【E3 2014】PCゲームがリビングで手軽に楽しめる家庭用ゲーム専用機「ALIENWARE Alpha」が発表―ALIENWARE担当者にインタビュー

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アメリカ・ロサンゼルスのLAコンベンションセンターにて、2014年6月10日から12日まで開催された「E3 2014」。Alienwareの担当者に家庭用ゲーム専用機「ALIENWARE Alpha」についてお話を伺った。

SteamはValveが提供するPC向けゲームのダウンロード販売サービス。2013年9月にLinuxをベースに開発した「SteamOS」を発表、さらに2014年1月には複数のメーカーが「SteamOS」を搭載するゲーム機「Steam Machine」を開発中であることが発表されていた。同時に「Steam Machine」専用のコントローラー「Steam Controller」が開発中であることも発表されている。

今回、Alienwareが発表した「ALIENWARE Alpha」はWindows 8.1を搭載したゲーム機だ。本機について、ブランドマネージャー 添田 貴嗣氏とグローバルマーケティングディレクター BRYAN A.DE ZAYAS氏にお話を聞いた。

添田 貴嗣氏
添田 貴嗣氏

まずは、添田氏に本機が発売されるに至った経緯などを聞いた。

「Steam Machine」とWindows搭載機が平行して開発されており、そのWindows搭載機が「ALIENWARE Alpha」だったのである。しかし、Valveが「SteamOS」と「Steam Controller」の開発が遅れていることを理由に、「Steam Machine」の発売が今年から来年に延期になると発表したことを受けて、Alienwareは年内に「Steam Machine」を発売することができなくなってしまったという。

2013年の発表当時は中国で据置型ゲーム機の販売が禁止されており、発表当時から中国市場を見据えてWindows搭載機の開発が行われていた。今回は、Valveの事情で「Steam Machine」の発売が延期されてしまったが、「ALIENWARE Alpha」は予定通り発売されることになったわけだ。

家庭用ゲーム機と同じようにカジュアルにPCゲームを楽しめるゲーム機を目指したという「ALIENWARE Alpha」。「Steam Machine」との違いとしては、SteamだけでなくWindowsで提供されているゲームも遊べるようになるほか、コントローラーで操作可能な専用のUIを開発・搭載している点が挙げられる。性能的には次世代コンソール機を超えており、コンソール機の性能に合わせてグラフィック描写などを制限したタイトルでもPCと同等のクオリティで楽しめるという。

本機では、Steamでリリースされている3,000以上のタイトルを購入後すぐに遊ぶことが可能だ。添田氏は、まずは日本国内でSteamを楽しんでいる50万人の人に遊んでもらい、その後家庭用ゲーム機で楽しんでいるユーザーにも本機の良さをアピールしていきたいと語っていた。

BRYAN A.DE ZAYAS氏
BRYAN A.DE ZAYAS氏

続いて、BRYAN A.DE ZAYAS氏に本機の性能と開発中のUIを紹介してもらった。本機のプロセッサーには、Intel Core i3、i5、i7がそれぞれ用意されており、複数のバージョンが発売されるという。GPUには、NVIDIAのMaxwellを採用しているという。

リビングでPCゲームを楽しめるPCを開発する構想は何年も前からあったそうだが、今までは実現するためのテクノロジーが揃っていなかったそうだ。今回、プロセッサーの高性能化や熱効率が向上したことで、小型なハードにも十分な性能を詰め込むことができ、リビングでの使用にも耐えられる静音化を実現したという。

本機には、Xbox 360のコントローラーが付属する。Xbox 360のコントローラーを選択した理由としては、多くのゲーマーが慣れ親しんだコントローラーであることを挙げ、すでにXbox 360のコントローラーを持っていればそのコントローラーを使えることができるという。

開発段階ということで撮影することはできなかったが、本機のUIを確認することができた。UIは至ってシンプルで、画面下部に「Launcher」「Steam」「Setting」と3つのメニューが並んでいるのみだ。起動からメニュー表示までにWindowsを連想させる画面は表示されず、まさに家庭用ゲーム機である。UIの開発を開始してから2週間しかたっておらず、今後変わっていくそうだが、非常にシンプルなUIであることは間違い無さそうだ。

「ALIENWARE Alpha」の価格は$549からで、クリスマス商戦前には日本を含む世界各国で発売したいとのこと。さらに、9月に開催される東京ゲームショウへ出展され、実際に本機に触れることができるそうだ。続報を楽しみに待ちたい。

※画面は開発中のものです。

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