俺様な東金の片想いモードは新鮮でした―PS Vita「金色のコルダ4」東金千秋役・谷山紀章さんにインタビュー

0 2016年1月23日 00:00

担当：千葉研一

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コーエーテクモゲームスより、2016年2月25日発売予定のPS Vita用ソフト「金色のコルダ4」。今回は、東金千秋役・谷山紀章さんへのインタビューをお届けする。

谷山紀章さん

「金色のコルダ4」は、2010年2月に発売されたPSP/PS2用ソフト「金色のコルダ3」の続編となる恋愛・育成シミュレーション。

夏を舞台にしていた前作から季節は秋冬へと移り、本作では落ち葉舞う秋の文化祭やイルミネーションに輝くクリスマス、大晦日などを楽しむことができる。また、アンサンブルの組み合わせを自由に選ぶことができ、仲間同士のやり取りで意外な一面が見えることも。

ここでは、本作で攻略対象キャラクターのひとりとして登場する東金千秋役・谷山紀章さんのアフレコ収録にお邪魔し、話を聞くことができたので紹介しよう。

――アフレコを終えての感想をお願いします。

谷山さん：「終わったな」という感じです。

――ボリューム的にはいかがでしたか？

谷山さん：今回もすごい量がありましたけど、何日かにわけてテンポよく収録したので順調に出来たと思います。

――本作では「彼からの片想い」「主人公からの片想い」という新要素が加わっています。東金千秋を演じていて新たな発見はありましたか？

谷山さん：ありましたね。東金は「俺のこと好きなんだろ？お前」というような“俺様”な人間性だと思っていたので、片想いモードの東金が新鮮で。演じる時は「ちょっと気のある素振り」を意識しました。でも、やり過ぎると東金らしくないので「ちょっと気にはなってるんだぞ」と匂わす程度に。ト書きに「東金片想いモード」と書かれているのが不思議な気分でしたね。

――普通は片想いの相手には優しくしそうですが、東金もそうなのでしょうか？

谷山さん：どうですかね。東金の想いが強いところではセリフにより感情を込めたつもりなので、それを感じ取っていただけたら演じたかいがあります。

――谷山さんの片想いエピソードを教えて下さい。

谷山さん：中1の時に別の学校に気になる子がいて、高校で一緒になって高2まで温めてから告白したことがありました。その間に、自分が好きなことは相手にも伝わっているという甘酸っぱいもので、一応OKをもらったんですが部活が忙しくて自然消滅しましたね。

――アンサンブルの組み合わせが自由に選べるのも本作の魅力です。東金千秋とのやり取りで特に印象的だった相手や、今後もっと絡ませてみたい相手はいますか？

谷山さん：冥加（玲士）とは昔から結構絡みがあって、冥加と東金は“竜虎相打つ”みたいな大仰な感じになるのが面白いです。なので、さらに冥加と絡ませると面白くなるんじゃないかと思います。

――舞台が夏から秋冬になったということで、谷山さんにとって「秋や冬といえばこれ！」ということを教えてください。

谷山さん：散歩ですね。夏は暑くて散歩しにくいので、気持ちよく散歩出来るのが何より嬉しいです。自宅周辺に好きな散歩エリアがあるし、仕事場と仕事場の移動で歩くこともあります。

――仕事場の移動では歩いたことのないルートを通ったりもするのですか？

谷山さん：そういうこともあるけど大体は同じになってしまうので、次の現場まで2〜3時間あって別のルートを歩く余裕がある時は嬉しいです。

――オススメの散歩ルートは？

谷山さん：東京の住宅街って意外と緑道が多いんですよ。そういうところを歩くのは好きですね。春になれば桜がいっぱいになりますし。

――最後に、読者の方々へメッセージをお願いします。

谷山さん：おかげさまで「金色のコルダ4」が発売されます。皆さまに支持されている作品でなければ「4」まで続かないので、キャラクターを演じる者をしてとても喜ばしく思います。今作は新たなモードも盛り込んでいて、昔から知っている人はより楽しめるだろうし、初めての方も楽しめる内容となっています。ぜひ作中の高校の一員になったつもりで楽しんで欲しいです。