アトリエシリーズとサージュコンチェルトの楽曲が夢の共演―霜月はるかさん、みとせのりこさんらが出演した「ガストプレミアムライブ Vol.2」レポート

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ガストは6月7日、東京・赤坂BLITZにて、同社の単独ライブ第3弾となる「ガストプレミアムライブ Vol.2~アトリエシリーズ&サージュコンチェルト~」を開催した。

ガストの単独ライブとしては通算3回目となる本公演。以前よりも格段に大きい赤坂BLITZ、でのライブということもあり、悪天候にもかかわらず会場にはたくさんのファンが詰めかけていた。

ライブ冒頭にはみとせのりこさん&霜月はるかさんが登場

ライブが始まり、まず登場したのはみとせのりこさん。本人がMCで「のっけからクライマックスです(笑)」と話していたが、その言葉通り「シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~」より「Quell->EX->{kranz};」、「アルノサージュ ~生まれいずる星へ祈る詩~」より「Class::EXSPHERE_NOSURGE;」と、それぞれの作品を代表する荘厳な楽曲を熱唱。ガストのライブならではの雰囲気を、一瞬にして作り上げてみせた。

続いて登場した霜月はるかさんは、みとせさんと同様に「ネプトリュード(Class::NEPTLUDE=>extends.TX_CLUSTERS/.)」「Class::DISTLLISTA;」といった、「サージュ・コンチェルト」の楽曲を歌ってみせた。霜月さんは「アルノサージュ」ン登場するネイの歌を担当しているが、その中でも「Class::DISTLLISTA;」には、ネイの決意が込められている。それだけに、霜月さんもより力を込め、丁寧に歌っているように感じられた。

ここで再びみとせさんが登場すると、霜月さんとともに「EXEC_RIG=VEDA/.」を歌うことに。これは、PS2「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」の大団円を飾った楽曲であり、ファンにとっても思い出深い楽曲。さらに今回はアカペラで、観客のコーラスをバックに歌おうというのだ。これだけでも驚きだが、観客がほんの少しの練習で、息の合ったコーラスを披露したことにはさらに驚かされた。ライブスタートからわずか30分にして、会場全体が一体となる幸せな空間が出来上がっていた。

みとせさんと霜月さんがステージを去ると、今度はバックバンドのメンバーが登場し、「アルノサージュ・アルトネリコ」のインストメドレーを披露。スクリーンには「アルノサージュ」はもちろん、「アルトネリコ」シリーズ初期の作品の映像も続々と映し出され、音楽はもちろん、演出の面でもファンにはたまらない内容となっていた。

歴代「アトリエ」シリーズの楽曲も目白押し

インストメドレーを終えたバンドはそのままに登場したのはACRYLICSTAB。ボーカル・Uyuさんが会場を煽ると、それまでじっくりと聞き入っていた観客も一斉に立ち上がり、一気にボルテージが上がっていく。

ACRYLICSTABは「エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~」のバトルフィニッシュテーマ「無限大クロニクル」を歌い切ると、最新作「シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~」に収録される「渇きの輪郭」も立て続けに披露。Uyuさんは楽曲を紹介する際に「激しい曲なので、酸欠にならないように付いてきてください!」とコメントする場面もあったが、会場の熱気は高まるばかり。そんな熱気に応えるようにACRYLICSTABも、圧倒的なパフォーマンスで見せつけていた。

ACRYLICSTABの激しいライブのあとに登場したのは、「アーランド」で重要な楽曲の数々を歌ってきた山本美禰子さん。直前までの熱気が嘘のように静まり、厳かな雰囲気の中で始まったのは「ロロナのアトリエ」のオープニングを飾った「Falling, The Star Light」だ。そして続けざまに「トトリのアトリエ」の「Pilgrimage」も披露。山本さんはトークで「アーランド」シリーズを振り返るとともに、「昨年は『新・ロロナのアトリエ』が発売されましたが、新作が出るたびに楽曲が流れていると思うと、嬉しい気持ちでいっぱいです」とコメントしていた。

山本さんが「ロロナ」「トトリ」を歌ったとくれば、次はもちろん「メルルのアトリエ」。ということでステージに立ったmaoさんが、同作のエンディングテーマ「メトロ」を放つ。さらにもう1曲、「メルルのアトリエ」などの楽曲制作を担当した柳川和樹氏による「Luto~統治するもの~」も歌った。「また変態曲でさぁ(笑)」とmaoさんは冗談交じりに話していたが、その内容は全編英語で、華やかなアレンジも印象的なナンバー。初めて聞くファンも一様に聞き入っている様子だった。

ACRYLICSTABから続くバンドスタイルでのパフォーマンスに一区切りをつけたのは、弾き語りで多くの人を魅了する南壽あさ子さんだ。南壽さんはスポットライトの当たったピアノの前に座ると、「エスカ&ロジーのアトリエ」より「回遊魚の原風景」、さらに6月25日発売の3rdシングルで、「シャリーのアトリエ」のワールドイメージソングでもある「みるいろの星」を、透き通る声で歌い上げた。

「みるいろの星」は、もともと「アトリエ」シリーズとは関係のない楽曲として制作していたそうだが、ガストスタッフがこの曲を聞いたところ、偶然にも「シャリーのアトリエ」の世界観と合致していたため、ワールドイメージソングとして採用されたという。

「シャリーのアトリエ」ディレクター・岡村佳人氏も登場!OPムービーが公開に

実は今回のライブ、司会として「シェルノサージュ」などでイオン役を務める加隈亜衣さんが度々登場し、ときには観客との会話を楽しむように、和気藹々と進行していたのだ。そしてこのタイミングでは、加隈さんとともに「シャリーのアトリエ」のディレクターである岡村佳人氏がスペシャルゲストとして登場。

岡村氏は、自身がスペシャルゲストという扱いであることについて「皆さんどう思いました? 僕が皆さんの立場だったら、『えっ…』てなってると思います(笑)」と冗談を飛ばしていると、加隈さんからは「これだけを言いに…?」との厳しいツッコミが。するとここで、「シャリーのアトリエ」のオープニングムービーを一足早く上映。ムービーの中には未公開の情報も含まれていたが…どんな内容なのかは、一般公開される日を楽しみに待ってほしい。

ライブのクライマックスは再び霜月はるかさん!

ここからは再度バックバンドが揃い、「アトリエ」シリーズのインストメドレーがスタート。「シャリーのアトリエ」の楽曲を中心に、これまでの作品を彩ってきたBGMの数々に、観客は酔いしれている様子だった。

ライブが終盤に差し掛かると、霜月はるかさんと、ACRYLICSTABのボーカル・Uyuさんが再びステージに。ガスとライブだから実現した共演により歌われたのは、「シャリーのアトリエ」に収録予定の「希う船」。この楽曲は、霜月さんと作曲家・MANYOさん、作詞家・日山尚さんにより結成されたユニット・canoueが生み出したものだ。

続いて、霜月さんがソロで歌ったのは、TVアニメ「エスカ&ロジーのアトリエ」のエンディングテーマ「ふゆみどり」。ライブ初披露となったこの曲について霜月さんは、「アニメは佳境に差し掛かっていますが、エンディングの意味もだんだんと深まっていくのではないしょうか」と話していた。

そして最後の曲は、「イリスのアトリエ グランファンタズム」のオープニング曲「schwarzweiβ ~霧の向こうに繋がる世界~」。ガストライブでこの楽曲を歌うのははじめてとのことで、霜月さん自身も「胸アツな思い」と表現していた。

ライブ後には全出演者がステージに登場すると、口々に「Vol.3でまたお会いしましょう!(maoさん)」「また次回に繋がることを願っています!(霜月さん)」と、早くも次回開催を望むコメントを残していた。会場に足を運んだファンはもちろん、アーティスト、バックバンドの全員が充実した時間を過ごせたライブだった。

セットリスト

1.みとせのりこ「Quell->EX->{kranz};」
2.みとせのりこ「Class::EXSPHERE_NOSURGE」
3.霜月はるか「ネプトリュード(Class::NEPTLUDE=>extends.TX_CLUSTERS/.)」
4.霜月はるか「Class::DISTLLISTA;」
5.霜月はるか&みとせのりこ「EXEC_RIG=VEDA/.」
6.バックバンド「【インストメドレー】アルノサージュ・アルトネリコ」
7.ACRYLICSTAB「無限大クロニクル」
8.ACRYLICSTAB「渇きの輪郭」
9.山本美禰子「Falling, The Star Light」
10.山本美禰子「Pilgrimage」
11.mao「メトロ」
12.mao「Luto~統治するもの~」
13.南壽あさ子「回遊魚の原風景」
14.南壽あさ子「みるいろの星」
15.バックバンド「【インストメドレー】アトリエシリーズ」
16.霜月はるか from canoue「希う船」
17.霜月はるか「ふゆみどり」
18.霜月はるか「schwarzweiβ ~霧の向こうに繋がる世界~」

※画面は開発中のものです。

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