エレクトロニック・アーツが10月9日に発売したサッカーゲームのシリーズ最新作となるPS4/PS3/PS Vita/Xbox One/Xbox 360「FIFA15」。さらにリアルさを増したシリーズ最新作のプレイレビューをお届けしよう。
「FIFA15」はワールドワイドな人気を誇るエレクトロニック・アーツのサッカーゲームだ。イングランドのバークレイズ プレミアリーグ、スペインのリーガBBVA、ドイツのブンデスリーガといったヨーロッパの人気リーグをはじめ、アメリカ、アルゼンチン、メキシコ、韓国といった35のリーグのクラブや選手がすべて実名で登場。もちろん、ユニフォーム、スタジアム、サポーターのチャントなども忠実に再現されており、本物さながらのサッカーを楽しむことができる。
最大の魅力はさらにリアルさを増したモーションの数々。例えば、相手選手と身体がぶつかったりプレスを受けたりすると、身体がグラつくなどしてボールを確保できない場合がある。もちろん交錯して転倒することもあるし、味方同士でぶつかってボールを失うといったアクシンデントも発生する。ボールの挙動も同様で、キックが相手選手に当たるなどして不規則な回転がかかるとバウンドの仕方が変化する、雨でピッチが濡れているとボールが滑りやすくなるなど、すべての動きが精緻に描かれているので、プレイのひとつひとつが実に説得力に満ちているのだ。
さらに注目すべきは試合の途中や終了後に流されるリプレイ映像。シュートやクリアといったプレイのハイライトシーンはもちろん、シュートを防いだあとディフェンス陣を鼓舞するキーパーの姿や失点時にミスをしてうなだれる選手の表情もアップで映し出すなど、海外のサッカー中継をほうふつとさせるカメラワークを楽しめる。ちなみに、筆者はPS4でプレイしたのだが、いずれの映像も前作以上にハイクオリティで、実際の試合中継を自分で操作しているかのような感覚を味わうことができた。
このように随所にリアルさが追求されている本作だが、操作自体は決して複雑ではない。パス、ドリブル、シュート、プレス、スライディングといった基本の操作方法さえ踏まえておけば、初めてプレイする人でもすぐに試合を楽しめる。パスの早さや選手のダッシュ時のスピード、操作選手の切り替え方などの細かい調整も可能になっていて、プレイしやすいようにいろいろ設定をカスタマイズできるのもうれしい限りだ。
ちなみに、ディフェンス時にどうしてもうまくボールが取れない場合は、設定画面でディフェンスの方法をデフォルトの「戦術的ディフェンス」から「レガシーディフェンス」に変えてみるといい。しっかり相手に寄せてくれるようになるので、より簡単にボールを奪取できるようになる。
さまざまなモードにチャレンジできる
多彩なモードの数々を楽しめるのも本作の醍醐味のひとつ。特に人気があるのが「キャリアモード」だ。クラブの監督もしくは選手となってキャリアを積んでいくというもので、監督でプレイした場合は世界各地にスカウトを派遣して選手を獲得したり、戦術やフォーメーションを工夫したりしてチームを強化。リーグや国内カップ戦などの優勝を目指して戦っていくことになる。
選手を試合で使わないでいると不満を言ってくる場合があるため、うまくローテーションさせながらシーズンを進めていくことが必要。さらに、活躍に応じて報酬を上げる、余剰戦力を放出して予算を節約するなど、ただ試合に勝つだけでなく、いかにチームをマネジメントしていくかが重要になるのだ。
プレイヤーの分身となる選手を作成し、その選手自身となって最高のプレイヤーを目指すこともできる。しかも、このモードでは作成した選手のみを操作して試合を行うことが可能になっているのだ。いかにフリーになってパスを呼び込むか、味方と連動してボールを奪取するかなど、ボールを持っていないときの動きがポイントになるので、チーム全体を操作する場合と一味違うゲームを楽しめる。
もうひとつの人気モードが「ULTIMATE TEAM」。試合を重ねて、貯まったコインを元手に新たな選手を獲得していくというモードで、好きな選手や監督を集めて自分だけのオリジナルチームを作り上げることができる。
選手や監督はすべてカードになっていて、複数の選手カードが入ったカードパックを購入したり、特定の選手のカードをオークションで競り落としたりして新たな戦力を獲得していくことになる。もちろん、強力な選手カードはレアで入手しにくくなっており、これらの高レアな選手の収集も大きな目標のひとつになる。また、選手の能力を強化するカードやスタジアムを変更するカードなどを使用することも可能になっている。
もちろん、ほかのプレイヤーとオンラインで対戦することもできる。クラブや国の代表を使っての対戦はもちろん、「ULTIMATE TEAM」で作成したチーム同士で試合を行うことも可能。また、ほかのプレイヤーやフレンドとチームを結成して11人対11人で対戦するモードも利用できる。
コンピュータ戦とは違って簡単に勝つことはできないが、それだけに勝利したときの喜びは格別。対戦をくり返すことで、より効果的なボールの動かし方やディフェンスの仕方をマスターできるなど上達の近道にもなるので、ぜひチャレンジしてみることをおすすめする。どうしても知らない人が相手では気後れするという場合は、フレンドのみと対戦できる「オンラインフレンドリー」から試してみるといいだろう。
そのほか、使用するチームを自由に選んでワンマッチ形式で対戦する「マッチデイ・キックオフ」やミニゲーム形式で与えられた課題をクリアしていく「スキルゲーム」、その週に実際に行われた注目の対戦カードをプレイできる「週間ハイライト」などもプレイすることが可能。非常にボリュームがあり、やり応えがあるのでサッカー好きならずともハマること間違いなしだろう。
最後に「FIFA」シリーズを初めてプレイするという人に向けて、簡単なアドバイスをひとつ送っておこう。操作に慣れていないと、ボールを持つプレイヤーばかり注目しがちだが、それでは味方同士をうまく連携させることはできない。味方の位置やポジショニング、相手選手の動きなど画面全体を見ながらプレイするように心がけよう。
画面下に表示されるレーダーにも気を配るようにしたい。このレーダーはピッチ全体の状況を表示していて、逆サイドでフリーになっている味方選手の位置やDFラインの裏へ飛び出す前線の動きなど、画面外の状況をいち早くつかむことができるので、常にチェックしながらプレイすれば、より多くのチャンスを作れるようになる。ちょっとしたことだが、かなりプレイしやすくなるのでおすすめだ。
(C) 2014 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved. All trademarks are the property of their respective owners. Official FIFA licensed product. ”(C) The FIFA Brand OLP Logo is a copyright and trademark of FIFA. All rights reserved.” Manufactured under license by Electronic Arts Inc. *INTERNET CONNECTION required for online play.
※画面は開発中のものです。
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。





















![「パワプロアプリ」のお祭り企画「かっせー!パワプロオールスター祭り2026」開催![凛々]猪狩 進、[超銀河☆ブルーム]上下 沙優が登場](https://image.gamer.ne.jp/news/2026/20260601/00260dc00655254cf60f6b60d9282f6a8f91/x/i.jpg)

























