白衣性愛情依存症

アンドロイドの感情や女の子同士の純愛を見事に表現!今井麻美さん15thシングル「朝焼けのスターマイン」インタビュー

アンドロイドの感情や女の子同士の純愛を見事に表現!今井麻美さん15thシングル「朝焼けのスターマイン」インタビュー

担当:

6月3日に15枚目のシングル「朝焼けのスターマイン」を発売する今井麻美さんへのインタビューをお届けする。

今井麻美さん

表題曲「朝焼けのスターマイン」は、好評放送中のTVアニメ「プラスティック・メモリーズ」エンディングテーマ。カップリングには自身が大原かえで役として出演しているPS Vita「白衣性愛情依存症」オープニングテーマ「Sunny Place」と、PS Vita「クロガネ回姫譚‐閃夜一夜‐」オープニングテーマ「クロガネ」を収録している。

収録曲すべてがアニメ・ゲームの主題歌という豪華な内容である今回のシングルについて、聴きどころやレコーディング秘話、さらには開催が迫ったバースデーライブなどたっぷりお話を聞くことが出来たので紹介しよう。

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――TVアニメ「プラスティック・メモリーズ」はご覧になりましたか?

今井さん:私の世界線(インタビュー時点)では第3話まで見ました。特に第1話はエンディングが流れないので、安心して物語に没頭できました(笑)。でも、第1話で流れた素敵な英語の歌を私だと勘違いして、新境地を開拓したのかと思われたらどうしようかと(笑)。

――では、第1話以降に楽曲が流れた時はいかがでしたか?

今井さん:第2話では物語の途中でBGM的に使われたので、中盤のCM明けから緊張感が増してきて、何度も何度も聴いた前奏が流れた瞬間に心拍数が半端なく上がりました(笑)。第3話からはエンディングで使われていますので、本編は落ち着いて見ています。絵の美しさとアイラちゃんの可愛らしさにキュンとして、自分が歌っているのも忘れて「素敵なエンディングだな〜」と見とれちゃいました。

――「プラスティック・メモリーズ」のエンディングテーマになると聞いた時の気持ちを教えて下さい。

今井さん:この作品は「シュタインズ・ゲート」の林直孝さんが初めてオリジナルアニメの原作・脚本を担当されたと聞いていたので、責任感やプレッシャーがすごかったです。気を引き締めなければという気持ちが逆に空回りしそうで、えも言われぬ焦燥感がありました。

――「朝焼けのスターマイン」の第一印象を教えて下さい。

今井さん:物語は切ないラブストーリーだと思っていたので、明るめの音運びに少し驚きました。

――レコーディングはいかがでしたか?

今井さん:産みの苦しみを味わいました。過去最高に悩んだかもしれないです。林さんが込めた思いを正しく汲み取らなければという責任感もあり、「私で良かったのかな?」と眠れなくなるぐらいで。レコーティングの前日も眠れなくてスタッフさんに心配をかけました。でも、覚醒している状態で臨んだので、ギンギンギラギラした状態のまま優しく歌うという不思議な感覚でした。

求めている雰囲気はこうだろうか?などと悩みながら、今までチャレンジしたことのない歌い方をしたり試行錯誤していたのですが、最終レコーディングには(藤原佳幸)監督が来てくださって。エンティングのラフ動画を見せていただいた瞬間に正解が見えて、そこからは悩まずに歌えました。

――正解とはどのようなものだったのでしょうか?

今井さん:最初は「淡々と歌って欲しい」というオーダーでしたが、楽曲には心の繊細な部分が表現されていたので、逆に淡々と歌う方法がわからなかったんです。でも見せていただいたエンディングでは、アイラちゃんがアニメ前半ではあまり見せない喜怒哀楽を見せていたんですよ。それで「淡々としているけど感情を込めていんだ」という結論に至ったんです。さらに、アンドロイドは人間とは違う複雑な感情を持っているから言葉をストレートに捉えるのではない、と考えたらどんどん正解が見えてきたんです。

――監督からの要望はあったのでしょうか?

今井さん:この作品のアンドロイドは学習していく力があるので、「アイラちゃんが少し成長した感じで歌って欲しい」と言われました。その言葉を聞いて「アイラちゃんを全面に押し出していけばゴールに辿り着ける」と自分の中で消化出来たんです。

――ちなみに、初めてチャレンジした歌い方とは具体的にどういうことでしょうか?

今井さん:言葉にすると難しいんですけど、今まで使ったことのない体の部位を使っています。今までは“優しく歌うこと”と“力強く歌うこと”の共存は難しかったんですけど、それを融合させる歌い方を見つけられた気がします。喉も体の使い方も、歌に向かう準備も全く違うアプローチなんです。

――歌詞で特に気になった部分はありますか?

今井さん:やはりタイトルの「朝焼けのスターマイン」がキーワードだと思います。作られたばかりのアンドロイドはそれを見て綺麗だと思うのだろうか?という感じで。歌詞にある「万華鏡」も意味合いが深くて、万華鏡のように聴く人によって受け取り方が変わる歌い方が出来ていたら嬉しいです。また、Bメロの「戻せない時間」という言葉はドキッとしました。「戻せないけど良い思い出」なのか「戻せなくて悔しい思い出」なのか。結末は私もまだ知らないので、皆さんと一緒に2人の幸せを願いたいと思っています。

――完成した楽曲を聴いた感想をお聞かせください。

今井さん:私はすごくネガティブですごくポジティブという性格をしているんですよ。レコーディングまでは本当に悩み、極限のどん底まで落ち込んでいたんですが、いざ仕上がった曲を聞いた時は「監督やスタッフの思いを上手く表現出来た!」「いい曲が出来た!」と思いました。自分の想像を一歩超えた先を見た気がして。今井麻美が出来る限界値を色々な人の力で打ち破れたと思うと、すごく嬉しいです。

――PVはどのような内容でしょうか?

今井さん:この歌詞は等身大の私にも当てはまると思い、PVでは1人の女性の長期的な日常を描いています。衣装は何着もあって、その中で私服の5着は自分で探しました。部屋で着るような服と、そのまま外に行けそうな服を。ただ、部屋着が難問でして。「等身大の今井さんで」と言われると……ジャージとTシャツを年中無休でお届けしている感じなので(笑)。普段の部屋着とは違いますが、私らしい個性的な服を探してみました。

――PV撮影での思い出を教えて下さい。

今井さん:今回はラッピーというワンちゃんが登場します。監督の親戚の飼い犬なんですが、めっちゃいい子で可愛くて。私は、犬は好きだけど苦手意識があるのか足が動かなくなるタイプなので、友達のチワワに極限まで舐めた目で見られたことがあるんですよ(笑)。そんな私なのにラッピーは愛おしい目で見てくれたんです!それが嬉しくて!擬似飼い主体験が出来て楽しかったです。

――カップリングについてお聞きします。「Sunny Place」はどのような楽曲でしょうか?

今井さん:前作に続き声優としても出演させていただいた作品のオープニングテーマです。キャラクターの収録を先にやり、世界観がわかった上でレコーディングに臨んだのですんなり表現することができました。看護師になりたい女の子同士のラブを描いた作品らしく、すごく清楚な感じになっています。

――今井さんが演じたキャラクターについて教えて下さい。

今井さん:先生の大原かえでちゃんを演じています。授業はしっかりしているけど、プライベートではちょっと抜けたところがあるので、割と等身大でいけたかなと……そこ!笑うところじゃないですよ!(笑)

――歌う際に気をつけた点はありますか?

今井さん:「看護師=天使」というのは万人が思うイメージなので、そのような爽やかで自愛に満ちた感じを主軸に置き、全編を通して透明感満載で歌わせていただきました。

――レコーディングの思い出をお聞かせください。

今井さん:2作目ということもあり、自分のルートは台本を全部読んでイメージの構築ができていたので、あっという間にレコーディングが終わってしまいました。ちょっと歌い足りなかったです(笑)。

――「白衣性愛情依存症」のオープニングとしての楽曲の魅力を教えて下さい。

今井さん:このゲームはあすかちゃんを中心に各キャラクターとの純愛が、たぶん純愛が、おそらく純愛が描かれています(笑)。でも、ルートによっては割と重たい愛の人もいて、この曲はそのすべての愛を受け止めるだけの懐の深さがあります。楽しい思い出も切ない思い出もあすかちゃんが受け止めてくれている、どんな思い出も彼女から見たら全て美しく見えるように歌いました。そんな純粋なところを感じていただきたいですし、ちょっと心が荒んだ時にも聴いて欲しいと思います。

――ゲームでは1番のみ流れますが、フルで聴いた時の聴きどころはどこでしょうか?

今井さん:1番の歌詞は「一番近くで見つめてるよ」なのに、2番では「いつでも隣にいれればいい」というちょっと怪しい空気感があって。何があったんだろうと邪推してしまいます(笑)。2人が結ばれるまでには色々な困難があると思うんですよ。フルで聴くと、1番で近寄り、2番でちょっと離れて、ラストでまた戻ってくるようなイメージになっています。それにしても、「隣にいれればいい」という歌詞にはドキッとしました。

――色々な人のストーリーをプレイしてから聴くとまた違った感じを受けそうですね。

今井さん:そうなんです。バッドエンドもある作品なので、バッドエンドに行った時に聴いた時と、トゥルーエンドで聴いたのでは趣が違うだろうなと思います。

――3曲目の「クロガネ」は志倉千代丸さんが作詞・作曲しています。

今井さん:個人としては久々に志倉さんの曲を歌わせていただきました。聴いた瞬間に“ザ・志倉節”が炸裂していたので、格好よくガツンとパワフルに歌いました。

――印象深い部分はどこでしょうか?

今井さん:最初の「Life is beauty」のところです。サビの「クロガネ」と同じ旋律で一番高い音なのですが、その音の上がり方にこだわりました。私はキーが全般的に高く、高い音も地声で出るから逆に裏声が苦手なんです。でもここは裏声で行きたいと思って。そして最後のサビだけは、高いキーを地声でガツンと行って疾走感を増すようにして歌いました。先日志倉さんにお会したら、私が話す前に「この曲は『クロガネ』の(一番高い)『ガ』の部分がポイントなんだよ」とおっしゃっていて、「よし!勝った」と思いました(笑)。

――レコーディングはどうでしたか?

今井さん:イメージはしやすかったんですけど、パワフルに歌うには難しい楽曲なんですよ。抜いて歌うのは絶対にしたくなかったので、最初は少し苦労しましたが、コツを掴んでからはすんなりいけたと思います。

――シングル発売記念イベントが東名阪で行われます。どのようなイベントにしようと思っていますか?

今井さん:いつも通りの自由でノープランな感じでいこうと思っています。ですが!今回はアニメタイアップということで、初めて来てくださる方もいると思うので、いくつか気をつける点があります。

1つ目は「初めての方が多いか確認する」。初めてじゃない人ばかりなら、そういうモードに切り替えますし、初めての人が多ければ押さえるところを押さえたいです。

2つ目は「歌をきちんと歌いたい」。すごく難しい楽曲で表現を突き詰めた結果、生で歌えるか未知数なんです。少しずつ慣れていって自分のものにしたいと思っています。

そして最後にもう1つ。「初めての方の前に行く時に、メイク道具を忘れない」。これ大事!(笑)特に名阪が忘れがちで、何度大阪駅で買ったことか……。今回は忘れないようにしたいです。

――それぞれの楽曲のイメージは何色でしょうか?

今井さん:「朝焼けのスターマイン」はオレンジと黄色が混ざったような色かなと思います。「Sunny Place」は白とブルーですね。「クロガネ」は黒とウルトラオレンジかな。すごく激しい曲なので、自分を鼓舞するためにもウルトラオレンジで気分を盛り上げたいです。

――最後に、メッセージをお願いします。

今井さん:「5」という数字が好きな私にとって、5の倍数という区切りのシングルとなります。久しぶりのアニメタイアップということもあり気合充分で作らせていただきました。またアニメの楽曲を歌って欲しいと応援してくださった方へレスポンスが出来たかなという思いと、作品への感謝の気持ちで、命を削って魂込めて作りました。ぜひ手に取っていただきたいです。

(C) MAGES./Project PM

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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