セガは2月13日、東京・台場の東京ジョイポリス 1stフロアー メインステージにおいて、「project 575」のイベント「お台場に ご~しちご~が やってくる!」を開催した。

当日は、同プロジェクトのメインキャラクターを務める大坪由佳さん(正岡小豆役)、大橋彩香さん(小林抹茶役)によるトークショーやライブをはじめ、開発陣が登場してiOSアプリ「うた詠み575」やPS Vita用ソフト「うた組み575」を伝えたりと盛りだくさんの1時間半となっていた。ここでは、その模様についてお伝えする。

東京ジョイポリス内ではオリジナルグッズや、「ご~しちご~パフェ」の販売が行われていた。

イベントの開始とともに登場した大坪さん、大橋さんがまず最初に紹介したのは、会場でもある東京ジョイポリスとのコラボ情報。2月14日より開始となる「project 575」のミニCGライブや先述の「ご~しちご~パフェ」などが紹介された。

さらに、会場では14日からの開始に先駆けて「project 575」ミニCGライブも行われた。プロジェクションマッピングを活用するかたちで登場した小豆と抹茶が、「飛び出せ授業!」(ラマーズP)、「チョコにとかして」(タカノン)、「Go! sHicHi! Go!」(cosMo@暴走P)の3曲を立て続けに披露し、観客もサイリウムを降って合いの手を打つなど、盛り上がっていた。

続いては、用意された「project 575」にまつわるお題を元に、2人がトークを行うコーナーへ。ここでは、自身のキャラクターを担当することになった際の感想として「抹茶は意外と胸がない」(大橋さん)と話したり、「とくばん575」出演時に着ていたコートと同様、今回のイベントでもお揃いのブーツを履いていたりと好みが似ていることなどで話を盛り上げた。

また、キャラクターの第一印象としては、まずかんざきひろさんの絵が可愛いという印象を持ったそうで、その上で大橋さんは抹茶が中二病だとは思わなかったこと、大坪さんは一見普通に見える小豆だが、ゲームなどを振り返って実は“友達いないキャラ”ではないかと話すなど、さまざまに展開する「project 575」を振り返った。

バレンタインデー前日ということで、もちろんそちらにも話題が及んだが、2人共イベント当日まで翌日がバレンタインデーだということを忘れていたそう。なので話題は過去のバレンタインの思い出となり、大坪さん、大橋さんともに女友達同士でのチョコ交換、いわゆる“友チョコ”にまつわるエピソードを披露。さらに、用意されていた「ご~しちご~パフェ」を使い、バレンタインデーの告白というシチュエーションで即興も見せ、会場の笑いを誘った。

トークの後は、セガが展開する「project 575」のコンテンツを紹介するコーナーとなり、まず最初に大坪さんと「project 575」アシスタントプロデューサーの“ふか詠みだいちゃん”こと清水大輔氏による、iOSアプリ「うた詠み」の紹介が行われた。

大坪さんが実際にアプリを触りながら、清水氏が紹介した。
大坪さんが実際にアプリを触りながら、清水氏が紹介した。

普段、iOSアプリを遊んでいる人であればご存知だとは思うが、もともとiOSアプリは「うた詠み575」として展開してきた。会場で発表された「うた詠み」はそのバージョンアップ版となっており、より身近に遊べるようになっている。

これまでは自分で575を作って、小豆もしくは抹茶に詠んでもらうことでポイントが貯まる仕組みとなっていたが、このバージョンアップにより、彼女たちに575を詠んでもらうだけでポイントが貯まり、楽曲や会話コミュニケーションを気軽に手に入れられるようになった。そして、ユーザーインターフェースも一新され、コミュニケーションも快適になっている。

また、キャラクターとの会話が楽しめるイベントが新たに多数追加されているほか、撮った写真をアイコンとして登録したり、達成することでコスチュームなどを手に入れることのできる活動の目標「うた詠み通知表」がが用意されているなど、大きくリニューアルされている。

バージョンアップの日程だが、イベント翌日となる、2月14日を予定しているとのこと。すでに公式サイトでは告知が行われているので、忘れずにチェックしておこう。

続いては、1月23日に発売されたばかりのPS Vita用ソフト「うた組み575」を紹介するコーナーとなり、大橋さんとディレクターの吉永匠氏が登場した。

こちらのコーナーではゲームの内容説明はそこそこに、大橋さんによる実演プレイが披露された。リズムゲームは得意と話していた大橋さんだったが、今回は初見のプレイということで都度悔しそうな声を出しつつ、苦戦の様子。しかしながら見事最後までプレイを終えて「盛況」の評価となると、会場からは拍手が起こった。

また、吉永氏からはゲーム内で楽しめる要素として、「歌詞アレンジ」の機能を紹介。こちらは手に入れたコトバを使って、楽曲の歌詞を変えることのできる機能となっており、当然ながらその歌詞のまま小豆と抹茶が実際に歌ってくれるのが特徴。ここでは、その楽しさを紹介するべく、事前に吉永氏が用意してきたという歌詞を披露。そのユーモアたっぷりの内容に会場からは都度反応が見られた。

最後に、「うた組み575」の追加機能として、新たに動画作成機能が追加されることが明かされた。動画はMP4形式でメモリーカードに保存され、PS Vita以外の端末でも楽しめるようになる本作にマッチした機能となっている。この機能のアップデート配信は、PlayStation Storeにて2月27日を予定しているとのことなので、続報に期待しよう。

大坪さん、大橋さんによる生コマーシャルを挟んだ後には、「project 575」のプロデューサーを務める森本兼次郎氏による挨拶が行われ、改めて「project 575」のコンセプトを紹介するとともに、ソニックチームなどの助けも借りて実現したミニCGライブをはじめ、これまで多くの助けを得てここまでやってこれたことに対する感謝を述べた。

その後は出演者全員が登壇して、イベント終了後に行われるお土産手渡しの抽選会が行われた。

そしていよいよイベントは終了…と思いきや、最後に大坪さん、大橋さんによる「コトバ・カラフル」の生ライブが行われ、会場はこの日最大の熱狂に包まれた。

イベント終了後のお土産の手渡しでは、大橋さん、大坪さんが1人1人の当選者と言葉を交わしていた。

※画面は開発中のものです。

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