新曲＆新作発表からプロジェクトffまで大盛況の「金色のコルダ Featuring 神南高校 Op.2」レポート

ライヴ、ドラマ、愛のメッセージと盛りだくさん

オープニングは、生演奏を交えた谷山さん、石川さん、細谷さんによる「ROSY ROSA ROSY」。大迫力の歌声に合わせ、ファンのライトが会場を真っ赤に染め上げる。さらにキャスト紹介からキーボードとサイレントヴァイオリンによる「ルテニアのコロミイカ舞曲」へと続き、メインドラマ「CRAZY DREAM」前編へ。横浜で開かれる神南高校管弦楽部のライヴは大盛況。そんな中、千秋はチェロ奏者の氷渡へ興味を示すが、氷渡は神南の演奏に全く聞く耳をもたないでいた。その数日後、千秋、蓬生、芹沢の3人と主人公は、老朽化により間もなく取り壊しが決まったあるホールを見つける。ホールに響くカンタレラの音を気に入った千秋は、ここでライヴを行うと断言。修繕などの問題に立ち向かっていく。

ライヴコーナーでは谷山さんが「G.L.A.M.O.R.O.U.S.」、三浦さんが「PiECE」を歌い上げ、愛のメッセージ「AnotherSummer feat...」では八木沢、七海、ソラの3人がそれぞれのシチュエーションで主人公と思い思いの夏を楽しむ様子が演じられた。

プロジェクトff（フォルテッシモ）コーナー：ミニドラマ「Let it Go ～素直な心で～」では、星奏学院で主人公と待ち合わせをする柚木と、それを見つめるリリの姿が。そこへ金澤と、オケ部のスランプに対し力になるべく学校を訪れていた冬海も現れる。柚木にも力になってほしいと声をかけつつ、何故こんなところにと疑問に思う2人に対し、柚木は「彼女との時間を邪魔しないで」とにこやかに言ってのける。そんな柚木の様子を、冬海はむしろ以前よりも話しやすいと微笑ましく思う。

チームの息を合わせるバラエティコーナー、新曲も初公開

岸尾さんの歌う「CROSS OVER」の後は、バラエティコーナー「ポーズ de アンサンブル♪」。お題にそったポーズをチーム内でどれだけ揃えられるかというもので、組み分けは谷山さんチームが細谷さん、水橋さん、三浦さん、KENNさん、石川さんチームが佐藤さん、岸尾さん、増田さん、銀河さんだ。

司会を務めるのは伊藤さん。コーナーの直前には7月25日が土浦の誕生日ということもあり、「ネオロマンス・ダイニング」で販売されていたきんぴらごぼうを使ったフードでお祝いするという一幕もあった。

練習問題の「オーケストラ」では指揮者やヴァイオリン、フルートなどのポーズが見られ、谷山さんチームは「運動部」というお題に野球、バスケなどのポーズで2ポイントを獲得。石川さんチームは「バンド」というお題に全員バラバラとなってしまい、谷山さんチームは「コンビニのバイト」というお題にレジ打ちなどのポーズを合わせ、さらに2ポイントを追加する。追い込まれた石川チームだが、次の「プールの授業」でもバラバラとなってしまい、残念ながら負けてしまう。

メインドラマ「CRAZY DREAM」後半では、問題解決に奔走し、なんとか前進するも無理を重ねた蓬生が体調を崩してしまう。千秋は父・源一に周囲が見えていない自分の未熟さ、身勝手さを指摘されるが、改めて蓬生と共にライヴの成功を誓う。そして芹沢も氷渡の元を訪れ、実力を認めると共に「ライヴが遊びかどうか、その目で確かめに来い」と力強く言い放つ。その言葉に押されるように、氷渡もライヴ会場に現れるのだった。

生演奏「パッヘルベルのカノン」で締めくくられたドラマの後は、再び愛のメッセージ「AnotherSummer feat...」へ。芹沢、千秋の情熱的な囁きがファンを酔わせ、水橋さんと増田さんの「Waterside Harmony」、佐藤さんの「Träumerei ～夢の続き～」、細谷さんの「ESCORT」、石川さんの「恋い蛍」に、再び「ROSY ROSA ROSY」と怒涛のライヴコーナーへ突入。

エンディングを迎え、アンコールライヴでは神南高校トリオによる新曲「CRAZY CRAZE CRAZY」を初めてファンの前で披露。2016年に発売決定した「金色のコルダ4」へ向かい、ますます加速していく「金色のコルダ」シリーズの勢いが感じられるイベントとなっていた。

会場の様子

金色のコルダ4

コーエーテクモゲームス

PSVitaパッケージ

• 発売日：2016年3月10日

• 12歳以上対象

撮影／大山雅夫

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。