7月30日より佐賀県にて行われているスクウェア・エニックスの「サガ」シリーズとのコラボレーション企画「ロマンシング佐賀3」。ここでは「ロマンシング佐賀展」およびオープニングセレモニーの模様をお届けする。
「ロマンシング佐賀」は2014年3月に六本木で開催されると、2015年にはついにその場を佐賀県へと移し、JR唐津線とのコラボなどで話題を呼んだ。
「ロマンシング佐賀3」では佐賀市内にてシリーズ初の大規模な「サガ」シリーズの原画展が開催される他、コラボメニューやスタンプラリーが行われる他、「日本三大美肌の湯」として知られる嬉野市内でのコラボメニューやスタンプラリー、オリジナルグッズの販売などが行われる。さらに11月からは有田焼で有名な有田町にて、さらなるコラボイベントやオリジナルグッズの販売も実施される予定だ。
今回はメディア向けに佐賀市内と嬉野市内のツアーが開催。まずは「ロマンシング佐賀展」が行われる佐賀県立美術館の模様を、「サガ」シリーズ生みの親であるスクウェア・エニックスのプロデューサー・河津秋敏氏、そして「ロマンシング サ・ガ」以降、シリーズの原画を務めるイラストレーターの小林智美氏も登壇したオープニングセレモニーなどの様子とあわせてお届けしたい。
「ロマンシング佐賀展」のオープニングセレモニーには380名ものファンが詰めかけた!
7月30日、「ロマンシング佐賀展」が行われる佐賀県立美術館にて、佐賀県知事の山口祥義氏、「サガ」シリーズエクゼクティブプロデューサーの河津秋敏氏、イラストレーターの小林智美氏、そして「ロマンシング佐賀展」と同時に佐賀県立美術館にて開催される「キングダム展」の作者の原泰久氏と、ケンドーコバヤシさんの五名によるオープニングセレモニーが開催された。
オープニングセレモニーの会場に入れた380名(※公式発表)のファンに向かって、佐賀県知事の山口氏は「本当に佐賀県が止まらなくなってきました!」と喜びを露わにした。なおこの380名という数字は会場内の人数で、まだ多くのファンが中に入れずに会場の外に残っていた。佐賀県からだけではなく他県からも、多くのファンがこの日を楽しみにやってきたのだろう。
続けて山口氏は「今日はロマサガとキングダムの佐賀展にようこそいらっしゃいました。今日こういう企画が出来るということで、とても嬉しく思いますし、佐賀県が持つ多様な魅力と、多くのクリエイターやアーティストの方が佐賀を楽しめるという環境にしていきたいですし、大勢のファンの皆さんに佐賀を訪れてもらえることも本当に嬉しいです」とその感動を述べた。
また「ロマ佐賀はそもそもサガに引っ掛けたダジャレからだったのですが、本当に佐賀を大事にしてもらって、今回で3回目のコラボレーションとなりました。段々佐賀の定番行事として、違和感なく自然とお付き合いさせていただけるようになりました。どんどんコンテンツとして熟してきている感じがします。小林さんの原画がここまで一挙に飾られる展示会というのは他にありません。小林さんの絵は繊細な雰囲気がして、とても素晴らしい世界です」と熱弁。
最後に「色んな人たちに佐賀に来てもらいたいですし、そして佐賀の人たちに佐賀は素晴らしいものがあるんだなと実感してもらうためにも、この企画展を成功させて、佐賀を愛する仲間たちがこの美術館に集ってくれることを期待したいです」とその挨拶を締めくくった。
続けて登壇した小林さんは、「今日は朝早くから並んでいただき、ありがとうございました」と、まずは暑い中ずっと会場に並んでいたファンを労った。なお、小林さんは商業誌でデビューして今年で32年目だが、サガシリーズに出会ったのは26~7年程前で、商業誌でデビューしてからの大半をサガシリーズと過ごしてきたことになる。「ずっと「サガ」を描かせていただいているのですが、とにかくキャラクターの数が多い作品なのでなかなか大変で、色々思い出深いことがたくさんあります」と、この原画展に飾られている作品への想いを馳せる場面もあった。
そして「三年程前に『エンペラーズ サガ』の市川プロデューサー(スクウェア・エニックスの市川雅統氏)から「佐賀県さんとご縁が結べたんですよ!」というお話を伺いまして、二年前に有田に行かせて頂いて、ぶっつけで初めて有田焼の絵付けをさせて頂きました。二年前に六本木で一回目の『ロマンシング佐賀展』が開催され、たくさんの方に足を運んでいただきまして、とても嬉しく思いました。去年はJR唐津線でのラッピング電車をして頂きましたが、よもや自分の絵が電車にプリントされるとは思いもよらなかったです」と、佐賀県とのコラボがあったからこその様々な体験に謝辞を述べた。
なお、小林さんは”世界に一枚しかない絵”を意識してずっとアナログで絵を描いており、ベースが水彩、ガッシュとコピック、アクリル、日本画の顔料、ポスターカラーなどを駆使して繊細なタッチを感じてもらえる絵を描くことを意識しているという。
最近一番新しく「サガ」シリーズで描いた絵は、「サガ スカーレット グレイス」に出てくるファイアブリンガーというキャラクターで、そのファイアブリンガーの絵には「光焔万丈」というタイトルがつけられた。
その理由を「雄大で勢いがあって長く後世に伝わるという意味で、佐賀県さんとのご縁、ユーザーの皆さん、今回こうして同時に開催させていただくキングダムの原先生やそのファンの方々、集英社様、そして佐賀県民の皆様とのご縁が光炎万丈でありますようにと願ってつけました」と語り、小林さんはファンと関係者各位に深々と頭を下げて檀上を降りた。
歴代イベントの中でも最大数となる原画展の一部を紹介!
この「ロマンシング佐賀展」は、過去に行われた「サガ」シリーズの関連イベントのなかでも、絵の展示数は歴代最高数となる。
原画はもちろんのこと、過去の「ロマンシング佐賀展」でも展示された有田焼なども置かれていて、じっくりと見ようとすれば1時間以上軽く経ってしまうほどの量がある。
ほんの一部となるが、実際に展示されている絵や会場の様子などをフォトレポートでお届けしよう。
展示の最後には、小林さん描き下ろしの色紙の他、歴代「サガ」シリーズに関わってきたスクウェア・エニックスの直良有佑氏、板鼻利幸氏、小林元氏、イラストレーターの藤岡勝利さんの描き下ろし色紙も飾られている。
会場にはファンが好きに書き込める巨大なメッセージボードも設置されている。河津氏や、スクウェア・エニックスの「エンペラーズ サガ」プロデューサーの市川氏が書き込んでいる姿も見られたので、実際に行ったファンは氏らのメッセージも探してみよう。なお、小林氏が描き込んでいる直筆のイラストもあった。
小林氏は「天井の高い空間で展示させていただいて、ロマサガの世界をすごく幅広い感じで体感していただけるのではないかと思います」と述べていたが、まさに一枚一枚が光る展示だった。
また、歴代最高数の展示というだけあって、見応えも素晴らしい。アナログで描き続ける小林氏の絵だからこそ、見入り始めれば一枚の絵の前だけで五分十分と経過してしまう。そのため、時間にはかなりの余裕を持って見に行ってほしい。パッケージやグッズなど商品化されているイラストとはまるで違う魅力に気付けることだろう。
佐賀県立美術館では一部の物販も!
「ロマンシング佐賀展」が開催されている佐賀県立美術館では、一部のコラボ商品の販売も行われている(ただしここでは買えないグッズもあるので注意してほしい)。
佐賀県立美術館で買える物販は以下のものになるので、確認してから訪れてほしい。また、開催初日にして一部の商品に売り切れが出るなど、人気商品は入手が困難なものもある。なお、佐賀県立美術館では売り切れの商品でも、他にコラボ商品の販売を行っている市内の各店舗や嬉野市で買える可能性もあるので、「ロマンシング佐賀3」公式Twitterの情報などもチェックしておこう。
「ロマンシング佐賀3」公式Twitter
https://twitter.com/SAGA3official
ひのきコースターは、「ロマンシング佐賀3」開幕初日に佐賀県立美術館販売分は売り切れアナウンスが出るほどの大人気商品となっている。ギュスターヴ、アセルス、ジェラール、ユリアン、アルベルトの全5種類。市内のコラボショップ「03coffe」でコラボメニューを頼むとこのひのきコースターで出されるが、こちらは持ち帰れないので注意してほしい。嬉野市内のコラボショップ「224shop+saryo」でも購入可能だ。
「佐賀風呂」湯上りサイダー。昭和を思い出す、なつかしさ溢れる味。瓶飲料なのもあって思っているよりも重量がある。複数個買う場合は注意しよう。
嬉野茶を使ったさまざまな商品、全4種。緑茶ふりかけなるものもある。
「佐賀風呂」浴衣。こちらはコラボの宿泊施設で用意されているものと同じ。
「佐賀風呂」手ぬぐい。こちらはコラボの宿泊施設に宿泊するともらえるものと同じなので、コラボの宿泊施設に泊まるファンは注意してほしい。
肥前名尾和紙を使用した「サガ スカーレット グレイス」のファイアブリンガーの扇子。
レオニード、ミカエル、モニカ、それぞれのキャラクターをイメージした紅茶のティーバッグ。こちらは佐賀市内の紅茶ショップ「紅葉」でも販売されている。
佐賀丸 焼きのり。パッケージだけで衝撃的な一品。
芋焼酎「アビスへの誘い」。こちらも相当重量がある商品なので気を付けて買いたい。この商品は嬉野市内にある酒店「山口屋」でも購入出来る。
佐賀県にある竹下製菓のアイス「ブラックモンブラン」がサガとタッグ。「ゆきだるまのブラックモンブラン」として販売される。九州地方出身の人ならば知らない人はいないと言われているほど有名なアイスだが、全国区ではあまり知られていない。バニラアイスの周りをチョコクランチでコーティングしたもので、味は無論のこと食感が最高だ。
時期が夏なのもあって外でのんびり食べるのにはちょうどいい。こちらは美術館の入り口での販売、また嬉野市内のコラボショップの「224shop+saryo」にて購入可能だ。
主な新作コラボ商品は、以上となる。その他、これまでに出た商品で佐賀県立美術館で購入可能なものをざっと写真のみで紹介しよう。
なお、コラボショップやスタンプラリーの詳細、そして河津氏、市川氏、小林氏へのインタビューなどの模様も、追ってお届けする。
イベント概要
ロマンシング佐賀 原画展
開催期間
2016年7月30日(土)~9月4日(日)
※毎週月曜日は休館
※初日のみ10時30分から一般入場開始(開館は9時30分)
観覧料
無料
会場
佐賀県立美術館 美術館1階 4号展示室
〒840-0041 佐賀市城内1-15-23
主催
佐賀県観光課
協力
株式会社スクウェア・エニックス
お問合せ先
佐賀県観光課
TEL 0952-25-7098
(C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
ILLUSTRATION/TOMOMI KOBAYASHI
※画面は開発中のものです。
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