【TGS 2015】「原点回帰」をテーマに自由な「みんGOL」ライフの提供を目指す、「New みんなのGOLF」のセッションをレポート

0コメント 仁志睦

千葉・幕張メッセで9月17日より開催中の「東京ゲームショウ2015」。9月18日にソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアが行ったPS4用ソフト「New みんなのGOLF」のメディア向けセッションをレポートする。

左からプロデューサーの小番芳範氏と<br />シニアプロデューサーの長井伸樹氏。
左からプロデューサーの小番芳範氏と
シニアプロデューサーの長井伸樹氏。

まず、シニアプロデューサーの長井伸樹氏は「New みんなのGOLF」のコンセプトとして「原点回帰」という言葉を掲げた。そもそも、初代「みんGOL」はストイックなゴルフゲームが主流だった時代にポップでシンプルな誰でも楽しめるものとして登場し、「ゴルフゲームのスタンダードを塗り替えた作品」だった。

今回はその初代の原点の立ち戻り、同時にさまざまな新要素を加えて、今の時代にあわせた新しい「みんGOL」を目指すという。従来の豊かなコースやさまざまな大会に挑んでいく、シリーズのファンに向けたアスリート的なゴルフの楽しみかたは残しながら、ゴルフを通じてそれぞれが自分なりの楽しみ方ができる-「New みんなのGOLF」はそのようなゲームになっていると長井氏は述べた。

このコンセプトを実現するために作られたのが、今作の舞台となる「みんGOLアイランド」だ。シリーズのファンにはおなじみの名物キャラクター・スズキが自宅から沸いて出た油田の収益をつぎ込んで作った人工の島で、さまざまなシチュエーションの広大なゴルフコースが用意されているという。しかも、すべてのコースが実際のゴルフと同じくインとアウトそれぞれ9ホールの一体型になっていて、天候や起伏などコースのコンディションを自在に変えることも可能になっているそうだ。

この「みんGOLアイランド」では、ネットワークでつながった世界中のプレイヤーたちが行きかう中、それぞれが好きなように過ごすことができると長井氏は語る。1ホールだけプレイしてもよし、屋根の上からプレイを開始してもよし、集まったメンバーでチームに分かれてバーディの数を競ってもよし。

通常のゴルフゲームにおけるオンラインのコースはプレイヤーが集まるいわゆるロビーのようなもので、ログインしたら1コースからプレイしていくという形になっているが、本作にはそのような決まりはなく、誰もが自由に遊べるようになっているという。

キャラクターを育てていくRPG的な要素も盛り込まれている。ボールを遠くまで飛ばせばパワーが、巧みなアプローチショットを決めればテクニックが上がるなど、プレイ内容に応じてキャラクターの能力がアップしていくようになっているので、誰でもこつこつプレイし続けていれば、いずれはよいスコアが出せるようになる。そして、ゲーム内の大会に出場して活躍すれば、新たな要素がオープンされていくわけだ。

さらに面白いのが、ゴルフ以外の遊びの要素がふんだんに盛り込まれていることだ。落ちているボールを集めてコレクションする、フレンドとチャットでおしゃべりを楽しむ、さらにはコース内の池で釣りをしたり、カートでコースを走り回ったり、スカイダイビングをしたりと楽しみ方はさまざま。

もちろん、チャレンジ大会への出場やライバルキャラクターとの勝負など、従来のシリーズと同じゴルフアスリート的なプレイもできるようになっているので、誰でも自分なりの「みんGOLライフ」を満喫することができると長井氏は語った。

プロデューサーの小番氏による、実機を使ったデモも見ることができた。顔のパーツやコスチュームなどはかなり豊富。今回のデモで登場したキャラクターも本人には申し訳ないが小番氏そっくりで、凝ったキャラメイキングを楽しめるのではないかと思われる。

ログインすると、先述のとおりプレイヤーたちが自由気ままに動き回っているのを見ることができた。コース上にたくさんの人がいて、なかなかカオスな状況だったが、大会のようなストイックなシーンでは、ちゃんとコース上は無人になるとのことだ。

ひとつのゴルフ場には最大で64人までログインすることが可能になっているそうだが、これはあくまでも技術的な制限で、実際は50人くらいにしようと考えているという。順番待ちのようなものはなく、いつでも好きなときにコースに出られるが、さすがにティーに人があふれたり、打つときに目の前に立たれたりするとプレイしづらいため、そういったときは、ほかのキャラクターを消すなどの処理を考えているとのことだ。

また、今回のデモプレイではゴルフコースへカートが進入できるようになっていたが、さすがにそれはマズいので、進入禁止エリアなどを設けて対応する予定だという。ただ、あまり禁止事項を作りすぎるのもどうかということで、そのあたりのルール作りは慎重に行っていると長井氏は語っていた。。

コースの広大さにも注目してほしいと長井氏は言う。これまでのシリーズでは、ホール同士のつながりを実感できなかったが、今回は隣のホールからほかのプレイヤーの打ったボールが飛んできたり、隣のホールまで飛んでいってもOBにならず、アンプレアブルなしに打てたりするので、そうした広さを生かした、さまざまな遊びや楽しみを増やしていきたいと語っていた。もちろん、オフラインのモードも用意されていて、オンラインと同じく、釣りやカートなどゴルフ以外のさまざまな楽しみ方もできるという。ただし、ほかのプレイヤーがいないため、さびしく感じてしまうだろうとのことだ。

最後に、小番氏は「これまで関わってきたシリーズ作の中で、もっとも「みんGOL」を大きく変えようという意思がはっきりと表れているものなので、その部分が一番伝わってほしいですし、そこを期待してプレイしていただければ、きっと裏切ることはないと思いますので、ぜひ手に取っていただけるとありがたいです」とメッセージ。

長井氏は「私は2年くらい前から今回のプロジェクトに参加していますが、クラップハンズさんの“次の次元に行きたいんだ”という思いを強く感じています。従来のファンのみなさんを絶対に裏切らないものですし、新しい方たちも取り込みたいと思っていますので、新しくなった「みんGOL」をぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです」と語り、セッションのまとめとした。

※画面は開発中のものです。

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