能です。ここまで来ると、レースより戦争といったほうが正しいかもしれませんね。

――マルチプレイが大きな魅力であることは間違いありませんが、日本には1人でストイックにタイムアタックを楽しむプレイヤーもいると思います。そのような人でも楽しめるのでしょうか?

ニルソン氏:ゲーム開始時にチュートリアルがあり、ここでソロでプレイか、フレンドとプレイするか、さらにたくさんの人とプレイするかを選べます。このときにマルチプレイの設定をオフにすればソロプレイが可能ですし、いつでもこの設定を変えることができます。

もちろん「AllDrive」を楽しんでもらいたい思いもありますが、幅広いプレイスタイルに対応できるように開発しています。

――マルチプレイは、最大で何人まで参加できるのですか?

ニルソン氏:PS3/Xbox 360は6人、PS4/Xbox Oneは調整中ですが、10人から12人になる予定です。私たちは多くの人が一箇所に集まるMMOを目指したのではなく、入れ替わりでさまざまなプレイヤーさんが対戦できるゲームにしたかったので、この人数に落ち着きました。とはいえ、常に入れ替わりが起こるわけではなく、同じメンバーで2回、3回とレースを楽しむことも可能ですよ。

――フレンドとのマルチプレイも盛り上がりそうですね。

ニルソン氏:私としては、やはりフレンドと一緒に遊んでもらいたいですね。本作には「フレンドと遊ぶ」といったメニュー項目がなく、自然な形でレースに入っていけます。今まで手間に感じていたメニューでのやりとりも、すべて省かれているのです。

――今回はPS4やXbox Oneでも開発されていますが、次世代機にはどのような印象をお持ちですか?

ニルソン氏:新しいハードに慣れるまでは時間がかかりましたが、PS2からPS3へ移行したときのほうが遥かに難しかったですし、当時を経験していたのでそれほど苦労は感じませんでした。PS4はPS3とほぼ同じ環境で開発できるので、「開発が楽」と感じているクリエイターは多いと思います。

――グラフィックも、次世代ハードではよりリアルになっているのですか?

ニルソン氏:PS3やXbox 360でも充分綺麗ですが、PS4、Xbox Oneでは天候の変化による些細な変化やエフェクトなどさまざまな部分でパワフルに進化しています。また、遠くに見える景色や、コースに配置されているオブジェクトも、より現実に近くなっています。次世代ハードは最先端のPCと同じレベルのグラフィックを描けるので、見比べると違いがよく分かりますよ。

――2014年春には「ニード・フォー・スピード」の映画が公開されますが、こちらとコラボレーションする予定はありますか?

ニルソン氏:タイトルが同じですし、出演者と話をする機会もありましたが、残念ながら今のところコラボレーションする予定はないです。まずはゲームはゲーム、映画は映画で楽しんでもらえると嬉しいですね。

――本作にはたくさんの車が登場しますが、注目してほしい車種はありますか?

ニルソン氏:7年ぶりに「ニード・フォー・スピード」へ帰ってきたフェラーリは、ぜひ注目してほしいです。世界中の格好いい車を動かせるのがシリーズの魅力ですが、そこにフェラーリがないのは、ファンの方からすると「えっ?」と思うところもあったはずです。今回久しぶりにフェラーリを実装できたことは、私自身もとても嬉しく思っています。

もちろん、フェラーリ以外にも格好いい車はたくさんあるので、プレイする際にはぜひお気に入りの車を見つけてください。

本作に登場するフェラーリF12berlinetta。ゲーム内はもちろん、イメージイラストにも採用されている。

――最後に、日本のファンへ向けたメッセージをお願いします。

ニルソン氏:日本という、車に関する歴史や文化がある国でレースゲームを発売できることを光栄に感じています。新しいマルチプレイシステムは、今後のシリーズにとっても重要なものですし、ファンの方にはぜひ触ってほしいです。過去のシリーズをプレイされた方は、きっと驚くはずです。

――ありがとうございました。

ニード・フォー・スピード ライバルズ

エレクトロニック・アーツ

PS3パッケージ

  • 発売日:2013年12月12日
  • 価格:7,665円(税込)
  • 12歳以上対象
ニード・フォー・スピード ライバルズ

ニード・フォー・スピード ライバルズ

エレクトロニック・アーツ

Xbox360パッケージ

  • 発売日:2013年12月12日
  • 価格:7,665円(税込)
  • 12歳以上対象
ニード・フォー・スピード ライバルズ

ニード・フォー・スピード ライバルズ

エレクトロニック・アーツ

PCパッケージ

  • 発売日:2013年12月12日
  • 価格:7,665円(税込)
  • 12歳以上対象
ニード・フォー・スピード ライバルズ

ニード・フォー・スピード ライバルズ

エレクトロニック・アーツ

PS4パッケージ

  • 発売日:2014年2月22日
  • 価格:7,665円(税込)
  • 12歳以上対象
ニード・フォー・スピード ライバルズ

ニード・フォー・スピード ライバルズ

エレクトロニック・アーツ

PS4ダウンロード

  • 発売日:2014年2月22日
  • 価格:6,615円(税込)
  • 12歳以上対象
ニード・フォー・スピード ライバルズ

Need for Speed & the ‘N’ logo are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries.
(C) 2013 Electronic Arts Inc. Trademarks belong to their respective owners. All rights reserved.

※画面は開発中のものです。

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