千葉・幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ2015」にあわせて、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントが9月18日に「マッドマックス」と「LEGO ジュラシック・ワールド」のメディアセッションを実施した。
10月1日に発売を予定しているPS4/Xbox One用ソフト「マッドマックス」、11月3日に発売を予定しているPS4/PS3/Wii U/ニンテンドー3SD用ソフト「LEGO ジュラシック・ワールド」のメディアセッションが行われた。
「マッドマックス」では、クリエイティブ・ディレクターであるフランク・ルーク氏によってストーリーや車のカスタマイズなどを、「LEGO ジュラシック・ワールド」では、アソシエイト・プロデューサーであるティム・ワイルマン氏がゲームシステムについて解説した。
広大なウェイストランドで最強の戦闘マシンを作る「マッドマックス」
「マッドマックス」は、映画「マッドマックス」の世界観を踏襲したゲームとなっており、オープンワールドのウェイストランドを舞台にオリジナルストーリーが展開される。主人公のマックスは映画ではインターセプターという車に乗っていたが、本作ではその車を奪われてしまい、最高の戦闘マシン「マグナム・オプス」をメカニックのチャムバケットと作ることになる。
車のカスタマイズ要素はエンジン/ギア/マフラーなどの従来の車のパーツだけでなく、武器なども装着することが可能だ。パーツはアップグレードすることができるのだが、そのためにはスクラップを集める必要があるそうだ。スクラップは、マップに散らばっていたり、敵の車を破壊することで入手可能だ。
ちなみにスクラップが落ちている場所には、車のアップグレードに必要なものだけでなく、武器や銃弾なども落ちているそうなので、とても重要な場所になっているとのことだ。
続いてフランク氏は、車同士が戦うカーコンバットを見せてくれた。まずは敵の車の痕跡を探す必要があるのだが、地面に黒い道のようなものができているのが目印となっている。目印に近づくと敵が突然姿を現して戦闘開始となる。
ここで、カスタマイズ時に装着した武器の出番だ。敵の車の頭上に緑色のゲージが出ているのだが、それが敵の車のHPとなっており、タックルをしたり、武器を使用していくと徐々に減っていく。また、燃料タンクがむき出しになっている車ならそこを銃で撃つと1撃で破壊することが可能だ。そのほかにも武器のなかにはロープがついている銛のような武器があり、それを車のタイヤに当てて引っこ抜くということもできるのだとか。
本作の車には燃料の概念があり、常に走り続けられるわけではないとのことだ。 燃料は敵を倒すことで入手可能だ。 |
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敵の集団のなかには必ずリーダーがいるので、それを倒すとアクセサリーを落とすことがあるのだとか。 |
フランク氏に本作の気になるところについて聞いたので紹介しよう。
フランク氏にミニインタビュー
――マップの解放の仕方について教えて下さい。
フランク氏:マップは基本的にそこまで移動すれば解放されていくのですが、ロックされている部分があります。またマップ以外の場所に移動することも可能です。
――ストーリーが進行するにつれて仲間は増えますか?
フランク氏:仲間が増えることはありませんが、旅をしているうちにさまざまな人達と出会うことになります。本作では犬が出てくるのですが、その犬が相棒になることもありますよ。
――ありがとうございました。
4つの映画の魅力が詰まった「LEGO ジュラシック・ワールド」
本作は、映画「ジュラシック・パーク」、「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」、「ジュラシック・パーク III」、「ジュラシック・ワールド」の4作品を20ステージに渡って体験することができるゲームとなっている。
本作には、120人以上のキャラクターが存在し、映画の主要キャラクターはすべて登場するとのことだ。操作できるキャラクターはそれぞれに能力をもっており、「ジュラシック・パーク」に登場したエリー・サトラーなら、恐竜が排泄した糞を調べて情報を入手することが可能だ。
その情報をもとに、さまざまな事件を解決することができるようになる。事件を解決すると新しいキャラクターが使用可能となり、さらにそのキャラクターの能力を使って次の事件を解決することができる。
本作に登場する恐竜は約20種類用意されており、そのなかにはブラキオサウルスなどの巨大な恐竜もいるそうだ。マップのなかを探索していると琥珀という収集アイテムを入手することができ、それを見つけると新しい恐竜をアンロックすることができる。
恐竜はバラバラに解体してカスタマイズすることができ、約1000通りのパターンがあるとのことだ。
今回ティム氏に見せてもらった「ジュラシック・パーク」の世界以外にも、おまけ要素として20ステージ以外にもイスラ・ヌブラル島という島が用意されている。そこはオープンワールドになっており、自由に探索することができるのだとか。
最後に、ティム氏にミニインタビューを行ったのでその内容をお届けしよう。
ティム氏にミニインタビュー
――恐竜は20種類いるという話でしたが、そのなかで操作できるのは何匹いるのでしょうか?
ティム氏:20種類すべて操作することが可能です。「ジュラシック・ワールド」に登場する恐竜なども出てきますよ。その恐竜たちは、自由に島を探索するフリープレイモードや恐竜同士で戦わせるバトルモードなどで操作することができます。
――アクションを起こすとコインのようなものが落ちてきますが、その使い道を教えてください。
ティム氏:落ちてくるコインは通貨のようなもので、ショップでキャラクターやコンテンツなどを購入するときに使います。
――「ジュラシック・パーク」のキャラクターで「ジュラシック・ワールド」の世界で遊ぶこともできますか?
ティム氏:フリープレイモードでなら可能です。
――ありがとうございました。
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