スクウェア・エニックスは12月16日、AC「パズドラ バトルトーナメント ―ラズール王国とマドロミドラゴン―」営業用内覧会にてスペシャルセッションを開催した。
営業用内覧会で夢のスペシャル対戦が実施!
スクウェア・エニックス社内で実施された新作アーケードゲーム「パズドラ バトルトーナメント」営業用内覧会の会場にて、ガンホー・オンライン・エンターテイメント「森下一喜」社長、「パズル&ドラゴンズ」プロデューサーの「山本大介」氏、スクウェア・エニックス代表取締役「松田洋祐」氏がスペシャルゲストとして登壇、、「パズドラ バトルトーナメント ―ラズール王国とマドロミドラゴン―」プロデューサーの「門井信樹」氏とともに、展示されたテスト機にて夢の対戦を披露。まずは挨拶となるコメントを紹介。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長「森下一喜」氏
「パズル&ドラゴンズは2011年から開発を始め、2012年の2月にリリースをしました。先日ニンテンドー3DSソフト「パズドラZ」を発売し、大変好評を頂いています。今回の作品はパズドラの世界観を継承したタイトルで、新たにスクウェア・エニックスさんと組んで新たな開発をしています。ガンホー・オンライン・エンターテイメントはアーケードゲームの開発は行っておらず、今回強力なパートナーを得て開発ができ、非常に素晴らしい作品になっていると思います。」
スクウェア・エニックス代表取締役社長「松田洋祐」氏
「スクウェア・エニックスはガンホー・オンライン・エンターテイメントさんと組み、ビックタイトルをアーケードで運営できることを大変嬉しく思っています。我々は「ロード オブ ヴァーミリオン」で30代の男性中心のお客様、「ガンスリンガーストラトス」で女性を含めた20代のお客様を開拓してきました。本作でよりカジュアルで広いお客様にゲームを遊んでいただくことをチャレンジしようと思っています。トップクリエイターの野村哲也(キャラクターデザイン)をはじめ、運営で培ったノウハウを投入して末永く遊べるゲームを提供できればと思っています。」
ガンホー・オンライン・エンターテイメント「パズル&ドラゴンズ」プロデューサー「山本大介」氏
「僕が業界に入るきっかけとなったアーケードゲームを作りたいといった夢を、スクウェア・エニックスさんと一緒に叶えることができて、自分自身もワクワクして嬉しいです。僕は35才になるんですが(今日が誕生日です)、20年以上前に遊んだ学生時代のゲームセンターを本作の稼働でもう一度蘇らすことができたらと思い、開発しています。ちなみに中高生の男子でスマートフォンを持っている人の8~9割はパズドラを遊んでいただいています。その中の10%でもゲームセンターに足を運んでくれれば盛り上がると思っていますので、よろしくお願いします!」
予選は松田氏の代理としてプロデューサーの門井氏が参戦!
全国バトルトーナメントでさっそく予選に参加。スクウェア・エニックスチームからはスタッフとプロデューサーの門井氏が参戦。キングメタルドラゴンの帽子をかぶった山本氏と超キングメタルドラゴンの帽子をかぶった森下氏は冷静にプレイ、難なく予選はクリア。
店内マッチングにより、準決勝戦は予想外のガンホーとスクウェア・エニックスの2名同士での戦いに。ここからは松田氏が参戦。会場ではプレイの様子がモニターに映されており、各取引先や関係者の面々も釘付けに。自信がないと話していた松田氏をプロデューサーの門井氏が打ち破り、ガンホー側もプロデューサー山本氏が、ちょっと慌てる森下氏に「白黒ドロップ」などを放ち、大きなコンボを決めて撃破!
決勝戦は、両社のプロデューサーが激突。誇りをかけたパズルの操作にも熱が入る。コンボもしっかりと決め、お互いに譲らない対決。「白黒ドロップ」や「ダメージ無効」などのスキルも効果的に使用。そして、見事勝利をもぎとったのは山本氏。終了後に森下氏はものすごく負けて悔しかったと明かし、続けてプレイしたい気持ちになったと話した。逆に山本氏は最高の気持ちだったようだ。ちなみに門井氏は山本氏を倒すために、水属性のモンスターを用意したのに歯が立たなかったと悔しがっていた。
「パズドラ バトルトーナメント ―ラズール王国とマドロミドラゴン―」
本作は、ガンホーのパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」をベースにしたアーケードゲーム。筐体はタッチパネルのみの簡単操作でプレイできるほか、オンライン対戦やストーリーモードなど、アーケードならではの新たなゲームシステムを搭載しており、全く新しいタイトルとなっている。
本作に登場するメインキャラクターをデザインするのは、「ファイナルファンタジー」シリーズなどを手掛けるスクウェア・エニックスのクリエイター野村哲也氏。綿密で重厚な世界観・ストーリーは井上堅二氏、田口仙年堂氏、日向悠二氏らが担当しており、また、音楽面はiOS/Android「パズル&ドラゴンズ」から引き続き伊藤賢治氏が担当、加えて幅広い分野で活躍する田中公平氏を起用するなど、制作スタッフにはゲーム業界でも名高い人材が揃って起用されている。