コーエーテクモゲームスは、9月12日・13日にパシフィコ横浜 国立大ホールで声優イベント「ネオロマンス・ライヴ 遙か祭2015」を開催。今回は9月12日の昼の部についてお届けする。

目次
  1. 和楽器&バンドの熱い生演奏で開幕
  2. 思わず笑いも起きたミニドラマ&初参加の思い出を語ったトークコーナー
  3. ファンのリクエスト投票で選ばれた2曲を披露

「ネオロマンス・ライヴ 遙か祭2005」から、10年ぶりとなった「遙かなる時空の中で」シリーズオンリーのライヴイベント。会場内には出演100回を迎えた保志さん、中原さんへの寄せ書きコーナーも設けられていた。

出演者

関智一さん(森村天真、平勝真、源九郎義経、サザキ役)
高橋直純さん(イノリ、イサト、ヒノエ、遠夜役) ※9月13日のみ出演
中原茂さん(藤原鷹通、藤原幸鷹、有川譲、葛城忍人役)
井上和彦さん(橘友雅、翡翠、梶原景時、風早役)
保志総一朗さん(永泉、源泉水、平敦盛、布都彦役)
置鮎龍太郎さん(アクラム、白龍、ナーサティヤ役)
寺島拓篤さん(桐生瞬、有馬一役) ※9月12日のみ出演
阿部敦さん(チナミ、コハク役) ※9月13日のみ出演
立花慎之介さん(小松帯刀、ルードハーネ役)
竹本英史さん(福地桜智、本条政虎役)
四反田マイケルさん(アーネスト・サトウ、萩尾九段役)

スペシャルバンド <YUKARI>

中村仁樹さん(尺八)
本間貴士さん(琴)
西村健さん(ギター)
石塚浩さん(ベース)
相良洋行さん(ドラム)
平林龍さん(キーボード)
桜拓人さん(コーラス)
村山潤さん(バンマス、キーボード)

司会

久遠一

アシスタント

ユーキさん、Kanさん(アンフィニ)

和楽器&バンドの熱い生演奏で開幕

オープニングは、スペシャルバンド「YUKARI」の生演奏による「遙かなる時空の中で」。続けて鮮烈なギターサウンドから、キャスト一同による「遼遠の旅路を行け」へ。歌の勢いのまま、ファンへ熱のこもった挨拶を投げかける。

ライヴパートでは雰囲気を一転、置鮎さんが黒龍の「逝春の心は黒曜石に」をしっとりと歌い上げるが、アクラムの「暗闇の傀儡師」での演奏はギターと尺八による激しいセッションを展開。ファンも会場を真っ赤なブレードライトで染めながら、サウンドに負けないくらいの大歓声を上げた。

保志さんは永泉の「儚さと強さのあいだで…」をアコースティックギター、布都彦の「空にとどく宣誓」を琴の美しい旋律に乗せて客席へと届ける。「八千代ノ華」では立花さん、竹本さんが思わず笑いを誘うリズミカルなパフォーマンス、息ぴったりの決めポーズでファンを魅了。ライヴ前半は関さんがサザキの「満天の星は宝地図」、天真の「土砂降りLONELY HEART」を激しいドラム音をバックに歌い、しっかりと締めくくる。

思わず笑いも起きたミニドラマ&初参加の思い出を語ったトークコーナー

ミニドラマ「舞と流鏑馬と鬼の仮面と」では、間もなく行われる祭りの見回りをする鷹通、友雅の2人が登場。どのように神子を楽しませようかと話す中、しっかりとその話を聞いていたアクラムも現れる。人間の祭りなどその程度と見下し、鬼の一族の祭りを得意げに話すアクラムだったが、鷹通は祭りの内容に驚きと呆れを隠せない。しかし友雅は、自分たちの負けだという。置鮎さんのユニークな演技にファンは笑いを誘われた。

「遙かなる時空の中で6」コーナーのイントロダクションは、アンフィニが「Seasons ~遙かなる空」を熱唱。ミニドラマ「隅田川納涼祭“待ち合わせ”編」では、神子の浴衣姿をとことん褒め称える九段、なかなか素直な褒め言葉を言えない有馬の姿が。あくまで見回りを優先しようとする有馬だが、そのすぐ近くをダリウスやルードたちが通りかかる。しかし彼らは皆、ルードお手製の浴衣姿だった。そんなコミカルなミニドラマの後は、立花さんがルードの「不可欠ナ理由」を、竹本さんが政虎の「TiGER」を挑発的な仕草で歌い、会場をますます盛り上げる。

トークコーナー「おしえて!そちらの八葉さん」では、シリーズの1~4に参加した関さん、中原さん、井上さん、保志さん、置鮎さんと、5~6に参加した寺島さん、立花さん、竹本さん、四反田さんに分かれ、互いのチームに聞いてみたい質問をぶつける。それぞれイベントやパシフィコ横浜という場所へ初参加した際の話となり、四反田さんや竹本さんは事前に先輩たちへ話を聞いたこと、立花さんは初めて竹本さんに会った際のことを振り返る。寺島さんは「ちゃんとしなきゃ」と強く思ったそうだ。

中原さんは関さんが衣装に着替えず、普段着そのままに参加したこと、井上さんは歌にとても緊張した上でのジャケットプレイ、置鮎さんは最後に皆で歌うことを把握しないまま参加したことなどを思い思いに語った。

ファンのリクエスト投票で選ばれた2曲を披露

ナーサティヤ、天真、桜智による愛のメッセージが届けられた後は、再びライヴパートへ。キーボードソロから披露された中原さんの「喪失のモザイク」、四反田さんが「Good-bye My Beloved Princess ~冬の桜~」を柔らかに歌い、ファンも手拍子やブレードライトを振って応える。井上さんは景時の「裏切り者の悲愴な叫び」、風早の「回想の草原は金色」で大人の雰囲気で会場を包み込み、寺島さんは瞬の強い意志を感じさせるような「永遠に降る雪」「風旅人 ―名も無き風の如く―」を重ねた。

ライヴ終盤に差し掛かると、ファンのリクエストで決定した布都彦の「禁じられた恋情は朝露に」、義経の「瑠璃稲妻の決意」を保志さん、関さんがファンへの応援に感謝を伝えながら熱唱。エンディングは「永遠の桜吹雪をあなたに…」、アンコールは「時空を越えて」を出演者全員で歌い上げる。こうして生演奏の迫力あるサウンドと伸びやかな歌声に彩られた「ネオロマンス・ライヴ 遙か祭2015」は、華々しく幕を閉じた。

なお、本イベントでは「遙かなる時空の中で6」の舞台化、同作のカフェ展開、12月5日~6日にネオロマンス20周年アニバーサリーイヤーのフィナーレを飾るイベント「ネオロマンス 20th アニバーサリー・フィナーレ」の開催も発表となった。それぞれ続報をお楽しみに。

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