大幅に進化したAC「ブレードアークス VER.2.0」ロケテストをレポート!新キャラ&システム調整について尋ねたミニインタビューも

アーケードゲーム
0コメント ガッキー TOKEN

セガが本日6月12日より開始したAC「ブレードアークス from シャイニング VER.2.0」のロケーションテスト。本稿では、新規バージョンの追加要素のレポートと、スタジオ最前線 ディレクター・近藤敏信氏へのミニインタビューを紹介していく。

本日6月12日から1週間程度の見込みで、東京・秋葉原/新宿の計3ヶ所にて行われることとなった「ブレードアークス from シャイニング」の新規バージョン「VER.2.0」のロケテスト。

本バージョンでは新規キャラクターとして、復讐の霊刃使い「リック・エルウッド」、双剣の海狼「ディラン・ローエン」、料理番は影の侍女「ローナ・ムラサメ」、妖刀の化身「裏雪姫」の計4体が新たに参戦。

また、新システム「リジェクションガード」「リバーサルストライク」の追加、キャラクターモーションのバランス/フレーム調整、ダッシュ・ジャンプなどの操作系にも手が加えられ、既存バージョンよりもスピーディーにバトルが展開するようになった。

操作系統の改良によるプレイフィールの向上

まずそのゲームスピードについて。これまでの「ブレードアークス」は“アクションを見てから対応”という選択を取り易かったのだが、ダッシュ中にできる行動の増加、ジャンプおよび落下速度の上昇により、直観的な駆け引きが際立つようになった。本作ならではの個性を残しつつも、競技性が高められていることにより、従来よりも操作感が格段に向上。正直なところ、バージョンアップという枠で納められないほどの大幅な改良だ。

なお、操作系統の改善には、格闘ゲームの一流プレイヤーを招いて行ったクローズドテストが背景にあるという。従来の「ブレードアークス」は、固め行動の有利を保って相手を押す性質が強かったため、「こういうのはダッシュで抜けられたらいいのに…」といった、格闘ゲームに慣れている人には“普通だと思っている行動”を通すことができなかった。

しかし、名立たる格闘ゲーマーたちが得たフィードバックを元に仕上げられたVER.2.0では、ストレスのかかっていた操作部分が取り除かれ、より普遍的に操作しやすい格闘ゲームへと進化している。格闘ゲームに慣れている筆者の視点ではあるものの、これまで「ブレードアークス」をプレイしたことのない人、数回しかプレイしていない人などは、きっとVER.2.0では1プレイで操作の気持ち良さを体感できることだろう。

新システムによる切り返し手段の増加

上述したが、「ブレードアークス」は有利フレームを維持しての固め行動が強い。特定のキャラなどはリバーサル(反撃・切り替えしの手段)で対応しなければならなかったが、相応のアクションを持たないキャラクターは不利を背負う性質が色濃かった。

しかし今回、「リジェクションガード」「リバーサルストライク」というシステム共通の防御アクションが追加されたことで、環境が変わることも予想される。両システムは新規追加された、時間と共に自動回復する最大100%の「AP(アクションポイント)ゲージ」を使用することになる。

リジェクションガードは、キャラクターのニュートラル時にB+Cを入力すると、ゲージ50%を消費して特定のガードモーションを取る。モーション中に相手の攻撃が重なったら、無傷で相手を吹き飛ばすことが可能だ。いわば当身系のアクションであり、空振り時には多少の隙を晒してしまうものの、入力のしやすさから咄嗟に扱えるので、利便性は高い。

続くリバーサルストライクは、キャラクターのニュートラル時に→(レバー前)+B+Cを入力すると、ゲージを50~100%消費し、相手の攻撃を耐えながら反撃ができる。いわゆるアーマー属性で相手の攻撃を受けつつ、ダメージもしっかりと乗った反撃攻撃+相手を吹き飛ばすことができるので、切り返しに乏しいキャラには歓喜の代物だ。なお、APゲージの残量に応じて性能が変化するため、ゲージとの相談はしっかりしておきたい。

新キャラクターのお手並みは?

最初は「シャイニング・ハーツ」の主人公、リック・エルウッド。リックはプレイアブルキャラクターの中でも一等特殊な操作系統を持つキャラで、特殊チェーン攻撃「ダンシングソード」で戦う。

ダンシングソードはA・B・Cの攻撃ボタンを自由に、順番に入力するだけで連続攻撃が放てるもので、A→C→B、B→B→Aなど、さまざまな性能の派生攻撃で攻めることができる。しかも、攻撃を当てれば当てるほどオーラを纏い、攻撃力が上昇していくので嬉しい。原作ファンには「ココロ」システムを彷彿とさせることだろう。

また、超必殺技も強力な一撃技「シールドブレード」は↓+A+B+C、乱舞技「エアリアルインパクト」はA+B+Cと、簡単な同時入力で発動できるので、とても便利。初心者から上級者まで、初めてのプレイでも楽しく操作できるキャラの一人だ。

次の「ディラン・ローエン」は、「シャイニング・ハーツ」「シャイニング・ブレイド」に登場する双剣の海賊。見た目通りの豪快な剣劇と、超必殺技による銃撃で遠近をカバーできる。しかし、なんといっても最大の特徴は、打撃と投げ択による“ギャンブル性”だろう。

ディランは「奇襲脚」で相手側へと素早く詰め寄ることができ、追加入力で打撃と投げの2択を展開する。もう一つの「派手にいくぜ!」はその場投げ、もしくは前進移動+投げ技となり、こちらは投げ成立後にA・B・Cによる3択を追加入力できる。さらに超必殺技「ド派手にいくぜ!」は最大3本までフォースゲージを追加投入することで、ダメージを上乗せすることができるのだ。

いずれも高火力を叩きつけられるので、打撃と投げの2択の魅力に憑りつかれているタイプの人に、正に打ってつけのキャラといえる。

続いての「ローナ・ムラサメ」は、「シャイニング・ハーツ」に登場するメイドで忍者で獣耳でドジっ娘と、戦う前から勝っているような獣人の少女。その動きは忍者に恥じず、空中ダッシュに特殊ジャンプとユニークなアクションを備えている。

攻撃のリーチには乏しいが、相手に詰め寄る移動技「疾風」からの停止、下段、中段の3択、連続攻撃技の「三連きざみ」、地上対空で使える「半月斬り」、動きの機先を取りやすい空中飛び道具「ナイフ手裏剣」と、多彩な必殺技を所持。

格闘ゲームによく存在する“テクニカルキャラ”というほど操作は奇抜ではないが、数回のプレイで性能を引き出すのは容易ではなさそうなので、まずはダメージを取る連携を考え、そこから動きのバリエーションを増やしていきたい。

最後の「裏雪姫」は、レイジの持つ伝説の剣の化身「雪姫」の覚醒した姿。居合刀で戦う見た目通りのコンセプトとは裏腹に、各必殺技には“最速入力”なる性能変化システムが搭載されている。

例えば「居合斬り」は通常、↓\→+攻撃ボタンで前方の上中下を切り落とす技だが、最速入力時の「真・居合斬り」を成立させるとダメージや発生など性能が上昇する。そしてこの最速入力の真相は、レバー入力+ボタン入力の同時成立にある。

通常、多くの格闘ゲームではコマンド入力→(ほんの少し時間を置いて)→ボタン入力といった操作でコマンド技が発動するようになっている。これはコマンド入力完了後と同時にボタンを押すことが大変難しいため、プレイヤーがボタンを押すまでのタイムラグを鑑みてのことである。

が、この最速入力はそれを逆手に取り、“操作技術を磨くことで性能を引き出せる”という形で取り入れられている。もちろん「こんなの難しい!」と思う初心者もいるだろうが、裏雪姫自体は直観的に操作しやすいキャラなので、まずは触ってみるところから始めてみよう。

そのほかの変更点

ちなみに本バージョンでは、各キャラクターのシナリオ/ボスの追加をはじめ、一部キャラクターのコマンドの変更、インターフェースの一新、ラウンド中のカウントスピードの変更、CPUのAI調整、ボス専用必殺技の搭載、さらには対戦時のリザルト中に乱入可能になったりと、細かなポイントも手が加えられている。公式サイトではロケテスト版マニュアルも公開されているので、足を運ぶ前に目を通しておくとスムーズに遊べるはずだ。

そして今回は、店舗に訪れていたスタジオ最前線 ディレクター・近藤敏信氏へ行ったミニインタビューも紹介していく。ここで本バージョンの目指した方向性や人気声優陣のボイスに関するワンポイントをはじめ、操作系統に関する改良の意図、キャラクターバランスに関しての調整コンセプトなど、既存プレイヤーも必見の内容に迫っていけた。

きっちりと練り込まれて生まれ変わった「ブレードアークス from シャイニング VER.2.0」の魅力を、この機会にチェックしておくといいだろう。

スタジオ最前線 ディレクター・近藤敏信氏へのミニインタビュー

近藤敏信氏
近藤敏信氏

――VER.2.0とするにあたって目指した方向性をお聞かせください。

近藤氏:今回VER.2.0ということで、元々VER.1で目指していた刺し合いとコンボの楽しさの両立に対して、新しいシステムを加えることで、より駆け引きが楽しめるようになり、かつコンボをつなげる気持ちよさも持ち合わせたゲームにしています。

――今回はAPゲージが増えて、「リバーサルストライク」「リジェクションガード」という新システムが入りましたが、こちらはどういった意図で追加したのでしょうか。

近藤氏:このゲーム、すごくダメージが入るんですよ。それが爽快感にもなっているのですが、押されているとキツイところがあるので、駆け引きや読み合いによって、自分自身を守れるシステムになっています。今までだとサポートで仲間を呼ぶことによって守ってもらうこともできましたが、自分自身でも守れる技を増やすことで複雑な駆け引きができるように増やしました。

――今回のみどころは新キャラクター4人の追加だと思うのですが、それぞれのキャラクターのみどころを教えてもらっていいでしょうか?

近藤氏:リックはかなり変わった入力系で、ボタンを好きに押せばコンボが出せるキャラクターになっていて、初心者の人でも華麗なコンビネーションで派手な技を楽しめるようになっています。しかも、技が当たれば当たるほど、オーラが出てパワーアップしてダメージも上がるといった特徴もあり、初めて遊ぶ方にぜひ触って楽しんでみてほしいです。

裏雪姫はこちらでは“最速入力”と呼んでいる、面白い入力を採用していて、ドンピシャのコマンドで入れるとピカっと光って技の性能が上がるようになっています。初心者の方が使っても強いですが、上級者の方が使うと技の度にピカピカと光って、コンボのつながりを楽しめるキャラクターになっています。

ディランは特に対人戦での読み合いが面白いのではないかと思います。投げの派生がいろいろあって、相手にその選択を押し付けていって、読み勝っていけば相手にすごいダメージを入れることのできる、ギャンブル要素は強いものの、読み勝てる人だったらどんどん押し付けていけるキャラクターです。あと超必殺技も面白いものになっていて、1回の発動の間に10コンボが入るのですが、例えば3コンボ目で次の超必殺技を発動させると切り替わってしまいます。全部をつなげればすごい大ダメージになるのですが、安全をとって早めに次のコマンドを入れると大ダメージにならないですね。でもギリギリまで引っ張りすぎて入力が遅れてしまったりすると、次につながらないので、その点もギャンブル性のあるキャラクターになっています。

ローナは忍者ということで、技をたくさん持っているキャラクターです。移動系の技も多くて、画面を所狭しと駆け巡り、相手を翻弄して倒す感じの玄人好みな操作性で、使いこなすのは大変ですが、愛があればすごく楽しくなると思います。

――今回のロケテストをやる目的というのはどこになるのでしょうか?

近藤氏:一度クローズドロケテストというものをやらせていただきまして、ユーザーのみなさんから細かい意見をいただき、吸収させていただきました。そこから生まれた課題をどうやって解決するかというところで、細部に渡るまでいじっていますので、その最終確認という立ち位置になります。

――クローズドロケテストの際にあった具体的な意見について、言える範囲でお聞かせください。

近藤氏:各キャラクターの技はもちろん、リザルトでの乱入タイミングを早くしてほしいといった意見があったので、長かったのリザルトの確認時間をショートカットをすることで、VER.1の時よりも乱入しやすくなっています。あとは大戦中にAimeカードのこういう情報を出してほしいという要望にも対応したりと、ゲームの中だけに関わらず、お客さんがゲームセンターで遊ぶことに対していろいろな対応をしていますので、楽しんでもらえたらと思います。

――操作系の改良についても手を入れられていますが、スピーディーなゲームに仕上げるという意図があったのでしょうか?

近藤氏:格闘ゲームとして「ブレードアークス」なりのオリジナリティは大事だと思うのですが、そのオリジナルティの部分とは別で、格闘ゲームを遊ばれているお客さんの中でのスタンダードみたいなものが徐々に変化している部分もあると思っています。その中で「ブレードアークス」としてももう少しレスポンスの良いゲームになったほうが、より多くのみなさんに楽しんでもらえるのではないかという判断がありました。そこでジャンプやダッシュを改良したものでクローズドロケテストというかたちでユーザーさんに触っていただいたところ、確かな手応えを感じたので、それをさらに改良したものを今回のロケテストに入れています。

――既存のプレイヤーの方に向けて、VER.2.0でどこが変わっているのかについてのポイントはありますか?

近藤氏:まず、クローズドロケテストで一番の目標としていたのが、大きな部分で新しくしたいという思いと、同時にこれまで遊んできたお客さんが不満に感じないようにするという点を両立させることです。僕らにとっても難しい課題であり、結果的にいろいろなところに手を加えてはいるのですが、VER.1のお客さんたちにも面白そうだと言ってもらえるものになったと思います。「ブレードアークス」の進化を、VER.1を遊んでいた方に体感して欲しいですし、進化した結果、より多くの格闘ゲームファンのみなさんにとって遊びやすいゲームになったと思います。

――キャラクターバランスの調整にも手が入っていると思いますが、今までのキャラクターのダイアグラムを考えた上で調整されているのでしょうか?

近藤氏:それは相当いじりましたね。古いキャラクターの細かなフレーム調整だったり、技自体が変わっているというかたちで全キャラテコ入れしています。テコ入れの方針としては平均化するというのではなく、強かったキャラクターたちに対して、弱かったキャラクターもアッパーする方向になっています。不遇と言われていたキャラクターたちもやりこめば十分勝てるんじゃないかという強めの調整も入れています。

――4キャラクターの追加でボイスも新録されたと思いますが、キャラクターファンにとっての聴きどころはありますか?

近藤氏:本作は元々RPGから来ていて、人気声優の方々が声を当てているので聴きどころは満載です。このゲームの特徴としては、Aimeカードを使って遊んでいただけると、Aimeのメンバーズサイトで必殺技の声を自分の購入したものに変えられるようになっていますので、自分の好きなキャラクターのボイスをカスタマイズして、楽しんでいただけたらと思います。

――今回の追加キャラクターを選んだ理由はありますか?

近藤氏:シリーズを通してキャラクターの人気投票みたいな機会があったのと、実際にロケテストをやる中でキャラクターの要望を受けたりして、今回の4キャラクターを選んでいます。

――VER.2.0のロケテスト、稼働に向けて期待しているユーザーに一言お願いします。

近藤氏:とにかくゲームセンターのいいところって、1コインで遊ぶことが気軽にできることだと思います。VER.2.0ではいい意味で生まれ変わっているので、ぜひワンコインで遊んでみていただいて、面白そうだなと思ったら「ブレードアークス」勢になっていただければありがたいです。

――ありがとうございました。

「ブレードアークス from シャイニング VER.2.0」ロケテスト概要

日程:2015年6月12日(金)~1週間程度

クラブ セガ 秋葉原 新館

東京都千代田区外神田一丁目11 番11 号外神田1丁目ビルディング
http://apm.sega.jp/location/4fe5149039.html

セガ 神楽坂

東京都新宿区神楽坂2-11 第2 カグラヒルズ1F
http://apm.sega.jp/location/ad61ab1432.html

クラブ セガ 新宿西口

東京都新宿区西新宿1-12-5
http://apm.sega.jp/location/093f65e080.html

※上記内容は、予告なく変更・終了となる場合が御座いますので、予めご了承下さい。
※ブレードアークス from シャイニングVER.2.0のプレイには、プレイ料金がかかります。
※ロケーションテスト実施にあたり、店舗への直接のお問い合わせはご遠慮頂くようお願い申し上げます。

※画面は開発中のものです。

本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。

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