【TGS 2015】3DSでも一騎当千の爽快感を実現!新要素満載の「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ」について早矢仕洋介プロデューサーが語る

インタビュー
0コメント 仁志睦

9月17日より千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2015。コーエーテクモゲームスより2016年1月21日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ」のプロデューサーの早矢仕洋介氏へのインタビューをお届けする。

コーエーテクモゲームスの早矢仕洋介プロデューサー
コーエーテクモゲームスの早矢仕洋介プロデューサー

――まず、3DSで「ゼルダ無双」の最新作を出そうと思い立った経緯を教えてもらえますか?

早矢仕氏:最近、任天堂さんが「ゼルダ」シリーズの本編を3DSでいろいろ出されていますよね。そうした3DSのゼルダを楽しんでいるファンから、「3DSで『ゼルダ無双』をプレイしたい」という声が本当にたくさん届いていまして、そういった要望に応えたいというのがもっとも大きな理由です。これまで「ゼルダ無双」を体験したことがない方に楽しんでもらいたいというのはもちろんですが、Wii U版をやり込んだという人も楽しめるようにということで、いろいろな新要素を入れ、「ハイラルオールスターズ」というサブタイトルを入れて展開することにしました。

――新キャラクターに「風のタクト」のキャラクターを選ばれた理由をお聞かせください。

早矢仕氏:Wii U版では「時のオカリナ」、「トワイライトプリンセス」、「スカイウォードソード」と、リアル等身の3Dゼルダをメインにやらせていただいたので、今回はちょっと今までと毛色の違うものをというのがありました。もちろん、ファンの要望も多く、「風のタクト」の中で、みなさんの一番印象に残っているであろうキャラクターをプレイアブルにしたいなと考えて、トゥーンリンク、テトラ、ハイラル王の3人を選びました。

――トゥーン調のキャラクターをリアル志向である「ゼルダ無双」に落とし込むのは難しかったと思います。

早矢仕氏:任天堂さんの「スマッシュブラザーズ」なども参考にして、一緒に登場させてもおかしく見えないように気をつけました。ただ、トゥーンリンクと「ゼルダ無双」のリンクは同じ「リンク」ですけど、アクションは違っていなければいけないんですね。ですから、「風のタクト」本編をオマージュしたアクションというのを意識して作っています。

――そういえば、ついにオカリナが新アイテムとして登場しますね。

早矢仕氏:ええ。オカリナって「ゼルダの伝説」の中でも特に象徴的なアイテムなので、Wii U版でこれを入れられなかったというのは、僕らの中でもすごく心残りになっていたんです。一方で、「無双」シリーズのファンから、キャラクターチェンジをリアルタイムでしたいという要望をすごくいただいていまして、今回3DSで出すにあたって「戦国無双 Chronicle」シリーズでご好評をいただいている、下画面を使ったキャラクターチェンジを導入することになりました。ただ、それだけでは物足りないので、自分がほかの地点に移動するという機能も入れようとなって、だったら前回入れられなかったオカリナを使おうということに。

――Wii U版での心残りを解消できたわけですね。

早矢仕氏:そうですね。さらに、今回はいつ・どこを攻めなきゃいけないとか、このキャラクターをあちらに向かわせている間に自分はこちらを攻めるとか、前作よりもタクティカルな遊び方ができます。「無双」ならではの戦略的な面白さは、さらに増していると思います。

――試遊版では、プレイ中に切り替えられるキャラクターがふたりまでとなっていましたが、これは本編でも同じなのでしょうか。

早矢仕氏:いえ、シナリオによってプレイアブルキャラクターの数はいろいろ変わります。今回の試遊版では皆さんにキャラクターチェンジの面白さを分かりやすく伝えるため、ふたりまでにしましたが、製品版では4人で出撃できたり、逆にひとりだけだったりします。

――このようなシステムの変化に合わせて、既存のステージも作り替える必要があったと思うのですが、かなりの作業量になったのでは?

早矢仕氏:それはもう覚悟の上です。すべての戦場をイチから練り直しましたので、Wii U版をエンディングまで遊んだという方も新鮮な気持ちで楽しめると思います。もちろん、新しいアドベンチャーモードのマップも登場しますので、遊びつくせないくらいのボリュームになっていますよ。

――システム面で、そのほかに新要素はありますでしょうか。

早矢仕氏:まだ内容は言えませんが、ちょっとした新しい試みをしていますので、続報をお待ちいただければと思います。

――Wii U版の「ネットワークリンク」のようなネットを使った遊びやサービスの導入は考えておられますか?

早矢仕氏:そうですね。すれ違い通信などを使った仕掛けなどを用意したいなと考えていますが、今のところは未定です。

――トゥーンリンクたち以外で新キャラクターの登場はありますか?

早矢仕氏:はい。プレイアブルキャラクターはテトラたちだけではなくて、まだ隠していますので、楽しみにしていただけたらと思います。ただ、「風のタクト」からの参戦は、この3人だけです。あとのキャラクターは違う世界から来ますので、乞うご期待です。

――それは楽しみです。では、既存のキャラクターの新しい衣装や武器などの登場はありますか?

早矢仕氏: それも内緒です(ニッコリ)。でも、みなさんが欲しがっていた、あのキャラクターのアレとかが入っていたらきっと面白いでしょうね。

――分かりました、期待しています(笑)。ちなみに、今回もDLCの配信は予定されていますか。

早矢仕氏:まだパッケージを開発している段階なので、そこまで頭が回っていない状況です。ただ、Wii U版で大変好評をいただけたので、何かファンの方に喜んでいただけるものが思いつけば、また考えていきたいなと思っています。

――現時点ではまったくの未定でしょうが、将来「ハイラルオールスターズ」がWii U版に逆輸入されるということはありうるでしょうか。

早矢仕氏:すでにお伝えしているとおり、登場するプレイアブルキャラクターは「ハイラルオールスターズ」をご購入いただければWii U版でも使用できます。ただ、「ハイラルオールスターズ」はイチから作り直したもので、キャラクターチェンジですとか、ゲームの仕組みがまったく違っているので、すべてをWii Uに持ってくるのは難しいです。我々としても今回すべてやり切ったと言えるくらいのものを詰め込んでいますので、そこから先は正直まだ分かりませんね。

――分かりました。それでは最後にファンへのメッセージをお願いします。

早矢仕氏:携帯機では一騎当千の爽快感を得られないんじゃないかと思っている人もいるかもしれませんが、決して単なる派生作ではなく、「ゼルダ無双」の魅力すべてが3DSにちゃんと入っています。試遊版をさわってみてもらえれば、ビックリされると思いますので、ぜひ実際にご体験いただければと思います。また、「ハイラルオールスターズ」の試遊スペースにはリンクになり切れる撮影コーナーもあります。実物大の剣と盾も用意してあります。ぜひ楽しんでいってください。

――ありがとうございました。

早矢仕プロデューサーもリンクになりきってパシャリ

※画面は開発中のものです。

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