PS Vita「初音ミク -Project DIVA- X」発売記念抽選会が開催―林プロデューサー、大坪ディレクターへのショートインタビューも掲載

発表会・イベント取材
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セガゲームスは本日3月24日、PS Vita用ソフト「初音ミク -Project DIVA- X」の発売記念抽選会を東京のクラブ セガ 秋葉原 新館、大阪の日本橋総合案内所の2ヶ所で実施した。ここでは東京会場の模様と、開発陣へのショートインタビューをお届けする。

本抽選会は「初音ミク -Project DIVA- X」のゲームソフトを購入した人を対象として行われ、フィギュアセットやキャンパスプリントのイラストパネルなどを賞品として用意。当日はあいにくの雨模様となったが、取材時点でもところどころで足を運ぶ購入者の姿を見ることができた。

東京会場では、本作のプロデューサーを務める林誠司氏、ディレクターを務める大坪鉄弥氏の両名も足を運んでいたので、発売を迎えた心境と、本作のセールスポイントについて話を聞いた。

――発売を迎えた今の心境をお聞かせください。

(左から)林誠司氏、大坪鉄弥氏

林氏:今日は天気が良くありませんでしたが、僕らのチームにとっては実は吉兆でして。ミクさんは雨女、ということで今回も雨を降らせてくれたということで非常に幸先良いんじゃないかなと思っています。今回はPS Vita版とPS4版を展開させていただくのですが、ベースとなるPS Vita版をまずは無事に出せたことに関してはホッとしています。ただ、まだ開発は終わっていないので、緊張感を保ちながらやっていきたいと思います。

大坪氏:2年ぶりの新作ということで開発中はすごく長かったような感じだったのですが、気がつけば発売してしまったなという感覚もあります。先ほど林からもあったように、いつも通りの天気にも恵まれ、無事に発売できて良かったかなと思っています。

――ラッシュノーツやライブクエストモードなど、新要素が多数収録された本作ですが、一番の見所はどこでしょうか?

林氏:今回の一番新しい要素は「ライブ&プロデュース」というコンセプトから追加した、ライブクエストモードになります。従来のフリープレイの遊びはありつつも、リズムゲームを通じて楽しい体験をしていただきたいという願いもあり、リズムゲームを遊びこむためのさまざまな工夫をライブクエストモードで入れ込んでいますので、ぜひ遊んでいただきたいと思っております。

大坪氏:今回仕組みが変わったこともあり、新しい試みもあるのですが、基本的にミクさんが歌うリズムゲーム、歌うように遊べるリズムゲームという原点はきちんと押さえたかたちで作っていますので、安心して楽しんでいただければと思います。

――今回はメドレー楽曲含めて多数の楽曲が収録されていますが、個人的にオススメしたい曲はありますか?

林氏:もちろん全ての楽曲がオススメではあるのですが、触れていただいた通り、新しい試みのひとつとしてメドレー楽曲を収録しています。ユーザーの方が入っていると嬉しいと思うような定番曲をより数多く入れたいという狙いがあり、メドレーという形式によってそういったことも叶えつつ、かつ音源としても新しいもの、そしてライブ&プロデュースというコンセプトに沿ったライブ感のあるステージが表現できるというところで、メドレー楽曲はオススメです。

メドレー楽曲も全てオススメしたいので単純に好みにはなるのですが、wowakaさんなどの曲を収録した「クール・メドレー」はすごくハイテンポでハイセンスな楽曲になっています。アレンジを担当した方と声の調整をされた方はまだ若くて、フレッシュな才能に触れることも今回のゲームで可能になっていて、聴きどころだと思います。

大坪氏:僕は「卑怯戦隊うろたんだー」ですね。初期から人気の高い楽曲ではあったのですが、ついに収録できたということで僕的には思い入れの深い曲です。

林氏:特撮ファンも納得して、楽曲のファンの方も「こうきたか」と思ってもらえるようなものを考えて、ステージもモジュールも作りこみました。

大坪氏:それをおふざけ感なく、一生懸命やりました。

林氏:それをそのままテレビ局に持っていこうかと思うぐらいです(笑)。

――約300種類のモジュールにアクセサリも加わって、多種多様な姿のVOCALOIDを楽しめるゲームになっていると思いますが、個人的にオススメのアクセサリーがあればお聞かせください。

林氏:今回はモジュールやアクセサリによる見た目の楽しさや可愛らしさだけでなく、それぞれリズムゲームに関わる機能を持たせています。好みで合わせていただいてもいいですし、機能でリズムゲームが有利になるように運ばせることもできます。

私がそうなのですが、やりこんでいくとフリープレイでのランダムが楽しくなっていきます。思わぬ組み合わせでびっくりするところもありますが、今日の占いみたいな感じで楽しんでみるのもあるかなと思います。

好きな組み合わせというと多すぎて中々に難しいのですが、やっぱり猫耳ですね。同じ動物のアクセサリを組み合わせると役が発生したりもするので、いろいろな楽しみ方ができると思います。

大坪氏:僕はアクセサリの仕組みを作ってから一番先にメガネをたくさん作って、ユーザーの方にメガネばかりこだわりすぎと言われてF 2nd以降は控えていたんですけど、今作ではエレメントをイメージした新規のアクセサリを作っていますので、そちらがオススメです。

――ずばり、(キャッチコピーの)“Xのヒミツ”とは何でしょうか?

林氏:シリーズとして蓄積してきたものがありつつも、今回は新しい試みをたくさんやっていることから、未知数の“X”という意味があります。もうひとつ、Fシリーズの資産やノウハウを引き継いで、新しいステージにという意味もあって、実はロゴのXを傾けるとFっぽく見えるようになるなどのつながりを入れています。

“Xのヒミツ”という表現については、学生時代に“X=?”みたいなかたちでXとは何かということを常に考えている部分があったので、ユーザーの方もXと聞くと、ヒミツというイメージを持つんじゃないかなと。つまり“Xのヒミツ”とは秘密であり、それぞれの心にあるものです(一同笑)。

――PS4版の進捗についてはいかがでしょうか。

林氏:現在鋭意開発中です。基本的にはPS Vita版のゲーム性を引き継いで、それをより高画質、高解像度で楽しめるようにしています。

大坪氏:60fpsにも対応し、快適に大画面でプレイできると思います。今後発表されていく部分にはなるのですが、絵作りはPS Vitaをベースにしつつも、PS4向けにちゃんとハイエンド化されるようになっています。

林氏:絵的にパッと見た瞬間の印象は相当違いますので、期待していただいてもいいのではないかなと。

大坪氏:F、F 2ndの時は同じ絵で高解像度になっていたのですが、今回はPS4ということで踏み込んでクオリティアップをしているところです。今はPS4版の開発終盤ということで毎日触っているのですが、さらに良い物になっていると思います。今後の続報にご期待ください。

――最後に、発売を楽しみにしているユーザーの方々にメッセージをお願いします。

大坪氏:寒いので、買ってから家でゆっくり暖房のきいた部屋で楽しんでいただければと思います。

林氏:PS Vita版が発売ということで新たな試みをたくさん入れています。今までのシリーズを遊んできた方も、初音ミクってどんなキャラなんだろう、どんな歌があるんだろうと新しくプレイされる方も、楽しめるような作りになっていると思います。

今回は今まで以上にリズムゲームを通して楽しい思いや達成感を味わっていただけるようなゲームにしたつもりですので、ぜひ遊んでみてください。あと体験版の配信も始まっているので、そちらもぜひよろしくお願いします。

――ありがとうございました。

※画面は開発中のものです。

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