おバカさ加減だけでなく、お手軽シューティングとしてもパワーアップした「ぎゃる☆がんだぶるぴーす」をプレイ動画とともに紹介！

アルケミストが2015年8月6日に発売するPS4/PS Vita用ソフト「ぎゃる☆がんだぶるぴーす」。異色の眼（ガン）シューティングゲームとして、よりパワーアップを遂げた本作のプレイインプレッションをお届けします。

ストーリーではキャラクター同士の掛け合いに注目！
透視ズームはゲームの遊びを大きく広げる！
購買部の存在はすごく貴重！
アクションイベントは操作感がヤミツキに！

本作は、天使の矢に当たり、一日限定の超絶モテ男になってしまった主人公(プレイヤー)が、次々と言い寄ってくる女の子達を眼力（通称：フェロモンショット）で昇天させ、意中のヒロインを目指す眼（ガン）シューティングゲーム「ぎゃる☆がん」の最新作です。前作の一年後を舞台に、新たなヒロインである神園しのぶと神園真夜、悪魔のくろな、そして総勢70人以上の女の子たちを昇天させつつ、エンディングを目指すこととなります。

まもなく発売を迎える本作ではありますが、おバカな要素が特にフォーカスされていることもあり、店頭体験会や体験版で遊んでいない人にとっては、どのようなゲームに仕上がっているのか、まだ飲み込めていないのではないでしょうか。今回はPS4版を一足先にプレイして感じた、本作ならではの魅力についてお届けしたいと思います。

ストーリーではキャラクター同士の掛け合いに注目！

本作のストーリーモードについては、前作と同様にステージをクリアしながら進めていくもので、最初はチュートリアルを含めて共通ルートとして進行、その後は特定のヒロインのルートを選択し、個別の展開が待ち受けることになります。最初に選べるのはメインヒロインであるしのぶと真夜の2人ですが、クリア後には徐々にその選択肢が広がっていくのでボリューム感はたっぷりです。

そして今回のストーリーは、キャラクター同士の掛け合いがしっかりと描かれるようになっています。しのぶと真夜のルートでは、幼なじみで現在は距離をとっている主人公・久時峰大（くどきほうだい）との関係、そして姉妹ならではのお互いを思いやる姿が垣間見えるなど、キャラクターの立ち位置を意識しながら、読み物としても楽しめると思いますので、ところどころで差し込まれるイラストとともに要チェックです。

もちろん、登場するキャラクターは神園姉妹だけではありません。イタズラ好きでもどこか憎めない愛嬌を持つ、語尾の「DEATH」が特徴の悪魔のくろな、PS3版に引き続き登場する、エリート天使（に見せかけていろいろとやらかす）えころ、そして前作に登場した天使・ぱたこにそっくりな一年生・天使（あまつか）ぱたこ、同じく前作のヒロインの一人で、後ほど紹介する購買部の看板娘として登場する兎野葵、そのほか一般女子生徒や女教師を加えた総勢70人以上の女の子たちがそれぞれの個性をもって登場します。

その全てを把握するだけで一苦労ではありますが、さまざまな愛情表現を見せてくれるので、遊んでいくうちにその魅力を感じられること間違いなしです。さらに今回はくろなの力に操られた悪魔っ娘の状態でも登場、モテモテポイント（スコア）獲得のために速攻でミニ悪魔を消し去るもよし、残りの精心力（体力）を気にしながら踏みにじられるもよし、思い思いのプレイを楽しみましょう。

透視ズームはゲームの遊びを大きく広げる！

今回、ゲーム中に追加された要素はここで紹介するのが大変なほどにたくさんあるのですが、その中でも個人的に遊びの幅が広がったと感じた、透視ズームについて紹介したいと思います。

この機能、R1ボタン（PS Vita版はRボタン）を押すとズームとともに障害物を透視することができるというスグレものではありますが、ホウダイが普段以上の眼力を発揮してしまった結果、女の子の服までも透視することができるのです。じっくり見るのももちろんいいですが、あまり長く見続けていると周囲から迫られていることに気づかない場合もありますので、注意が必要です。

ただ隠れている女の子を探すだけの機能だと思うことなかれ、実はこの透視ズームによってかなりゲームの戦略性が変わってきます。前作では基本的に女の子が姿を表すまでプレイヤー側が受け身になっていましたが、透視ズームを活用している位置を事前に確認しておくこともできますし、さらに言えば姿を表す前に昇天させることだって可能です。一気に女の子が迫ってきそうな局面など、前もって対応しておきたい時には役立つこと間違いなしです。

加えて今作がニクイなと思うのは、透視ズームを使うことで初めて認識できる要素の数々です。わかりやすいところで言えば、女の子のスリーサイズ。眼（ガン）サイトをバスト・ウエスト・ヒップのいずれかに一定時間合わせておくと、その場所のサイズがわかるようになっています。襲われるギリギリまで解析していくスリル、その中で見つかる、依頼を解決するために必要となるアイテムの収集など、やり込もうと思えば思うほど楽しむ要素は増えていくので、堪能してもらえればと思います。

そしてもう一つ、忘れてはいけないのがドキドキモードの存在です。ただでさえ異質な本作の中でも独特の空気を醸し出していたこのモードですが、今回はかなり昇天させやすくなっているので、ぜひ意中の女の子のダブルピース昇天を目指してみてください！

百聞は一見にしかず、ということでシューティングパートの1ステージをプレイした動画も併せて紹介します。タイトルに似合わず（？）真面目にプレイしてみているので、実際にどうやって操作しているかはこちらを確認してもらえればと思います。

購買部の存在はすごく貴重！

ここまでの紹介を見る限り考えることが多そうに見えますが、初プレイであっても基本的には無理なく楽しめるゲームになっていると思います。それでも難しいという人の救済措置という意味合いも含めて、今作で活用しておきたいのが拠点から移動できる購買部です。

先ほども紹介したように前作のヒロインの一人・葵が登場するこの場所では、ゲームを進めていくと入手できる天使の羽根を消費して、さまざまなアイテムを購入することができます。ゲームに直接関係するところでいくと精心力の最大値やフェロモンショットの威力の強化が可能です。エクスタシーショットは狙いづらい、敵に囲まれると大変といった人たちは、上手く強化しておけば無理なく先に進むことができるはずです。

さらにはドキドキモード内のカメラを増やしたり、透視の能力を強化して、よりスケスケな女の子たちの姿を楽しむといったプラスアルファの楽しみ方も用意されています。そのほかにも葵が所属するバンド「LOVEHEARTS」の募金が可能となっていますが、募金をした先に何が待ち受けているのかは、ぜひ自身の目で確かめてみてください！