PS Vita「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd Evolution」プレイ日記【第1回】：新たな主人公ケビンの旅が始まる―大食いシスター・リースも登場！

日本ファルコムからリリースされ、多くのファンを獲得している大巨編ストーリーRPG“軌跡シリーズ”ですが、その先駆けともいえる作品で、発売から10年が経過した今なお、大きな人気を誇っている「英雄伝説 空の軌跡（以下、空の軌跡）」。

新米遊撃士のエステルとヨシュアを主人公に、リベール王国での「輝く環」にまつわる顛末を描いたのが「空の軌跡 FC/SC」でしたが、第3作「空の軌跡 the 3rd」では、SCで登場した謎多き人物・ケビンを新たな主人公に据え、シリーズ最大となる16人ものキャラクターが仲間として登場します。

そして過去2作に続き、本作でもキャラクターの新規描き下ろしや、フルボイス化をはじめとした多彩な要素が加わり、ゲームバランスなどの見直しがされたリメイク作品が「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd Evolution」です。

これまで「空の軌跡 FC Evolution」（全8回）、「空の軌跡 SC Evolution」（全10回）とプレイ日記を展開してきましたが、「空の軌跡 Evolution」シリーズの完結作となる本作についても、プレイ日記をお伝えしていきたいと思います！

記念すべき第1回は、体験版でプレイできる第零話と第一話の内容に触れていきます。ケビン、そして今作における新キャラクターであるリースについて紹介するとともに、彼らが巻き込まれる謎の空間についても、システム面を含めて整理していきたいと思いますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

《外法狩り》ケビンと新米従騎士リースの新たな冒険が始まる！

今回の物語はラインフォルト社の新型飛行客船《ルシタニア号》から始まります。ここで登場するのは仮面の紳士に扮したケビン。前作ではあまり見せることのなかった聖杯騎士団《守護騎士（ドミニオン）》としての顔が垣間見える導入ですが、その一方でケビンに忍び寄る影のようなものも感じ取ることができます。

その後、《守護騎士》が所有する特殊作戦艇《メルカバ》に戻ったケビンでしたが、過去のシリーズをプレイした人であればおなじみの、「カーネリア」のモデルであるセルナート総長の命により、単身でリベール王国の王都グランセルへと降り立つことに。セルナートによると新人の従騎士を派遣したということですが、その道中ではさまざまな人物と再会していきます。さらに今作で初登場となる、ティータの母親・エリカも登場します。

ケビンがグランセルへと来た目的、それはエリカが浮遊都市の水没地点からサルベージしたというアーティファクトの受け渡しについて。アーティファクトについては細かい取り決めがなされているものの、その所有権を強く主張するエリカ。困るケビンのもとに現れたのは、かつてケビンとともに施設で暮らし、従騎士として成長したリースでした。

より状況が混沌とする中、話の焦点にもなっていた、導力停止状態だったアーティファクトが突如起動し、その中から立方体のアーティファクト《方石》が出現します。そのままアーティファクトを回収したケビンとリースは、離れていた時間を埋めるかのようにお互いの距離を縮めていきます（そして随所に顔を覗かせるリースの大食いキャラ感）。

そこに突如として姿を現したのは、過去2作ですっかりネタキャラ化してしまったギルバート。今作でも見事な当て馬感を見せる中、突如として方石が反応し、ケビンとリースは異空間へと飛ばされてしまいます。

ここまで第零話の内容はストーリーに沿って紹介してきましたが、第一話に関してはゲームの進行部分にフォーカスして触れていきたいと思います。

今作では、隠者の庭園と呼ばれる拠点からさまざまな場所へと移動することになります。過去の2作はリベール国内を冒険するという感覚でしたが、今作では探索、という表現のほうがより当てはまりそうな感覚です。

拠点では回復や装備・道具の購入、スロット強化やクオーツ合成といった、基本的なことが一通りできます。

探索を進めると、行き止まりになっていて先に進めない局面があります。そんな時は道中で手に入る封印石を拠点の石碑にかざすことで、行き止まりだった道が進めるようになるとともに、石に封印されていたキャラクターたちが開放され行動を共にするようになります。

最初に仲間になるのは、相変わらず可愛らしいティータです。

このように、仲間を助け出しつつ先に進んでいくというのが基本の流れとなるのですが、ところどころに存在する扉に入ることでさまざまなエピソードを補完することができます。「月の扉」は長編エピソード、「星の扉」は短編エピソード、「太陽の扉」はミニゲームとそれぞれ分類されていて、扉毎に要求される条件は異なりますが、クリアすることでアイテムなどが手に入るので、見つけたらとりあえず確かめてみるのがいいと思います。

ティータのエピソードでは、父親のダンも登場。その内容はぜひゲーム内で。
このように、現状ではまだ入ることのできない扉もあります。この条件に合致するキャラクターといえば…？

そして、第一話の終盤ではさらにユリアが仲間になります。ユリアは攻守のバランスがとれており、号令などの全体に効果を及ぼすクラフトをもったキャラクターなので、序盤では非常に重宝しそうです。

また、法剣を扱うリースはその攻撃力もさることながら、かつキャラクターを蘇生させるクラフト「ホーリーブレス」を持つなど、こちらもこれまでにないタイプのキャラクターとなっています。そしてケビンは今作で新たに覚えたクラフト「デスパニッシャー」が50％でランダム状態異常を付与するため非常に有用で、より攻撃に転じやすくなった印象です。

というかたちで第1回お届けしましたが、いかがだったでしょうか。次回の第2話からはストーリーの流れに沿いつつ、改めて仲間になるキャラクターたちの戦い方についてもお伝えしていければと思います。今作については全8回を予定していますので、また今後ともよろしくお願いします！

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「英雄伝説 空の軌跡 Evolution」全3作のソフトと、各種限定版のグッズを網羅したキャラアニ.com専売セット商品。

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• 三昧セット特典：描き下ろしイラスト使用　女性キャラクター水着タペストリー（B2）

価格：19,999円（税込）
商品URL：http://www.chara-ani.com/details.aspx?prdid=C16500088

英雄伝説 空の軌跡 the 3rd Evolution

角川ゲームス

PSVitaパッケージ

• 発売日：2016年7月14日
• 価格：5,800円（税抜）

• 12歳以上対象

英雄伝説 空の軌跡 the 3rd Evolution 限定版

角川ゲームス

PSVitaパッケージ

• 発売日：2016年7月14日
• 価格：8,800円（税抜）

• 12歳以上対象