目次
  1. 「レジェンドジェネシス」での一戦をリプレイ!
  2. 【回避】
  3. コマさんととらじろう
  4. ざしきわらし
  5. マイティードッグ
  6. 家族や友達と「とりバト」を始めてみよう!

「2人対戦Wデッキセット レジェンドジェネシス」は、購入後すぐに対戦できる構築済みデッキ。30枚のデッキ2種類と攻略指南書、マニュアル、そしてプレイシートがセットになっている商品です。

しかもただの構築済みデッキにあらず。このデッキで、ニンテンドー3DS用ソフト「妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊」に登場するビッグボス「レッドJ」「マイティードッグ」が初参戦しています。

イベント「バスターズカップ2015」も始まっており、編集部でも話題のこの構築済みデッキ。強力なビッグボスの実力は一体どれほどのものなのか? そしてデッキの強さは? それを確かめるべく、再びTOKENを召喚して2人でプレイしました!

「レジェンドジェネシス」での一戦をリプレイ!

存在感のあるパッケージを開封し、まずはデッキをチェック。このデッキには先述したビッグボスに加えてレジェンド妖怪も収録されており、きらびやかなカードが多くラインナップしています。

筆者がレッドJのデッキを、TOKENがマイティードッグのデッキを選びました。レッドJのデッキは主にプリチー族とゴーケツ族で構成されており、【回避】持ちの妖怪で守備を固めつつ手札を増やす戦い方です。

一方マイティードッグのデッキはプリチー族とフシギ族で構成されていて、互いをサポートしたり相手を翻弄したりする戦法が得意です。

序盤はほぼ互角の戦いに

TOKENの先攻で始まった今回の対戦。ブースタードラフトで戦った前回は、TOKENが序盤になかなか妖怪を召喚できずに苦労していましたが、今回は1ターン目から互いに妖怪を召喚しあう展開に。構築済みデッキだけあって、デッキのバランスが良いということですね。

3ターンを過ぎたところで、筆者のダメージが1、TOKENのダメージが2、それぞれ2体ずつ場に妖怪を召喚しています。ただ、筆者の妖怪「セミまる」「ざしきわらし」のBPが少々低いのが気になるところですが……。

【回避】

筆者の場にいるセミまるもざしきわらしも持っている効果【回避】。これは、BPを比べて引き分けた際、気絶しないで場に残るうえに、デッキからカードを1枚ドローすることができる効果です。

BPが引き分けでも勝ちと同等、さらには手札も充実するという強力な効果。レッドJのデッキには【回避】持ちが9枚入っているので、うまく使うのが勝利の鍵です。

TOKENが立て続けに中コスト妖怪を召喚!

中盤に入ったところで、TOKENが一気に畳み掛けてきました!

まずはイベントカード「ソフトクリーム大好き」で妖気を1枚溜めると、「妖気ブースト」で立て続けに「とらじろう」「コマさん」を召喚。すでに召喚されていた「まぼ老師」とともに、一斉にアタックしてきました。

たまらず筆者も「ざしきわらし」で術を使ってブロック。TOKENが「とりつく!」を行ったので、こちらも手札から「ロボニャン」を「とりつく!」。

ロボニャンの強力な「とりつく!」効果でまぼ老師を退けましたが、さすがにセミまるでコマさんのアタックは防ぎきれず。最後はとらじろうに直接ダメージを与えられました。

しかもとらじろうは、コマさんの効果で相手に与えるダメージが+1に! これは痛い……。

コマさんととらじろう

マイティードッグのデッキに入っているコマさんは、「コマじろう」か「とらじろう」を名前に含む自分の妖怪すべてが、アタックで与えるダメージを+1するというスキルを持っています。今回のTOKENのように、上手く一緒に場に出すと非常に強力です。

シナジーを発揮するのはこの2枚だけではありません。同じくこのデッキに入っている「ししコマ」「コマじろう(KJ)」も含めて4枚が互いをサポートするスキルを持っているのです。これもマイティードッグのデッキの強さのひとつ。

なんとか立て直しを図る筆者

場に残っているのがざしきわらしただ1枚という筆者。なんとか立て直そうと、イベントカード「ウィスパーさむい……」で少しでも手札を増やしていきます。

そして「キュン太郎」を召喚し、ざしきわらしとともにブロックのいないTOKENに対してアタック! 2ダメージを与えます。でもこれだと次のターンで総攻撃されるのでは……? ふふふ、筆者の手札には1枚切り札を残してあるのです。

次のターン、当然ながら総攻撃を目論むTOKENは、レジェンド妖怪「しゅらコマ」を召喚し、コマさんやとらじろうとともに前衛へ。しゅらコマがアタックをしてきたところで、筆者はこのカードをしゅらコマに「とりつく!」です!

ざしきわらし

手札にもう1枚残していたざしきわらし。その「とりつく!」効果は、「ブロック時、相手の妖怪にとりつく! バトル終了時、バトルタイムを終了させる。」というもの。

つまり、このケースではしゅらコマがバトルをし終えたところで、バトルタイムを強制終了。コマさんやとらじろうは何もせずに前衛にいるだけ、ということになります。

ちなみにこの「とりつく!」効果、過去のカードにも同様のものを持っている妖怪がいます。緊急回避用にデッキに入れておくと、何かと便利なカードです。

再び筆者のターン、ようやくコスト5の妖怪を召喚することができました。このデッキの要の一枚、「ワンダーニャン」! 自分の場にいる【回避】を持つ妖怪をBP+100するスキルを持つワンダーニャンは、【回避】持ちの多いこのデッキのキーカードです。

ようやく流れがこちらに来ました。もう1ターン粘って、次のターンに妖気ブーストを使って一気に中コスト、高コストの妖怪を場に召喚して――と青写真を描いていたら、とうとう最も恐るべき敵が現れました。

ビッグボス召喚!

自らのターンで再びイベントカード「ソフトクリーム大好き」を使って妖気を増やしたTOKENは、ついにボス妖怪「マイティードッグ」を召喚!

驚くべきはそのスキル。「この妖怪を召喚したとき、相手の召喚コスト3以下の妖怪2体を気絶させる」により、筆者のざしきわらしがトラッシュ送りに。ダメージもギリギリのなか、ブロック要員を1枚削られるのは非常に痛手です。

あとはもう為す術もなく。ブロックに残していたワンダーニャンもマイティードッグの一撃で気絶し、最後はとらじろうにアタックされて負けてしまいました。

マイティードッグ

召喚時に発動する、相手のブロッカーの枚数を瞬時に削ることができるスキルはもちろん、デフォルトのBPも非常に高い、さすがビッグボスといったところのボス妖怪。

唯一とも言える弱点は、BPを比べて気絶したときに1ダメージを受けてしまう【ダメージ】効果を持っていることです。相手からすればスキルや「とりつく!」で何とかならないこともないので、とにかく召喚される前に自分の場を充実させたいところ。

今回の戦いでは、マイティードッグを受け止めるには筆者の場がスカスカすぎました……。

家族や友達と「とりバト」を始めてみよう!

いかがでしたでしょうか。筆者は負けてしまったものの、自分でデッキを使って、またもう一方のデッキを相手にしてみて、「2人対戦Wデッキセット レジェンドジェネシス」はとてもバランスの取れた、遊びやすいデッキだと感じました。

筆者は遊ぶ前まで、レジェンド妖怪にボス妖怪と、コストが重めのカードが多く入っているデッキだというイメージを持っていました。しかし実際に遊んでみると、勝利につながるカードが必ず手札に来るよう、絶妙なバランスで構成されているのがわかりました。

あとはその勝利につながるカードと、脇を固めるカードをうまく使いこなせるかどうか。1枚の強力なカードだけでも勝てないのが「とりバト」の醍醐味でもあります。

その意味では、このデッキセットに付属の「攻略指南書」はとても役立つ冊子です。2つのデッキそれぞれの特徴や、序盤・中盤・終盤の動かし方、さらには他シリーズ収録のどのカードを入れるとより効果的か、といったところまで解説されています。

初めてプレイする人も、ルールを覚えたらこの攻略指南書でデッキの動かし方を勉強してみるといいでしょう。家族や友達と「とりバト」を始めるには、ぴったりのアイテムです。

公式バトルイベント「バスターズカップ2015」も各地で順次開催されている「とりバト」。バスターズカップはもちろん、店舗イベントなどにも、この「レジェンドジェネシス」のデッキを持って遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

ということで、今回この「2人対戦Wデッキセット レジェンドジェネシス」(発売元:バンダイ)をGamer読者5名にプレゼント! 下記フォームよりぜひぜひ応募してみてくださいね。

「バスターズカップ2015」公式ページ
http://www.yokai-toritsukicard.com/event/busters_cup.html

「とりつきカードバトル」公式Twitter
https://twitter.com/toribato

賞品

「妖怪ウォッチ とりつきカードバトル 2人対戦Wデッキセット レジェンドジェネシス」

提供

株式会社バンダイ カード事業部

当選数

5名(抽選)

応募期間

2015年8月7日~2015年8月17日

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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